- Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784939103292
感想・レビュー・書評
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バフェットの本を読んで、その中でベンジャミン・グレアムにふれてあるので読みました。
正直読み終えるのにだいぶ苦労しましたが、株式投資をはじめるのに読んでおくべき内容だと思いました。さすがにすべて頭にははいりきらなかったのですが、なにかのおりに必ず立ち戻ってくる本ではないのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
投資を勉強しようとして始めて読んだ本です。
”ミスターマーケット”と”安全域”の部分はこれから投資を始めるうえで、「大原則」として常に頭に置いておかなければならない重要な考え方です。
本書は専門用語も出てきますし、基本的な考え方も説明なしで進められていきますので、完全な初心者が読むには苦労すると思いますが、必ず読んでおかなければならない本だと思います。おススメです!是非、読んでみてください! -
「賢明なる投資家」
投資の基本的姿勢を示している本。
投資家とは,適切な証券を適切な価格で取得し,保有する者。
投機家とは,株価等の相場の値動きを予測して利益を得ようとする者。
投資の成果とは,その投資に関してどれだけの努力と知力を注ぎ込むかにかかっている。
今後の成長性よりも,価格が適正であるかが重要である。
投資家の最大の障害は心理である。投機的な判断に躍らせられないことが大事。
(株と債券の比率は50:50)
分散投資とドルコスト平均法はリスクヘッジとして必要。
著者の出身地であるアメリカの市場についての記述が多いため,
これらの概要について知識があればより分かりやすいだろう。 -
価格と価値とのギャップに注目する投資家たちにとって、本書はバイブルと言っていいでしょう。
グレアムは、とにかく定量的な分析を徹底します。
「安全域の原則」「ネット・ネット株」など、役に立つ概念がいろいろと説明されています。 -
ウォーレン・バフェットの愛読書である「賢明なる投資家」。投資の初心者として気になっていた。
ネットで見たレビューがおおむね高評価だったこともあり、購入。
まず、ウォーレン・バフェットがこの本を手にしたのは、10代の頃だという。ん…?ちょっと昔過ぎるような…。
そんな猜疑的なファーストインプレッションが覆ることはなく、いざ、読み始めると、苦痛に次ぐ苦痛だった。
(続きは書評ブログでどうぞ)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E9%85%B7%E8%A9%95_%E8%B3%A2%E6%98%8E%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6_%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9F%E3%83%B3_%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0 -
投資で成功するためには、知能指数がずば抜けて高い必要もなければ、人並み外れた洞察力を持つことも、内部情報に通じている必要もない。必要なのは、意思決定のための適切かつ知的なフレームワークと、それを働かせないような力から感情を一定に保つことが出来る能力である。
急成長してたり、何らかの理由で魅力がある企業の株式を過大評価する習性が市場にあるとすると、論理的には、停滞しているために注目を浴びることのない企業の株式は、少なくとも実際よりも過小評価されると考えられる。
タイミング手法とプライシング手法。タイミング手法とは、市場の動きを予想して、上がりそうなときに買い、下がりそうなときに売る。プライシング手法は、本来の価値以下の値がついているときに買い、実質価値以上に値が上がったら売る。 -
バリュー投資の祖、ベンジャミン・グレアムの著。1949初版。投資と投機の違いなどを明確に定義し、素人の投資家がいかにして投資の世界で振舞うべきか、プロの投資家がどのように投資をすべきかを事例を踏まえながら説明している。時代が時代だけに、例となる事象がかなり古いが、それでも2008年現在と通ずるところがあり、大いに参考になる。過去の動きを知ることも投資家には必要である。一般的なサラリーマンは、無理に高利回りの商品に手を出すよりも堅実に優良株や債券を購入するほうがよさそうだ。証券分析の章ではPERやROAを重視するなど、基本的手法の重要性も説いており、今後の投資に役立てられる内容である。良著。
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投資におけるバリューとは何か、基礎的論考
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Amazon Audibleにて拝聴。
投資の神様ウォーレン・バフェットが師と仰いでいたことで有名なベンジャミン・グレアムの名著。
大昔に発売された本ではあるが、現在もなお色褪せないバリュー投資に関する基本原則が紹介されている。
率直な感想としては、本の内容自体は大変勉強になるものの、事例として挙げられる企業がとにかく古い。しかも当然のことながら米国企業のみであるため、知らない企業だらけである。
加えて、数字や固有名詞が多く登場するため、Audibleで流し聞きして理解できる内容ではない。