論語物語

著者 :
  • まどか出版
4.21
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本棚登録 : 80
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784944235421

作品紹介・あらすじ

-『論語』は「天の書」であるとともに「地の書」である。孔子は一生こつこつと地上を歩きながら、天の言葉を語るようになった人である。天の言葉は語ったが、彼には神秘もなければ、奇蹟もなかった。いわば、地の声をもって天の言葉を語った人なのである。…こうした『論語』のなかの言葉を、読過の際の感激にまかせて、それぞれに小さな物語に仕立ててみたいというのが本書の意図である。
 と、『論語』とともに生きた著者・下村湖人は本書の序文で語る。本書はその意図が活き、『論語』の真髄を小説として、物語として、イメージゆたかに読み取ることができる。

感想・レビュー・書評

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  • 人生の教科書。わかりやすく書いてくれてる内容なのだろうけど、現代の本ばかり読んでいる私には難しいところがありました。

    もっと論語の世界を知りたくなりました。

  • 面白いです。論語を読むならどうぞ。

  • 論語の心を、面白いストーリーにして、読ませてくれる。論語の入門書として、また、人生案内の書として、誰にでも安心してお勧めできる本だと思った。私は、個人的に、こならず、こならんや、こならんや、のストーリーが好きだ。孔子のような聖人といわれる人が、小さなこを眺めて嘆いている姿を想像すると、おかしくなってしまう。

  • 論語エピソード。
    何度が読んで自分の言葉にしたい。

  • 孔子と弟子たちのやりとりが生き生きと描かれ面白い。
    Febeでオーディオブック版を購入。

  • 仁(他人への寛容)
    義⇔利


  • FeBeのオーディオブックで聞きました。「論語」は倫理で勉強した程度の知識しかなかったですが、このように人間味があるとは意外でした。
    孔子の考えの深さの印象深さもさることながら、弟子や諸侯の小人(俗人)っぷりに人間味を感じました。

    孔子のそばで様々なことを聞いていても妬みや打算が出てしまったり、支配階級であっても孔子に対して恐れを感じて遠ざける、でも打算から近くに寄りたい、など。
    孔子の考えは共感しきれなくても、周囲の小人っぷりには非常に共感できる。あー、こういう気持ちはよく分かる。私もこう感じるだろう!って。
    その小人に共感した後に、孔子の言葉を聞くと頭が下がります。弟子だったら頭下がりっぱなしでクビが曲がっちゃったことでしょう。

    また、言葉よりも実践を要求するのも印象的でした。
    ビジネス書、啓発書を清涼飲料水のような感じで読んでいる私なんて、すぐクビです。

    朗読版は声もしぶく非常に楽しめました。(※)些細な点で気になったのは、求道=きゅうどう、と読んでいたこと。キリスト教だと「きゅうどう」、仏教だと「ぐどう」、儒教だとどっちだ!?時代によって読みが違っているそうだけど「ぐどう」がしっくりくるかな。

    書籍版も購入して文字でも味わいたいです。

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著者プロフィール

作家、教育者、教育哲学者。      
1884年、佐賀県に生まれる。17歳ころから「内田夕闇」の筆名で文芸誌に投稿し、年少詩人として全国的に知られようになる。1909年、東京帝国大学文学科を卒業し、1911年、母校の佐賀中学校で教鞭をとる。唐津中学校長などを歴任したのち、日本統治下の台湾へと渡った。台中第一中学校校長、台北高等学校校長となり、1931年に教職を辞任。1933年、大日本青年団講習所長に就任し、在任中に小説『次郎物語』の執筆を開始する。1937年に講習所所長を辞任し、文筆活動と全国での講演活動に専念、昭和前期の青少年社会教育に大きな影響を与えた。1938年、『論語物語』を出版。1955年、逝去。主な著書に『現代訳論語』『この人を見よ』 などがある。

「2008年 『論語物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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