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- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784944237913
作品紹介・あらすじ
戦前の東京は眠らない街だった!昭和11年、浅草には700軒以上の屋台があった?!「神経衰弱のとろろ芋の如くあらわれる」西条八十、スズランのように頭にフケの花咲かせる若き日のハチロー、「かますの干物が風邪をひいたような」作家、「一昨年の"かりんとう"みたいな」詩人-あの頃の東京には、実に個性的な顔の人間たちがいた。ハチローの股ぐらにもぐりこんで吉原通いのエノケン、浅草レヴューで修行!?する藤原義江、鍋をハチローにくれてやった田端の室生犀星、与謝野晶子が御茶ノ水の女学校運動場で笑う-ハチローとりまく華やかなりし人間模様。