専門家の知恵: 反省的実践家は行為しながら考える

  • ゆみる出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784946509261

作品紹介・あらすじ

揺らぐ専門家像、問われる専門家の知。技術的合理性にもとづく技術的熟達者から行為の中の省察にもとづく反省的実践家へ。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルがあまりにも大衆ウケなので、またハウツー本や自己啓発本と間違われる。内容はしっかりした本であり、為すことによって学ぶということがデューイが提唱したということをこの本で初めて書かれていたような気がする。卒論に使うには難しいかもしれない。

  • ※自分なりの解釈です※
    社会を作ってきたはずの大学・研究機関がその役割を果たせなくなってきているのは、現代がより複雑化したからである。権威が未だに真理を追求するところにあり、現場の実践を低く評価しているところにあるからである。
    これからは、現場の実践の研究が大切である。しかし、そこには、不確かなことが多すぎるため、今までの研究目的、研究方法から抜け出さなければならない。
    今まさに実践しているときの思考を分析する。
    その思考が何に根ざしているのか、枠組みを知る。
    様々な方法から、今の状況に最適な方法を見つけ出す。

  • わたしはいわゆる専門家とクライアントの関係において、クライアント側であるときに、反省的な契約を求めていた。がしかし、いまだに世の多くは伝統的な契約を求めているかのように思える。つまり、一方的に享受せよというもの。その傾向を強く感じるのは、わたしが今まで関わってきた内外のデザイナー達である。もはやそれはアイデンティティかのかもしれないが、まさにこの本にあるような負のスパイラルと窮屈さを感じる。

    読み切ったものの難解なところが多いのと、そもそもこのほんは、ぜんたいの一部なので、理解できた頃に、全て読もう。

  • 1606円購入2011-11-18

  • アクションリサーチによる、IRという実践と研究を兼ねる職業における業務の課程や成果を対象にしたリサーチを検討する上で、本書で省察的実践家について詳細に学びたく本書をとった。

  • 361

  • 副題「行為しながら考える」に惹かれる。今期のHandbook of Expertiseの準備の課題図書。

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