鬼ともののけの文化史―絵で見て不思議! (遊子館歴史選書)

著者 :
  • 遊子館
3.50
  • (0)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784946525766

作品紹介・あらすじ

鬼と魑魅魍魎が織りなす異形の世界。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 奈良~平安時代、平安~鎌倉時代、江戸時代と、時代を追って「鬼」は人々にとってどういう存在だったのかが説明されていて、面白い。
    奈良・平安時代には、政権に敵対する勢力を「鬼」として征服したり暗殺したりと、権力者によって利用されることもあったというのが興味深かった。藤原氏は陰陽道を政治的に利用して、不都合な事件を「百鬼夜行」を利用して演出したりしたそうだ。
    また逆に、江戸時代になると幕府の絶対的な権力の確立により、反権力の象徴としての鬼の要素がなくなって、寺院の統制化もあって鬼の存在力は減衰したとのこと。
    政治によって鬼のイメージが変わっていったというのが面白かった。

  • 面白かったです。ただ、古典を引用しているのが多くて、苦手なひとはしり込みするかも。

  • 数多くの絵が、鬼や妖怪についての理解を助けてくれる。
    妖怪の記された古典も文中に紹介されているが、それの訳はあったりなかったり。
    少し古典を勉強しようか・・・という気にさせてくれる!?

全3件中 1 - 3件を表示

笹間良彦の作品

ツイートする