パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

著者 :
  • 米田出版
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本棚登録 : 799
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784946553073

作品紹介・あらすじ

本書の副題にもあるように、パフォーマンス・マネジメントは問題解決のための実践的な考え方です。読者の皆さんにも、ご自分の問題解決にぜひパフォーマンス・マネジメントを使ってみるようお奨めします。

感想・レビュー・書評

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  • 物語調になっているため、
    体験を落とし込みにくい行動分析学をわかりやすく落とし込んでいる
    読んでいて楽しい一冊
    面白く読めました
    行動分析学の実践という意味ではこれ以上ない一冊だと思う

  • ▼仕事や人間関係がうまくいかないときには
     他人や自分をせめるのではなく、
     「問題を解決する方法」を考えよう。
     
     人のせいにしたり、問題解決のアクションをとらないことを
     「個人攻撃のワナ」という。
    ▼なにか起きたときに、現状をABC分析することからはじめよう。
      「A:〜のとき」「B:〜したら」「C:〜になった」
      〜のとき :選考条件
      〜したら :行動
      〜になった:結果
    ▼能率を上げる方法:
     ・処理するモノの目標を決めて、達成したら上司が褒める。それだけ。
      ・目標を朝決める
      ・次の日にその目標の達成具合を確認する。
      ・「好子」を設定する → ランチをおごるなど
      ・古紙の回収:
        ・地球を守ろう!などのかけ声では反応しない
        ・抽選で賞品をもらえるようにしたら回収率がアップ
    ▼人に何かを教えるときに、普通は「弱化」をつかいがち。
      
      弱化の例:
       ・そうじゃない!
       ・違うよ〜!
       ・そっきったこと、聞いてなかったの?
       
     でも、「強化」をつかうと何かを教えるのはずっとラクになる。
     
       ・そうです!その調子です
       ・よくできました!
       ・具体的な説明での指導は、
    ▼プリシジョン・ティーチング:
     ・複雑な知識や技能は、単純なモノのの組み合わせである
     ・複雑な技術や技能をマスターするには、
      単純な技術や技能が「流暢にできるまで」繰り返し練習すればOK。
     ・物事は「素早く活用できる」ことで初めて役にたつ。
    ▼行動分析学=学習心理学
     ・習得するには、実際に行われ、繰り返して強化することが必要。
     ・つまり、熟達するには「体育会系な練習」が大切。
    ▼行動レパートリーを身につける
     ・ルールを言葉で説明する
     ・次に先生が実演する
     ・今度は子どもにやらせる
     ・ルールだけではなく、実際に「行動」させ「強化」するところがミソ。
     ・強化=シール、ご褒美
     ・望ましい行動を「強化し続ける」
     ・弱化によるマネジメントだけでは、望ましい行動は増えない。(反発の原理)
    ▼褒めるとき:
     ・「何を(どの行動に対して)」褒めているのか、がハッキリ相手に伝わるようにする。
     ・望ましい行動があれば、それを指摘してあげる。
     ・苦手としていたことに取り組んだら、それも褒める。
     
    ▼パフォーマンスフィードバック
     ・どれだけ目標達成が出来ているか、一目でわかるようにする表
    ▼セルフ・マネジメント
     ・目標を具体的に、できれば数字を使って。
     ・望ましくない行動を「減らす」場合は、一緒に「増やしたい」行動にも目標を設定する
     ・つまり「弱化」ではなく、楽しさを生み出す「強化」を増やす
     ・自分で決めたルールを「破る」ことが、どれほど嫌子化しているかによる。

  • 教科書に使われていると言うだけあって、論理的にまとまっているが、現実には活かしづらく感じた。

  • 産業図書から出ている行動分析学入門の姉妹書

    はじめに読み出した同書が入門書としては難しすぎたため同名の新書の方をまず読みました

    その上でこの本を読んだので比較的簡単に読めました。著者の他の著書にも目を通しましたが試してみようかなとは思える内容でした。

    読み手によってかなり評価の別れそうな文体ではあるとは感じましたが私の場合は読む順番がよかったのか本書に関しては楽しい読み物として読むことができました

  • 行動分析の実例が沢山出ています。
    すぐに使えるものも多くあります。
    行動分析の基本をから、実際の使い方、教育方法まで丁寧に書かれています。
    参考になります。

  • 人の行動を促す好子、嫌子を正しく理解することが重要である。
    管理職にある方は必ず読むべき1冊。

  • 行動分析学の世界を対話形式で話が進行し、理解しやすい内容となっている。あるある、と思えるビジネスシーンや普段の情景がテーマとして扱われているため、課題設定も入りやすい。入門書としてはとても良い内容だと思うが、より詳細を理解したり、実際に導入を考えている人にとってはもう一段、二弾深めた内容が欲しいところ。それは、別の著書があるのでそちらを参考にした方がよさそう。

  • 日々、どんどん変更されていくルールに、どうやって対応していくか、いかにミスがなくなるように「仕組み」を作ることができないか、迷っていたことに、ある意味自分の中で決着がついた本。図書館で借りたので、購入を検討。

  • 簡潔な内容で要点が記載されているが、謎の物語が冗長

  • 昨日一日で読み終わった。行動分析学の勉強の入門にと学校の図書館で借りた。行動分析学は認知行動療法とかでも応用されていて、僕は認知行動療法の認知療法の面しかこれまであんまり勉強して来なかったので、今回の本を読んで、これまで時々出てきていた「行動面に対するアプローチ」にとても「なるほど!!」と納得をしながら読むことができた。
    全くの行動分析学を知らない人にでも全然読めるし、中は全てストーリー形式になっていて、主人公と一緒に問題を解決しようといろいろ考えながら行動分析学を勉強することができる。

    ABC分析など、言葉は知ってはいたが、こういうように実際用いるなどということははじめてしっかりと理解した。



    ただ、自分はこの本で、すべての行動をこのABC分析してみることはできず、例えば今は、「ケンカの時に怒鳴るという行動は、あんまり好子(行動の後にやってみて、利益となったり嬉しいと思えるような結果が来る)ということはないように思えるけど、なんでいつも怒鳴り続けるのだろう。」と疑問がいっぱいです。

    個々からは自分で、「行動分析学入門」でも読んでみようかなあと考え中(^^)


    ただ、個人的に自分の何か行動を続けさせることとかに関しては、「こんどこそ続ける技術」という本の石田淳さんの考え方のほうが実行するのに手っ取り早いし、自分には合っているかなと思いました。
    石田さんの方法は、やりたい行動をやりやすくして、やりたくない行動をやりづらくすればいいと言うもの。思いつきで例を挙げれば、ダイエットしたいなら、ウォーキングマシンを部屋の真ん中に持ってきて(いつでも運動しやすくして)、うちにあるお菓子を全て捨ててしまう(食べたくなっても、お菓子を食べるには買いに行かないといけない)

    まぁ、ABC分析とかとはちょっと違う方向なんだろうけど、(汗)

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