- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784946569555
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(あらすじ)
スマートで流麗,そしてゲイの加納佑輔。
彼は―『男』に飢えていた。
それは仕事が忙しかったり、
たまたま今フリーだという事情が重なったせいだが、
とにかく、飢えていた佑輔は『あやまち』を犯した。
自らに禁じていた恋愛対象
(身内・堅気・ノンケ)である人間・芳賀寿の、
体臭とキスとに誘惑され、堕落し、求めて...
肌を重ねてしまったのだ。
後悔しきりの佑輔だったが、
その後もマイペースに迫ってくる寿のことが気になり始めて...? -
仕事のできるビジネスマン、加納裕輔は、自分が男に流されやすいのを自覚している。よって、彼は遊ぶ相手を選ぶ。堅気(私生活が仕事の評価に繋がるような職業)、身内(仕事関係)、素人(ノンケ)には手を出さない。しかし、欲求不満で(笑)取引先の社長の息子、寿に手を出してしまう。「一目惚れ」と付きまとってくる彼を拒みながらも、狩野は次第に、寿に惹かれていって・・・。
仕事が終わるまではお互い踏み込まない、というだけでのことで、すれ違いも何もないんですが、どうしたわけか結構引き込まれてしまいます。加納さんが、私好みのクールビューティーのせいもあるかなあ・・・。だって、行為の時以外全部敬語で話すんですよ、この人。コトが終わったあとに、「大丈夫?」って聞かれて、「はい・・・」って答えるんですよ? 「シャワー浴びよう」って言われて、「そうですね」って答えるんですよ? 相手かなり年下なのに。ああもう、ツボーvv
暁さんの話の中では好きなほうかな。結構淡々としてるのはいつものことで。もうちょっと感情の揺れとかあってもいいかなあ、とは思いました。