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- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784946569579
感想・レビュー・書評
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M体質の人間が「痛み」をどう許容するのか、と言う心理みたいなものが凄く興味深く書かかれ方をしている。支配されたいと言うマゾヒズムの欲望が、Sだったら誰でもいいではなく、隷属され得るに足る相性というものの微妙なさじ加減があり、どうやってそう言う相手を見極めるか、そっちへ導入して行くか、主導権はM側にあると書かれている…。恋愛関係は相手に好意を抱く、と言う部分は感覚的なものであると思うが、その後に対峙する相手と言うのは「解き明かす謎」かもしれない、と思っているので、そう言う描き方をしてあって、まるで謎解きを読んでいるよう…
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(あらすじ)
職場では、協調性がなく傲岸不遜な態度の沢崎譲。
だが、そんな彼がセックスでは従順だと知った能代聡は
、そのギャップに強烈な魅力を感じ、
彼と恋人として付き合い始めることに。
ところが、付き合いが深まるほどに、
何か違和感のようなものを感じた聡がそれを質すと、
譲は、それまで隠していた性癖を明かした。
「私は、マゾヒストなんです」―
あまりにも衝撃的なそれに、聡は戸惑い、苦悩する。
そして、抵抗を感じながらも、
主従関係に愛を感じるという譲のため、
『SMセックス』に踏み切ったが...。
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