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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784947553621
作品紹介・あらすじ
「体罰はいけない!」「いや、体罰も必要だ!」
「体罰」は、いまだ終わりが見えない論争の中にある。ふり返れば、私たち誰しもの身近にある体罰。この体罰の日常に、これまで私たちはいかにかかわってきたのか。そして、これからいかにかかわってゆけばよいのか。
本書は、体罰を「近代公教育の陥穽」として捉え、そこから再び体罰を「読み直す」道を探る一冊である。ここには体罰をめぐる教育と法(教育行政学・法学・教育哲学)の地平からの多角的な考察とともに、体罰をめぐる新たな地平を切り拓くためのひたむきな対話が収められている。「体罰はいけない!」を超えて、私たちは、近代公教育の陥穽である体罰からいかに抜け出すことができるのか。本書の考察と対話は、その道を指し示す一つの道標となるものである。
本書は、現職の教員の方々をはじめ、これから教員を目指す学生、スポーツ指導者、そして保護者の方々にも推薦する一冊である。