沈没日記

著者 :
  • 旅行人
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本棚登録 : 57
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784947702012

感想・レビュー・書評

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  • バックパッカー時代を思い出してなつかしかった。

  • 「沈没」とは世界各地を駆け回る旅行者たちが、一ヶ所で長く滞在して動かなくなってしまうことだ…。世界中を旅してまわっている著者の旅行エッセイ集。『旅行人』等に掲載したものをまとめた。(アマゾン紹介文)

    いつものひょうひょうとした文章とゆるいイラストが嬉しい安定した面白さ。
    でもこの本は珍しく、所どころ棘があったかな? 同意できるだけに、微妙な心境。
    世界が主な分野だけれど、いつか国内の紀行文も読んでみたい著者の一人だ。

  • 最近
    似たようなやついっぱいあるけど
    蔵前さんの旅行記は
    ナチュラルで
    仰々しくなくて
    押し付けがましくない
    シンプルな感じが大好きです
    普通が一番かっこいい
    落書きみたいなイラストもおもろい!

  • 蔵前さんの7冊目の著書で、「旅行人」が発行・発売までを手掛けた第1冊目の本。第4章「旅をめぐって」(の特に後半部分)は共感できる内容が多く、何度もうなずいてしまいます。そして「愛と光のコメットさん」の話は何度読んでも面白い…。

    携帯電話もインターネットもない80年代、90年代の旅の苦労が語られていて、情報革命は旅行のスタイルも変えたのだなあ、と改めて考える次第です。

  • 10年ほど前の本ですが,そんなに苦なく読めます。まだまだカンボジアも内戦で,ラオスなんかにもなかなかいけなかった頃のお話。
    最近はネットのおかげで海外旅行の情報もほとんど手に入るので,この頃の苦労を知ることができるのは貴重。

  • 僕が深夜特急の次に読んだ旅本でした。
    旅における沈没とは何か? 
    安宿の問題から道の迷い方までを書いたエッセイです。
    読んでいるうちに実際に海外をバックパッカーとして旅行している気分にさせられます。

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著者プロフィール

蔵前仁一
1956年(昭和31)鹿児島県生まれ。旅行作家・グラフィックデザイナー。
慶應義塾大学卒業後、80年代初頭からアジア・アフリカを中心に世界各地を旅する。
個人旅行者のための雑誌、『旅行人』編集長を務め、多くの旅行作家を輩出、
バックパッカーの教祖と呼ばれた。
『ゴーゴー・アジア』や『ゴーゴー・アフリカ』(ともに凱旋社」)をはじめ、
『旅で眠りたい』(新潮社)、『あの日、僕は旅に出た』(幻冬舎文庫)、
『よく晴れた日イランへ』(旅行人)など著書多数。

「2018年 『テキトーだって旅に出られる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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