• Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784948717053

感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>
    3.11の震災を契機に「早稲田文学」にゆかりのある15名の小説家が寄せた16の短編作品、対談などが収録されています。私たちが直面した現実と想像力というフィクションの距離はどう作用してゆくのか?

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    所在記号:913.68||シン
    資料番号:10225399
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  • 直接の被災者でもないのに、震災鬱になってしまった私には、ただのフィクションではなかった。
    やはりどのページを開いても「震災と…」がついて回った。

    それで、一通り読み終えて鬱病っぽくなってしまったのである。
    なので、実際の感想文を描くのが今になった。

    かつての文豪たちが記録した関東大震災の様子、こういう時だからこそ物語が必要とされるという意見、震災についての率直な心情。
    直接に震災について語ったのではない作品であっても、そこに見え隠れする震災についての眼差。
    「ーそんな言葉が我々をどうにかできると思うのかね、君はー。」という、この本の命題への挑戦ともとれる台詞。

    最近になってやっと落着いてそれらを認められる余裕が出来たのかもしれない。それでもとても揺れ動かされた。

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著者プロフィール

1966年生まれ。98年『13』で作家デビュー。『アラビアの夜の種族』で推協賞、日本SF大賞、『LOVE』で三島賞、『女たち三百人の裏切りの書』で野間文芸新人賞、読売文学賞。最新作は『ミライミライ』。

「2018年 『作家と楽しむ古典 平家物語/能・狂言/説経節/義経千本桜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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