安全保障概論

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  • ブックビジネスアソシエイツ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990060510

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  • 安全保障の原型は一国防衛である。主権の侵害を防ぐこと。
    先端技術は真の抑止につながる。
    主権とは国家の自主的権利であり、国家とは領土と国民と政府との総和である。主権は正当性を持たなければならない。

    地政学は19世紀後半に楽音として生まれた。その後、ナチスドイツの世界制覇の理論と誤認されて、戦後はすっかり廃れたが、やがてその重要性が再認識されるようになった。地政学復権の原因として、まずは選挙と地方の関係分析からすすめられ、次いでグローバルな敵対関係を扱うのにバランスオブパワーを考えることの重要性に気付いた。

    全体戦争と限定戦争の本質的な違いは敗北を受容できるか否かにある。
    全面戦争は国家の存続がかかっているから敗北を認めることは容易にはできないが、限定先生の場合は使用する手段も限られているからよい。ベトナム戦争は限定戦争。

    抑止戦略は脆弱性、すなわち破滅的破壊を受けやすい状態からの離脱を意味する。

    アメリカの戦略構想はどちらかというと学者の政策立案者による人工構築物である。

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