まほちゃん

著者 :
  • オシリス
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本棚登録 : 73
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990123925

感想・レビュー・書評

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  • 昭和の暮らしの中で育ち、成長していく子どもの写真集。
    モノクロの言葉の無い写真集で、巻末に親子三人、それぞれの言葉。
    昭和だけどフローリングの洋館の部屋。
    そこで、すくすく成長するまほちゃんの姿を捉えた写真集です。
    這い這いしてる姿がよちよち歩きに、そして外へ。
    くりんとした瞳は成長と共に表情豊かな光を湛える。
    なんとも可愛いね。元気いっぱい。時にはおしゃまさん。
    共に写る大きいお友達、おかあさん、おとうさん、親戚の人たち。
    みんなに愛されて、すくすく育つ・・・あぁ子どもなんだもの。
    眺めているだけで心がほわぁとしてくる、温かい写真集です。

  • 生活!!気取りがなくて愛があって、そのなかで育っていく子供。その子のあとがきがまた素晴らしく、ひらくたびにうるっときてしまいます。

  • お金がなくても幸せそうな昭和の暮らしが伝わってくる一冊。
    目がくりくりっとしたまほちゃん。
    こんな子が家にいたらしょっちゅうカメラを向けてしまうだろうなぁ。と思わせる。

  • 赤ちゃんの表情をみると、撮影者との関係が直ぐにわかってしまうのだけれど、、、猛烈に「まほちゃんLOVE」がびしびし伝わってくる。まほちゃんも可愛いけど、撮影している人の眼差しに心を寄せると、ぽかぽかと暖かくなる写真集です。

  • 家の散らかり方がハンパない!自由すぎる!
    なのにインテリな香りがするのは、やはり家系のせいか。

  • ぐちゃぐちゃな部屋で笑顔がいっぱいで愛が溢れていました。

    まほちゃんのあとがきに涙。

  • 最初は、家族写真なんか売り物になるのかなと思ったけれど、これはちゃんと売り物になるな。と思い直した。まほちゃんになりたい。

  • ふむ

  • たぶん大学生のとき以来、なので15年ぶりくらいにみた。子どもが生まれて、ひさしぶりに見てみたくなった。家族3人のあとがきは全く記憶になくて、大学生のときは写真だけ見て読んでなかったのかも。あとがき、それぞれすごーくよかった。

  • 家族の愛情?がじわじわと伝わってくる写真集です。幼児は大体において、無条件に可愛いものだが、それに加えて、この家族はやや特殊な矜持と感性とでお互いの努力により成り立たせているのかなあ、と感じるのだ。それが、厳しくもあるとともに、現代の家族の一つの形なんだろうなと感じいる次第である。

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著者プロフィール

1948年、神戸生まれ。島尾敏雄、ミホの長男として生まれ、幼少期は母の生地である奄美大島で育つ。東京造形大学造形学部写真専攻科で写真を学ぶ。1975年に写真家として活動開始。1978年、写真家・潮田登久子と結婚、同年生まれた長女は漫画家でエッセイストのしまおまほ。多数の国内外の個展・グループ展で作品を発表。主な著書に、エッセイと写真による『生活』『季節風』(いずれも1995)、写真集に『まほちゃん』(2001)、『中華幻紀』(2008)、『Something Beautiful Might Happen』(2010)、『じくじく』(2015)、エッセイ集に『月の家族』(1997)、『ひかりの引き出し』(1999)、『小高へ 父 島尾敏雄への旅』(2008)など。

「2022年 『GOLDEN 黄金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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