美味しんぼ食談

著者 :
  • 遊幻舎
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本棚登録 : 17
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990301903
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作品紹介・あらすじ

人気マンガ『美味しんぼ』原作者と、料理記者歴50年のジャーナリストとの、「食」をめぐる対話。思わず口元がゆるむ「うまい」話から、『美味しんぼ』未公開エピソード、昨今のグルメブームへの警鐘まで。書き下ろしエッセイも併録。

感想・レビュー・書評

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  • 食についての知識の深さは美味しんぼを読むだけで分かるが、2人の昭和(戦前戦後含め)の食の思い出話が、その当時の様子がリアルに伝わって面白かった。
    雁屋哲、岸朝子みたいな現代ではあまり見ないタイプの人間はこういう環境下で作られるんだなと思い、食だけではなく背景も含め面白かった。

    あと、偏った考え方も普通に書いてあって、その毒舌も面白い。

  • 11 桑名のはまぐり、うまい
    38 雁屋、理科系、物理学

    48 文句言ってた。シェフ呼べ、支配人呼べ(雁)
    73 たこさんウィンナー考案者は姉(岸)
    99 食塩健康法、亡くなった女流作家

    101 角砂糖、石焼芋は高級品
    151 料理屋は煮方で持つ
    170 桃の細かい毛は手でこすって落として皮を食べる。うまい(雁)

  • 雁屋哲×岸朝子とは、とてつもなくこってりとした組み合わせである。
    本人の体験談はどうということは無いが、挙げられるメニューは参考になる。
    ご両人の提言はごもっともだが、全員がそれをやったら破綻するようなことを皆に勧めていいものかどうか。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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