恋愛 L'amour

  • エクリ
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本棚登録 : 39
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990330804

感想・レビュー・書評

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  • 性的な意味を間接的に記述している文体。
    短かい文が、大きい見出しの数字と宇野亜喜良さんのイラストを交えながら、32種続く。その内容は男女の性的なからまり合いの形式の名称を伝えるというだけのもの。どうも、その名称が詩的な呼び名にきこえて、役立つ知識ではなさそうだが(?)

    和文と原文と思しきフランス語の併記。
    恥ずかしながら、フランス語の文化がよくわからないので、正しくは理解できないのが残念だ。単語に性別がある意味が飲みこめなくて元の意図通りに作品を味わえてない…。

    そもそもは、装丁が気になっていた本である。
    整ってはいるが、野花を寄せ集めたような独特なアシンメトリの不安定感がある。
    ジャケットはスミ一色、というより、白と黒、そしてエンボスの文字。しかし中はブルーグリーン系にはじまり、そこそこ色彩も現れ、独特の世界を展開。その色彩は、要は、宇野さんのイラストとマッチした色だ。
    アシンメトリのレイアウトが揺らぎや毒味を感じさせる。版面はマージンの量が異なる2パターンが用意されているようであり、文字の配置も見開きごとに変化する。和欧、見出しの数字の並びすら入れ替わるのだ。
    薄いが上製本で、紙には一貫して豊かな手触り感。その上質な感じやレイアウトの不安定感も含め、宇野さんのイラストはとてもあっている。
    装丁者は須山悠里さんである。

  • 耽美な世界。それは言葉も宇野亜喜良の挿し絵も。うっとりしている様子をみてふと、うっとり。

  • 男女の様々な体位を美しい「オブジェ」としての単語でとらえた本。

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著者プロフィール

1896-1966年。フランスの文学者で、シュルレアリスムを創始した。1924年に『シュルレアリスム宣言』を刊行、自動記述などの表現方法を重視した。他に著作として『ナジャ』『黒いユーモア選集』など。

「2017年 『魔術的芸術 普及版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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