あさって歯医者さんに行こう

著者 :
  • デコ
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本棚登録 : 55
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990384814

感想・レビュー・書評

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  • 疲れると詩が読みたくなります。
    心にこびりついた堅いものを詩はきれいに取り去ってくれる。
    気になっていた詩集を図書館でリクエストしたら、入れてくれたので借りてきた。勉強の合間に読み出したら吸い込まれた。

    この人の詩はとっても「日常」だった。日常を切り取ったというのがまさにぴったり当てはまる。
    不思議な表現とか余分な言葉の一切ない、非常に自然な詩である。限りなく現実。でもリフレッシュできる。

    *
    わたしの水平線

    たるんでいるときは
    風船葛の青い実がいっぱい風に
    揺れる夢をみている
    きっぱり引かれているときには
    わたしは夢をさがしている

    眠りと覚醒の対比。でも、どちらも夢なんだなと思った。奥に希望が詰まっているようだ。

    装丁も秀逸。好きです。

    (20120127)

  • よくわからない詩もあったけれど、日常的な感覚でとらえられる詩もあった。
    旅行記のような詩が好き。

    「ジーンズ」のその後のような作品も。
    やっぱりジーンズが可愛く思える不思議な詩だった。

    繰り返し読んで楽しみたい。

  • ブックデザイン 菊地敦己

    椿の粗いモノクロ写真に着色したような、装画が強い。色使いも強い。新聞紙のようなザラ紙に、詩が印刷されているが、その詩の頭位置が、ページによってことなっているのが実験的。

  • なんども読み返すのにちょうどいい。ちょっと力が抜ける。

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著者プロフィール

1944年千葉県海上郡飯岡町(現・旭市)生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒。詩人、「歴程」同人。夫は作家の車谷長吉。1987年『花まいらせず』で現代詩女流賞、1990年『幸福な葉っぱ』で現代詩花椿賞、1997年『時の雨』で読売文学賞、2000年『貧乏な椅子』で丸山豊賞。著書に『水のなまえ』(白水社)など。

「2018年 『星のなまえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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