• Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990524319

感想・レビュー・書評

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  • たまたま ではあるが、最近いろんな人と話した内容が書かれていて、もっと早く読むべきだったと後悔

  • ■藤村龍至氏の復興計画β。トップダウンでもなくボトムアップでもなく、国土、都市、建築のあらゆるスケールにおいて絵を描いてイメージを提示しなければならない。しかもそのイメージは単発なアイディアで終わってはダメで、高齢化社会、原発問題、経済問題あらゆる問題をも意識しながら継続的に論理的に発展させ続けれるものでなくてはならない。と。本当に超複雑で絡み合った問題であるからこそ、建築をやっている人が建築ばかりを勉強していたらだめだと思う。震災のことも原発のことも情報のこともあらゆる社会問題に目を向けて勉強し議論しなくちゃ。もっと本当に本読まなきゃ。社会出たら本当にそんな時間なくなっちゃうぞ。とインターンいってて思う。

    ■震災と政治。佐々木俊尚氏の寄稿だが、あらゆるものがプラットフォーム化していく今、これからの世界についてわかりやすく書いてある。ものすごくしっくりキタ。

  • 思想地図β2。なんと言っても巻頭言。僕たちはばらばらになってしまった。むしろみせかけの紐帯が取り払われてしまった。母親たちはだれにも相談せず決断する。情報がほしい。しかし氾濫する情報。その中でなにができるのか。これだけでなく関連書籍をよまなければ。

    そして行動しよう。

  • 編集者東さんの巻頭言・和合さんの詩・東×和合ニコ生対談が深く印象に残る。その他も興味深い内容ばかりで、思想系の文章には慣れていないために理解できてない部分も多々だったけど(汗)、震災と今の状況とこれからを考える手助けになるいい本だと思った。あとやはり大きいのは、被災地で何が起こったのか、知られていない事実・問題を知れたこと。これはたくさんの人で共有していきたい事柄ばかりだと思った。

  • 猪瀬直樹から、責任を引き受けることこそが年配者の使命であるというのが感動した。

    猪瀬は、村上春樹が、永遠のガキのままでいるのに違和感を覚えるそうだ。
    まぁ、村上春樹がなんぼのもんじゃしらん。

    巻頭の東は実に今の抑圧され社会の代弁をしているようだった。

  • 今の日本に、
    思想で何ができるか?

    今の日本には、
    思想では何もできないのか?

    いや、今の日本だから
    思想でしかできない事もある。

    そう思えた一冊。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784990524319

  • いろいろな視点から、今、東日本大震災の特集をだした著者たちに
    感謝と尊敬の言葉をおくりたい。

  • どれも大変興味深い内容ですが、一番印象に残ったのは、猪瀬直樹氏・村上隆氏・東浩紀氏の対談でした。「家長」と「放蕩息子」に関する話は、「そういえば」と納得するものでした。未入手なのですが、vol.1から読んだほうがいいのかもしれません。

    物語を書くことに関心のある私としては、『日本人は「家長」になれるか』は、どのような形で向かい合うにしろ、避けて通れないテーマなのだと感じました。

    そして、浪江町で撮影された写真も、衝撃的でした。地震後に急いで避難したからでしょうが、小学校にランドセルなどの道具がすべて残されています。

    子供たちは、避難して新しい生活を始めるにしても、これまでずっと使ってきた愛着のある道具を使うことができず、新しいランドセルや道具で始めなければならないのです。津波で流されたのであればあきらめもつきますが、まだ使える状態で残っているにも関わらず、取りに行けない場所にあるのです。

    そういう背景を知らずに見れば、何気ない学校の教室の写真です。でもその写真は、地震ではなく原子力発電所の事故で、子供たちが、それまでの生活から文字通り断ち切られてしまったのを表していました。

  • 震災特集です。じっとりと厚い内容でした。今の日本は政府&東電批判、反原発、がんばろうニッポン、そして無関心という単純化された思考回路で成り立っています。そんな右に習えの風潮の中で、現状の核心を突いた良書であると思いました。東氏の巻頭言、和合氏の現代詩、津田氏のルポルタージュだけでも十分に読む価値があります。それに装丁がカッコいいです。オタクカルチャーに近しいものは極めてダサいデザインが横行しているんですが、本書は中身のデザインも良いです。日本に生きる多くの人に読んでもらいたい本です。

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著者プロフィール

東浩紀(あずま ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に『存在論的、郵便的』(サントリー学芸賞思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞受賞作)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015受賞作)ほか多数。『ゲンロン0 観光客の哲学』は第5回ブクログ大賞人文書部門、第71回毎日出版文化賞受賞作。

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