プルーストを読む生活

著者 :
  • エイチアンドエスカンパニー
4.20
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本棚登録 : 384
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (768ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990759643

作品紹介・あらすじ

「プルーストを読んでどうなるというのですか?プルーストを読んでいると楽しいです。そんだけ!」

うっかり神保町で『失われた時を求めて』ちくま文庫版全10巻セットを買ってしまった。せっかく買ったので毎日読んでいる。せっかく読んでいるので、読みながら毎日ものを書くことにした。読書と、生活と、脱線の記録。いつもリュックにプルースト。毎日読んで、毎日書く。それだけを決めて、ほとんどプルーストではない本ばかり引用し、役にも立たなければ、読んだ端から忘れていくので物知りにもならない、ただ嬉しさだけがある読書日記。
解説:友田とん(代わりに読む人)

感想・レビュー・書評

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  • 【H.A.B出版部・新刊】『プルーストを読む生活』(柿内正午)|H.A.B|note
    https://note.com/habnoweb/n/nb7a5459b9ed6

    柿内 正午|note
    https://note.com/amokgoodish/

    プルーストを読む生活 - H.A.Bookstore-本屋/取次/出版
    https://www.habookstore.com/%E5%87%BA%E7%89%88-publish/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E7%94%9F%E6%B4%BB/

  • Twitterで素敵そうだ!と思う本が流れてきて、著者の方の一番初めの本がこちらということで、図書館で取り寄せたら、太(ぶっと)さにおののいた。じ…辞書…?
    日記系の本は、挫折の記憶があるので、こんなに太いし大丈夫だろうか、とどきどきしながらページをめくってみたら、好きな作品や知ってる地名。懐かしい場所のなまえが出てきたりとするすると入ってくる文章にふふ、っと嬉しくなってしまった。
    いろんな本を読みたくなるし、お散歩しながらすてきなお店を見つけたり、前から行ってみたかったところに行きたくなったり。
    “ルールのある”自由さにやる気と行動力という勇気も頂けるというすごい本だった。
    時間をかけて、他の本を読みながら一冊の本を読むのもいい。最近読んでないな、という時期もある。けれど、ふとしたときにまた手に取ればいい。自由。
    一生耳にしなかったかも。という本のタイトル。書き留めてすぐにお取り寄せができそうだったり、今は、読む予定がないけれど、いつか、あれ?このタイトル知ってる。と思うことがあったりもあるだろうな。そういうのもいいな。

  • これは“私はこの本を推薦します!”って大声で叫びたいから、まだ読み終わってないのに登録します(何故)。だって、早く世界に伝えたい、こんなにいい本があるんだぞーーー!読めよー貴様らー!と言いたいので。人の日記をチラッと見させてもらえるこの幸せとは、ああ好き。そして自分の知的好奇心をえぐられる、ここで読まれている本ほとんど知っていて、読みたくても読めない難解なものがあって、ああやっぱり読もう!と思わせてくれました、こちらからは以上です。では次はあなたの番です、中継繋ぎます

  • 読んだり読まなかったりで数ヶ月かけて読了。
    朝起きて数日分読むのがちょうどよくて、読書モチベも上がって楽しかった。

    ただ自分が楽しいから本を読む。自分もその気持ちを持ち続けてこれからも本を読みたい。

  • ずっと読んでいたい日記でした
    何より奥さんとの関係性が良かった_φ(・_・

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著者プロフィール

会社員。
著書に『プルーストを読む生活』(H.A.B)、『町でいちばんの素人』、『会社員の哲学』、『あまり読めない日々』(零貨店アカミミ)がある。「文學界」などに寄稿少数。ポッドキャスト「ポイエティークRADIO」を毎週月曜に配信している。

「2021年 『プルーストを読む生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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