リアル脱出ゲームブックvol.1 ルネと不思議な箱: その町で少女は過去の夢を見る

著者 : SCRAP

• SCRAP出版 (2016年10月19日発売)

作品紹介・あらすじ

リアル脱出のゲームブック版、新シリーズ。これまで以上に難解な謎解きと、濃厚な物語体験を提供していきます。第１弾となる本作の特徴は「さまざまな種類の付録」と「複数視点のプレイ」。登場人物、場所、時代など、めまぐるしく状況が変わる中、あなたはすべての謎を解き明かさなければなりません。本の端々まで読みつくし、ぜひ物語のエンディングに辿り着いてください！

※東京ミステリーサーカスにて開催のリアル脱出ゲーム『沈みゆく豪華客船からの脱出』のモチーフとなったゲームブックです。

〈Story〉
生き別れになった父を探し、旅をしている少女ルネ。父の消息を知る手がかりは、蓋の開かない小箱だけ。そんなルネが偶然立ち寄った町は、「過去に戻れる伝説」のある場所だった。フクロウ使いの少年、学者、紳士など、個性豊かな町の人々と知り合ったルネは、果たして父に会うことができるのか？　そして小箱の中身とは──。
謎が謎を呼ぶ旅。すべてを解き明かした後、衝撃のラストが待ち構えている。

感想・レビュー・書評

[shiroyagieさんの感想 · 2023年11月12日]

なんか、謎が雑になってない？　構成も、うまくいってるのですかね、これ？　リアル脱出ゲームブックシリーズはけっこう遊んできましたが、ちょっと肩透かしだったような気がします。そして実は、最後の謎がうまくつながっていません。どういうことなんだろうなあ。【2023年10月15日読了】

[かったさんの感想 · 2022年5月5日]

最後の謎まで解けました。面白かったです。

[deck25さんの感想 · 2021年10月11日]

ゲームブック初挑戦。謎解きが好きで購入したが、難易度は低め。休み休み進めたが2-3時間でクリアできそう。ただし謎解きに慣れていない人は詰みそうなポイントが複数ある。公式HPのヒントも曖昧なもので、ほとんど参考にならない。本を折ったり曲げたりする謎があるので、本を綺麗な状態で保ちたい人には少しストレス。謎解きの性質上完全に読み捨てる本で、貸し借りはほぼ不可能。ストーリーは挿絵が少ない割に登場人物が少し多く、偽名・成りすましも重なり少し読みづらさを感じたが、概ね良かった。

[キッドさんの感想 · 2021年4月22日]

章ごとに主人公が変わるところと、視点を変えたら解ける問題もあるけど、地道にやれば解ける問題もあってとても面白いです。

[caninhaさんの感想 · 2019年2月14日]

リアル脱出謎解き本。
本でこんなに面白い謎解きできるんだ！と感心。
最後の謎は解きごたえあったと思う。

[ゆうだんすさんの感想 · 2019年1月20日]

結構読み応えのある本。謎を解くために本を行ったり来たり。答えは記載されていなく、ヒントがweb で紹介されています。ラストのラストが解けたあとは爽快感です。

[MISA10さんの感想 · 2017年2月12日]

最後の謎解きが素晴らしい。視点が替わるのも面白かった。

著者プロフィール

2008年、株式会社SCRAP設立。遊園地やスタジアムを貸し切ってリアル脱出ゲームを作ったり、本やアプリ、TV番組にも謎をしかけ、企業の謎解きプロモーション企画をお手伝いしているうちに、すっかり謎イベントの制作会社として世間に認知されてしまった京都出身のフリーペーパー制作会社（しかもフリーペーパーは絶賛休刊中）。勢いに乗ってファンクラブ「少年探偵SCRAP団」も結成。テレビ局・レコード会社などともコラボレーションを行い、常に新しいエンターテインメントを生み出し続けている。

「2024年 『5分間リアル脱出ゲームMystery 豪華客船ミステール号連続殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」