失われたドーナツの穴を求めて

制作 : 芝垣 亮介  奥田 太郎  北尾崇: デザイン 
  • さいはて社
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本棚登録 : 76
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990956608

作品紹介・あらすじ

穴があったら入りたい!? 学問、人生、宇宙の謎。すべての穴はドーナツに通ず。歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、工学、数学、言語学、哲学…。人類の叡智をドーナツの穴へと傾注した知の宝石箱。ドーナトロジーへようこそ!

感想・レビュー・書評

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  • 【新着図書ピックアップ!】「そう、今そこにある謎を、今そこにある『知りたい!』を探求する、その喜びと幸せを共有することが、本書の一番の目的である。」p.7 ドーナツの穴研究委員会!が2年を費やしたドーナツの穴の研究、ドーナトロジー(doughnutology)の本です。
    物質文化論、言語学、哲学、数学、コミュニケーション学... いろいろな視点から楽しめます。
    1852年のレシピもあります。

  • 私はドーナツが大好きだ。
           だから、かる~い気持ちで読んでみた。
          
           !!!!!!!  驚愕  !!!!!!!   穴は存在するのか、しないのか。

       関係ないが、
           論文ってこう書くのか... 論文の書き方の参考にもなった。

  • ドーナツの穴についての学際的研究。ドーナツについての研究なのか、穴的なものについての研究なのかという疑問もあるが、いずれにせよ研究の穴を埋める良書。

  • 【版元】 
    『失われたドーナツの穴を求めて』
    芝垣亮介・奥田太郎 編
    定価(本体1,800円+税)
    2017年7月4日発行
    A5判並製/224頁
    ISBN 978-4-9909566-0-8 C0000
    発行 さいはて社

    ひょんなことからドーナツの穴に魅せられた言語学者が、ドーナツ屋と一緒に古来のレシピを再現したり、歴史学者が古代の中国にドーナツの穴を探したり、数学者がドーナツの穴を定義しようと位相幾何学を持ち出したり、哲学者がドーナツの穴の存在論を展開したり・・・。研究者たちが、こぞって「ドーナツの穴」を探求し、本気の遊びを繰り広げます!

    穴があったら入りたい!? 学問、人生、宇宙の謎。すべての穴はドーナツに通ず。歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、工学、数学、言語学、哲学・・・。人類の叡智をドーナツの穴へと傾注した知の宝石箱。ドーナトロジーへようこそ!
    http://saihatesha.com/books02-20.html


    【簡易目次】
    第0穴 ドーナツとその穴にまつわる深い謎を学問する―― ドーナトロジーへようこそ  奥田太郎  008
    第1穴[歴史学] ドーナッツの穴はいつからあるのか  大澤広晃  026
    第2穴[実証研究] 失われたドーナツの穴を求めて  芝垣亮介[松川寛紀 監修]  046
    第3穴[経済学] ドーナツの穴はいくらで売れるのか  後藤剛史  068
    第4穴[物質文化論] ドーナツの穴から世界の成り立ちを覗く  佐藤啓介  090
    第5穴[コミュニケーション学] ドーナツの穴に向かって会話する  今井達也  108
    第6穴[数学] ドーナツの穴は数学的に定義できるか  佐々木克巳  126
    第7穴[言語学] 私たちは何を「ドーナツの穴」と呼ぶのか  芝垣亮介  152
    第8穴[哲学] ドーナツに穴は存在するのか  奥田太郎  192


    【目次】
    目次 [002-003]
    はじめに(ドーナツの穴製作委員会ディレクター 芝垣亮介) [005-007]

    第0穴 ドーナツとその穴にまつわる深い謎を学問する―― ドーナトロジーへようこそ  奥田太郎  008
    1 私たちはドーナツのことをどれだけ知っていると言えるのだろうか 008
    2 ドーナツとその穴の謎を解く方法 011
    3 本書の楽しみ方 017

    第1穴[歴史学] ドーナッツの穴はいつからあるのか  大澤広晃  026
    1 はじめに 026
    2 ドーナッツの穴の「伝説」 027
    2-1 「ドーナッツの穴は私があけた」:ハンソン・グレゴリーの主張 027
    2-2 「伝説」を検証する 029
    3 ドーナッツの穴の歴史を違う角度からみてみる 030
    3-1 いつから「ドーナッツに穴があいている」のが当たり前となったかのか? 030
    3-2 余興:19世紀イギリスでのドーナッツとドーナッツの穴 035
    4 むすびにかえて 039

    第2穴[実証研究] 失われたドーナツの穴を求めて  芝垣亮介[松川寛紀 監修]  046
    1 イントロ 046
    2 事の経緯 047
    3 1852年のドーナツの再現 049
    3-1 レシピの読解 049
    3-2 再現 052
    4 試食、そして考察 055
    5 まとめ――穴の周りを回り回って 056

    第3穴[経済学] ドーナツの穴はいくらで売れるのか  後藤剛史  068
    はじめに 068
    1 副生産物を売る――製品差別化と価格付け 070
    1-1 どうせ捨てるなら… 070
    1-2 主生産物と副生産物はどちらも売れている 070
    1-3 主生産物と副生産物の価格付け 071
    1-4 品質を欲張る方がトクをする 074
    2 ドーナツは1個ずつしか買えない 075
    2-1 量についても、欲張りな人はトクをするのか? 075
    2-2 ドーナツが単品販売である理由 077
    3 ドーナツの甘さはだいたい同じ:水平的差別化の経済学 078
    3-1 ドーナツの甘さについての好みは様 078
    3-2 相手に近づくとトクをする 079
    3-3 甘さはどこも同じ 080
    3-4 クリスピー・クリーム・ドーナツは甘すぎる? 081
    4 おわりに――経済学を学べば物事の共通点が見えてくる 082

    第4穴[物質文化論] ドーナツの穴から世界の成り立ちを覗く  佐藤啓介  090
    1 はじめに 090
    2 穴をつくる 091
    3 穴の製法を整理する 093
      A 結び閉じ型 
      B 削り出し型 
      C くり抜き型 
      D 変型型 
      E 巻きつけ型 
      F 鋳造型 
      G 組み合わせ型 
    4 穴から世界をみる 098
    おわりに 102
    参考文献 102

    第5穴[コミュニケーション学] ドーナツの穴に向かって会話する  今井達也  108
    1 はじめに 108
    2 座り方のコミュニケーション学 109
    3 輪になって座る 112
    4 ドーナツ型に座る 113
    4-1 ドーナツ型会議と「穴」の力 113
    4-2 ドーナツ型会議の穴はいつ消えるか 115
    5 ドーナツの穴に関するコミュニケーション学的研究 117
    参考文献 119

    第6穴[数学] ドーナツの穴は数学的に定義できるか  佐々木 克巳  126
    1 穴のある図形 127
    2 図形の穴 140
    3 「ドーナツを穴だけ残して食べる」の考察1 144
    4 「ドーナツを穴だけ残して食べる」の考察2 146
    参考文献 148

    第7穴[言語学] 私たちは何を「ドーナツの穴」と呼ぶのか  芝垣亮介  152
    1 イントロダクション 152
    2 ドーナツの穴は使役構文 154
    2-1 使役の必要性とドーナツの穴 155
    2-2 派生的な言語事実 164
    3 ドーナツ「の」穴からわかる我々の認識 166
    3-1 属格(所有格)の「の」について 167
    3-2 ドーナツ「の」穴の分析 168
    4 ドーナツは輪型ではなく穴型 169
    5 穴の典型性――ドーナツの穴から日英の穴へ 172
    6 人はなぜ穴と輪を混同するのか 177
    7 まとめ 179
    参考文献 179

    第8穴[哲学] ドーナツに穴は存在するのか  奥田太郎  192
    1 穴はあなどれない 192
    2 ドーナツには穴がない 194
    3 ドーナツの穴は物体である 196
    4 ドーナツの穴にはドーナツが欠けている 200
    5 ドーナツの穴はドーナツに依存している 201
    6 穴を残せなくても、穴の存在論だけは残る 206


    穴コラム0 ドーナツの形は宇宙の形?  奥田太郎  020

    穴コラム1 中国から考えるドーナツの穴①―― 武漢面窩[ミェンウォー]と中国の「近代」  宮原佳昭  040
    参考文献 044
    武漢面窩の作り方 045

    穴コラム2-1 僕たちがドーナツ屋になったワケ  松川寛紀  058
    ◎ 著者よりハグジードーナツを紹介 
    ◎ ハグジーから皆様へ 

    穴コラム2-2 ハグジー流・家庭でできるおいしいドーナツのレシピ  松川寛紀・松川由実  064

    穴コラム3 穴馬考――あなたの、そして私の穴が走っています  髙田一樹  084
    1 西にはあるんだウマの国 084
    2 アナが消えたウマ 085
    3 アナが教えてくれたこと 086
    4 ハレ、ときどきウマ 088
    参考文献 089

    穴コラム4 天体観測ミッションとドーナツ  坂本 登  104

    穴コラム5 中国から考えるドーナツの穴②――漢字・文物・貨幣  宮原佳昭  120
    1 漢字 
    2 文物・貨幣 
    参考文献 

    穴コラム6 不思議の国のアリスにみる穴だけ残ったドーナツ!  佐々木克巳  150

    穴コラム7-1 穴を掘るって、地面を掘るんじゃないの?  芝垣亮介  180

    穴コラム7-2 穴を埋めると穴はなくなってしまうのか?  芝垣亮介  184

    「ドーナツの穴」を学ぶ人のための必読書 [208-213]
    特別寄稿 本書の穴を埋める  加地大介 [214-218]
    あとがき [219-221]
    ドーナツの穴製作委員会メンバー紹介 [222-223]

  • こういう屁理屈好きだよ。ドーナツは、エンジェルクリーム好き。穴ないけど。

  • まだまだ世界には面白いことを考える人たちがいるから、大丈夫、生きていける、と思える一冊。

  • 河北新報20170903

  • 請求記号:041/Shi
    資料ID:50087865
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

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