なるべく働きたくない人のためのお金の話

著者 :
  • 百万年書房
3.21
  • (9)
  • (11)
  • (22)
  • (11)
  • (3)
本棚登録 : 377
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784991022128

作品紹介・あらすじ

『年収90万円で東京ハッピーライフ』(4刷3万部)著者の、2年ぶり最新刊!!

「多動力」なんてないし「私たちはどう生きるべきか」と考えるうちに気がつくと昼寝になってしまっているような、そんな弱い私たちの「生存戦略」。
著者が隠居生活の中で、お金と人生についてゼロから考えた記録。将来に不安や心配を感じる人へ向けた、もっと楽に生きるための考え方がこの1冊に詰まっています。
巻末対談:鶴見済×大原扁理「豊かさって何だろう?」

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 節約やお金の使い方より自分がどうありたいか、が先。

    好きなことをする、ではなく嫌なことをしないでいられるか、が判断基準。
    やりたいこと、と同時にやりたくないこと、をリストアップする。

    社会や他人の目を気にしない。いいね、を求めない。

    ネガティブなときに行動を起こさない。風邪をひいているときに判断しない。

    感情のスクリーニング=行動を起こすとき、どういう感情かを点検する。

    自由や幸せをお金に依存しない=旅行のかわりに家の近所を探索する。美味しいものを自炊する。デザートを自作する。

    宝くじをプレゼントに使う。

    お金を稼いだ時の気持ちが、そのお金を使うときの気持ちにつながる。辛い思いをしたお金は、楽しく使えない。
    楽しく稼いだお金は楽しく使える。

    人格化すると大事にできる=お金を人格化すると大事にする。人格化するとお金を手放すときに、感謝できるようになる。

    使われるお金の気持ちになる。使われるときに嫌な気分で使ってほしくないはず。

  • 生き方に「新しい」選択肢を増やしてくれる良書。
    学校を出て就職し、フルタイム(以上)に働くのが社会人としての最低ラインという常識は思い込みに過ぎず、絶対的な収入が少なくとも満ち足りた人生を歩むことが可能であることを教えてくれる。
    「こうすることが正しい」という姿勢ではなく、筆者の実生活を基に「私(筆者)はこうしたらうまくいった」という提案型の意見提示にも好感が持てる。
    後半部のお金の使い方に関しては納得できる部分もあるが、実行するのをためらう部分もある。お金が向かってほしいと思える人やお店を利用するという原則は頭では理解できるが、お金が離れていく恐怖心をまだ克服できない自分はなかなかそれを実行できないだろう。自分に最低限いくらのお金が必要なのかを把握することで、余分なお金を無駄にため込まずに済むという方法も本書では提示されているが、それでもなお想定外に備えていないと不安と言う小心さが警告を発する。これは個人差と思い、受け入れたい。

  • 年収100万円以内の作者の生き方とお金に関する本
    現状自分が就活がうまくいかなくて逃げたくなって、お金が少なくても生きていけるなら就活しなくていいやんって直感で吸い込まれるように選んだ
    この作者はお金がなくても自分自身が幸せに生きているから、うらやましいと思う。お金に対する扱い方とかも自分に似てるところがあって、最後のほうの「お金の人格化」は新たな視点でとても面白かった
    他人や世間の物差しで自分に正しさを求めて今までずっと生きてきたけど、それって果たして幸せなんだろうか。就活がうまくいかなくて苦しくてつらい現状でいいんだろうか
    そんな今の自分にはとても勇気をくれた本だと思った。現実逃避のために買った本だったけど、読んでとてもよかったと思う

  • 東京都内在住で週休5日、つまり週に2日しか
    働いておらず、年収は100万円以下だそうです。

    でもホームレスではない。きちんした生活を
    しています。

    自ら「隠居生活」と呼ぶライフスタイルは、
    単なるミニマリストではなく、「どう生きる
    ことが自分の目的なのか」を考えに考え抜いて
    出した結論なのです。

    なので共感できる部分と出来ない部分が混在
    します。
    普通の人は共感できる部分だけを参考にする
    程度がちょうどいいかもしれません。

    例えば「自分がどう生きたいか、を深く考えず
    に当たり前の生き方を選んでしまうと、家賃や
    住宅ローンを払うために働く、という現象に
    なる。」などは、ちょっとドキッとしました。

    日々の生活を見直す一助となる一冊です。

  • 著者は「自分がどうありたいか」「自分がハッピーかどうか」という事を大切にして生きている。そのミニマルな暮らしぶりは世間からは異端だとか思われそうだけれど、自分のものさしで、自分で決めた人生を歩む著者の文章からは、ギスギスしていない、心の余裕を感じることができた。

    上記のようなメッセージは昨今色んな場面で見かけるけれど、この本を読んで改めて「自分基準」を大事にしたいなあと思わされた。

    特に、p32の以下の部分は、何かに取り組んで苦しくなってしまった時に思い出したい。他人と比べるのではなく、自分の実感を大切にする。
    「みんなが当たり前のようにこなしていても、自分は苦しいと思うなら、それでいいんです。自分だけの実感に、他人がとやかく言う筋合いはありません。他人と比較して、どちらのほうがより苦しいというのも無意味です。」

    また、「自分がどうありたいか」というテーマについては、p50に記載の以下の消去法的な考え方も取り入れながら少しずつ向き合っていきたいと思う。
    「どうしてもやりたくないこと、イヤなことをどんどんリストアップしていきます。その中でも一番やりたくないことは何か。それをやらずにいられる状態を最低限の満足ラインとします」

    無理をしなくていいんだよ、自分ができる範囲でできることをやろう、というような、押し付けない優しさを全体的に感じる本だった。

  • 低収入生活のノウハウ本。お金を使わずに楽しみを見つける、生活を楽しむという著者の考え方も一理あると思うけれど、残りの長い人生、このやり方本当に大丈夫かと思った。高齢になると不安だらけの生活になりそう。でも著者については、本を書いて文筆業で生活できそうなので、その辺りはあまり心配していないのかも。

  • 自分に必要なだけ働いて「隠居」となった著者が、どのようにして今の生活にたどり着いたのかが書かれています。
    私も以前、隠居を目指したのですが中途半端に終わってしまったので、とても興味深く読みました。
    たくさん働きたい人もなるべく働きたくない人も、たくさんお金を使うのが好きな人もそうでない人もどちらもいてもいいと思います。いろいろな生き方が認められる世の中になるといいなと思いました。

  • ためになる箇所がたくさん。
    読んで良かった。また読みたい。

  • P41
    周りを納得させようとしない

    P44
    脅すばかりで、
    「失敗しても生きていけるから大丈夫だよ」
    と言ってくれるような大人は、
    私の周りにはひとりもいなかった

  • お金の本を読み漁ってるときに予約した本だけど、前読んだ隠居の人の本だったので飛ばし読み。

    本文は主に都内で隠居生活をしていた時のことを書いているが、今は台湾に移住してるのは驚いた。
    相変わらず悟り系で、どうしたら自身が快適に過ごせるかについて語っていらっしゃる。
    著者の具体例は多いけど、大事なのはメンタル的なことでお金の話じゃない気がする。
    自分も概ね同意だし、解っていることばかりだからわざわざ読む必要がなかった。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1985年愛知県生まれ。25歳から東京で週休5日の隠居生活を始め、年収100万円以下で6年間暮らす。現在は台湾に移住し、海外でも隠居生活ができるのか実験中。著書に『20代で隠居 週休5日の快適生活』『年収90万円で東京ハッピーライフ』。

「2018年 『なるべく働きたくない人のためのお金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大原扁理の作品

なるべく働きたくない人のためのお金の話を本棚に登録しているひと

ツイートする