ゆっくり減薬のトリセツ 第3版 向精神薬を安全に減らすために

  • メンタルサバイバーチャンネル (2024年7月22日発売)
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本 ・本 (75ページ) / ISBN・EAN: 9784991032196

作品紹介・あらすじ

『ゆっくり減薬のトリセツ』、具体的減薬計画表のサンプルや、食事療法、セルフケアなどの情報をくわえ、価格をおさえて、新登場!

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精神科で処方される薬には抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬など様々な種類があります。これらを総称して向精神薬といいます。この薬を医師の指示通りに長期間、服薬してきたにも関わらず回復せず、次第に多剤大量処方になり症状の悪化に苦しむ患者さんが増加しています。

政府は医療費抑制の観点から病院に対し向精神薬の多剤処方を規制していますが、実は減薬という治療経験のある医師は少数です。

現在、多くの患者さんが副作用の辛さから減薬についての情報を必要としています。しかし減薬は個別性が高く、急に行うと自殺企図や身体の硬直、目の異常など、危険な離脱症状が起きる場合もある大変にデリケートな治療であり、知識と慎重な計画が必要な行為です。

本書は、ジャーナリストとして、長年精神保健分野の取材を続けている著者の月崎時央が、「向精神薬の減・断薬」について多くの患者さんたちと、それを支援する医師や薬剤師への徹底的な取材をもとに、実際のプロセスと課題、そして回復の希望についてまとめました。

2019年の初版、2022年の第2版が、さらにパワーアップ!
この第3版では、具体的減薬計画表のサンプルや、食事療法、セルフケアなどの情報が加わりました。
精神科医の教科書にも載っていない、リアルな情報を整理したA5サイズの絵本型冊子です。

元気になりたい患者さん、ご家族、お友達、職場の関係者、医療・福祉関係者にもおすすめです。

著者プロフィール

1959年千葉県出身 国際医療福祉大学大学院修士課程修了
1980年代、出版社でインテリア雑誌の編集、スタイリング 撮影などを行う。退社後、1年間のアメリカとイタリア放浪をへて、作家猪瀬直樹氏に師事。その後ジャーナリストとして、「日経トレンディ」「日本経済新聞」「朝日ジャーナル」などで執筆活動を行う。1991年長女の出産を機会に独立。1993年家族の発病をきっかけに、精神保健福祉の取材を開始。

著書に『正しい精神科のかかり方』(小学館刊)、『「少女監禁」と「バスジャック」』(宝島社刊)、『精神障害者サバイバー物語』(中央法規出版刊)がある。2000年代は日刊スポーツ新聞に医療情報「パパのための小児救急」、「あなたの隣の感染症」、「思春期外来は今」、「予防歯科最新情報」などを連載する。

2007年より2015年まで(株)LAMAPPA企画社長として医療関係の出版などを行う。2016年より向精神薬に関する取材を開始する。当事者メディア・メンタルサバイバーチャンネル世話人として、オンラインを中心に、メンタルヘルスに関するワークショップ・研究会を運営する。

「2022年 『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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