ROCK&ROLL RECORDER (ソウ・スウィート・パブリッシング)

著者 :
  • ソウ・スウィート・パブリッシング
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本棚登録 : 60
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784991221101

作品紹介・あらすじ

「なんで君もやらないの? 次は君の番だぜ」──
ザ・ブルーハーツ、ザ・ハイロウズ、ザ・クロマニヨンズのギタリストとして、聴き手の人生に寄り添う名曲を数多く生み出してきた真島昌利の初の書籍。筆者が自身の幼少期からミュージシャンになるまでを厳選された200枚以上の所有レコードの写真とエッセイ調の文章で振り返る、144ページの“自伝的ディスクガイド”です。
ソウ・スウィート・パブリッシングの第1弾オリジナルタイトル。

感想・レビュー・書評

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  • マーシーが少年のころから影響を受けてきたロックの方々を当時のレコードジャケットとともに紹介。

    マーシーがアラ還とは思えないみずみずしい少年のような語り口でロックの想い出を語っているのがとても楽しい。

    ビートルズから始まり、ブルースにさかのぼり、ニューウェイブまで。
    まさにロックの脂乗りまくりなものを吸収してきたのだなというのがしみじみわかる。
    ブルースや初期ビートルズの衝撃を、リアルタイムに味あわせてくれたのが、パンクやニューウェイブだったというのが、ロックの歴史の本質なような気がした。

    パンクが登場した時は、一過性のキワモノだと思われていたことなど、当時の空気がよく分かった。

    また、銀座NOWなど、私は名前しか聞いたことがない番組が、そのころの若者文化の最先端だったんだなと。

    ●気になったフレーズ

    ビートルズ
    家に帰った僕は、興奮と熱狂の中で「あんなことがやりたい!」と強く思いました。
    そんな風に物事を強く思ったことは、それまで一度もありませんでした。
    それは初めての感情で、それからはずっと夢見心地でした。
    世間で言う”夢見心地”とは、部屋で何もしないで「ああなればいいな、こうなればいいな」って漠然と思うことなのかもしれないけれど、僕の夢見心地は、寝食を忘れてひとつのことに熱中することなんです。

    チャックベリー
    ロックンロールギターの神様には後光が差してていました。2階席からでしたが、必死にチャックベリーの指の動きを追いました。もちろん無言で、固まったままです。

    エルモアジェイムス
    カミソリのようなギターの音と、ヤケクソのようなシャウトするボーカルが飛び出してくる。ゾクゾクしましたね。やりたい放題な感じが最高でした。
    リトルリチャードにも通じるシャウト唱法と、暴力そのものといった様子のエレキギター。自由な空気が部屋を満たしました。

    ジョンリーフッカー
    夕闇が迫る中、聞こえてきた「サリー・メイ~、サリー・メイ~」…。
    奇妙な音のギターと低いうなり声に、僕は若干の恐怖をおぼえました。
    (中略)
    しかし聴き続けていくういちに、僕はそのフットストンプと一緒にリズムを刻んでいました。その後はマディウォーターズやジミーリードなどのレコードも聴くようになっていくのですが、ジョンリーフッカーはひときわ独特で飛びぬけていました。
    どこか別の惑星からやって来たような不思議な音楽でした。

    クラッシュ
    ミックジョーンズはシンプルなロックンロールギタリストのフリをして、あんまりストレートなフレーズを弾かないカッコいいギタリストです。

    パンク
    僕が好きなロックンロール、パンクロックは、バカな風でバカじゃなくて、不真面目な風でどこか真面目で、どこか間違っているようで、なんか一理ある、みたいな感じなんです。
    落語に通じるものがありますね。愉快痛快です。
    ロックンロールは眉間にしわを寄せて聴くものではなくて、笑うものです。
    ギャグやユーモアという観点を見失うと、ロックンロールの本質も見失うことになりかねません。
    パンクロックはビートルズが入れた僕の心の中のギアを一気にトップギアにブチ込んで、突き抜けるくらいアクセルを踏みつけて、メーターを振り切ってしまいました。

    フー
    ピートタウンゼントはギターをジャカジャカかき鳴らしながら、「デカい音でやるからロックじゃないんだ。ストリートでやるからロックなんだ!」と語っていてシビレました。

    ストレイキャッツ
    自分と同世代の、明らかにパンクロックを意識的に通過した若い連中が鳴らすロックンロール。カッコよかったですね。

    ネオアコ
    ネオアコのムーブメントには、77年に爆発したパンクロックの自由な精神がキチンと継承されている気がしました。

  • 18冊目『ROCK&ROLL RECORDER』(真島昌利 著、2022年2月、ソウ・スウィート・パブリッシング)
    ザ・ブルーハーツ、ザ・ハイロウズ、ザ・クロマニヨンズと、30年以上に渡りロック・キッズ達を熱狂の渦に巻き込み続けている真島昌利。
    不世出のギタリスト&詩人であるマーシーにとって初の著書。
    ビートルズとの出会いなど、少年〜青年期にかけての思い出を、自身が所有するレコードの写真と共に語っている。
    相棒である甲本ヒロトの登場はvol.2までのおあずけか?
    「僕はずっとロックンロールしなきゃダメなんだ。」

    • Macomi55さん
      ムッネニークさん
      この度はフォローありがとうございます。
      私もマーシー好きです。
      ブルーハーツについてのレビューも書いてますので、暇だったら...
      ムッネニークさん
      この度はフォローありがとうございます。
      私もマーシー好きです。
      ブルーハーツについてのレビューも書いてますので、暇だったら探して下さい。
      2023/03/04
  • 人の本棚を見るのは実に楽しい。
    ぽいものや意外なもの、名作から悪趣味なものまで、その本棚の持ち主の内面を赤裸々にのぞき見しているような感覚になる。
    ワタクシとしては、当ブクログの魅力もそのあたりにあるように思う。

    真島昌利氏のレコードコレクションを収録した本書を眺めていると、それと同じような感覚になる。ましてやマーシーは、ブルーハーツを聞いていた10代の頃のマイヒーローである。

    そしてレコード棚を見せてもらっているかたわらで、あたかもマーシーがさまざまなレコードの解説や、それにまつわる思い出を話してくれているかのように短文が添えられている。

    「中古レコードは、迷ったら買っておけ、というのは鉄則ですから。帰宅してからやっぱり買っておけばよかったなぁなどと思って翌日またお店に行ってみると、もう誰かに買われてしまってない、というのは実によくあるパターンです。その時の後悔と絶望とで、お店でそのまま死んだ顔で立ちつくしたことは何回かあります」

    フト時間があるとなんとなく眺めてしまう本。
    知らない音源ばかりで、お楽しみはまだまだたくさんあるなーといったところだ。

  • 買うか迷ってる人に言っておくけど、この本は絶対に買った方がいい。

  • マーシーがマーシーになるに至ったまでの
    レコードたち。
    とても興味深かった。
    でも、この定価では買わないかな。
    いくらなんでも。

  • ・好きなミュージシャンが好きな音楽を語っているのを読むのは楽しい。既出の話が多くても改めて、へ〜と聞いてしまう。
    ・昔レコード屋で働いていた時にマーシーが来店した。その時もこの本に出てくる様なレコードを買われていて、それを見てめちゃ感動した(というのも思い出した)。

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著者プロフィール

1962年、東京出⾝のミュージシャン。THE BLUE HEARTS、THE HIGH-LOWSのギタリストとして活躍したのち、 現在はザ・クロマニヨンズで活動中。⾃⾝のバンドのみならず、他アーティストへ提供する詞や曲も評価が⾼い。 代表曲として、「TRAIN-TRAIN」「チェインギャング」「⻘空」「夢」「アンダルシアに憧れて」「⻘春」「紙⾶⾏機」「エルビス(仮)」など。

「2022年 『ROCK&ROLL RECORDER』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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