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- / ISBN・EAN: 0074646493526
感想・レビュー・書評
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JAZZ=MILES DAVIS.
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1959年
時代を超えているミュージシャンだ。 -
即興演奏こそ音楽のすべて。それ以外は記 録するための道具に過ぎない。
そう標榜しながら、何で今日までこの一生聴き続けるべきアルバムに至らなかったの か。
ま、なんか理由があるんだろう。。。
ビル・エヴァンスが解説で見せる「書」あるいは「円相」と「即興」の共通性についてももっと早く逢いたかった。 -
KOBにアコギ1本でアプローチというのをいま研究していて、いずれアンサンブルを組んでやってみたいと思っている。ブルース・スライドからはじめて以来すっかりGチューニングに定着してしまったのだが、これはドリアンやミクソリディアンというモードのペダルをとるのにとても都合がよろしい。
モード曲の特徴とは長調・短調があいまいであることと、終止形がないから構造自体にクライマックスがないということであろうと思っていて、そこに生じる自由さにはまり込み、もう熱くくなってしまう。なのでKOBのようにクールというわけにはいかなくて、どっちかというとコルトレーン・カルテット志向かもしれない。
思いっきりフリーに崩すというのも大好きだが、やはりペダルは残しておかないと困難な部分もありその辺が課題なのかな? -
Jazzの帝王!!
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帝王マイルスの先見さが最も良い方向に表れていると思う作品。エヴァンスに作曲をさせたり、まだまだ若手のトレーンを採用したりと。このレコードでマイルスは全ての主導権を握りたかったから敢えて他のメンバーが分かるようなドレミファという音階じゃなくアフリカのアフロビートな難解な音階を用いている。そこから見てもマイルスの当時最もやりたかった「クール」が濃く見られる作品であるし、マイルスに気を使っているトレーンのサックスが聴くことができる。
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2010年12月29日購入
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ジャズはそれほど聞くわけではないが,これは別格.
Blue in green がいい. -
さすがモダンジャズ史上最高傑作。
Miles Davisとbill Evansが同じバンドで同じアルバムを作っているというのが信じがたい。Miles Davisのバンドを一度は脱退していたbill evansを説得して呼び戻したほど、このアルバムにおいてbill Evansのピアノの力は大きい。言い換えれば、Miles Davisの他のアルバムと比べるとかなりBill Evansの味が強く出ている。特に五曲目のFlamenco Sketchesは後にbill Evansの手によってPeace Peaceへと編曲されるほどにBill Evansっぽい。
しかし、ピアノジャズの頂点として今でも光り輝くBill Evansとのインタープレイの中でも抜きん出て、Miles Davisのトランペットの技術とセンスは凄まじい。
文句無しに5つ星です。 -
西村玲子さんおすすめ。