Pearl (Exp)

アーティスト : JanisJoplin 
  • Sony (1999年8月30日発売)
3.77
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本棚登録 : 121
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 0074646578629

感想・レビュー・書評

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  • 自分がこのアルバムを知ったのは、
    ジャニスに憧れて
    ストリートミュージシャンをしていた
    好きだった女の子の影響です(笑)

    彼女はいつも
    夜の公園で
    「Move Over」や
    ストーンズの
    「Dead Flowers」
    を歌いながら、
    いつか世に出ることを夢見てました。


    神戸を襲った阪神大震災で
    彼女は20歳の若さで亡くなってしまったけど、
    このアルバムを聴くたびに
    孤独だった彼女が
    ジャニスに自分自身を重ねた気持ちが
    分かるような気がします。


    多くのアーティストがカヴァーした、
    ロックファンであれば知らない人はいないであろう名曲
    『Move Over ジャニスの祈り』


    本アルバムのハイライトとも言える
    魂の熱唱が胸揺さぶる
    『Cry Baby』


    彼女がお気に入りだったバラード
    『A Woman Left Lonely 寂しく待つ私』


    一転、軽快なピアノのフレーズに心躍る
    『Half Moon』


    ジャニスの死去によりVoを入れずに発表となった
    スリリングなインスト
    『Buried Alive In The Blues 生きながらブルースに葬られ』


    聖歌隊を思わせる
    『My Baby』


    自由や希望を歌ったクリス・クリストファーソンの
    秀逸なカヴァー
    『Me And Bobby McGee』


    こちらも制作途中の死去のため
    アカペラでの収録となった
    『Mercedes Benz ベンツが欲しい』


    など、
    全身全霊を注ぎ込むような
    パワフルで
    ハスキーな歌声と、

    ロック・クイーンの名に恥じない
    鳥肌もののシャウト、

    酒とドラッグに溺れ、
    愛されたいと願い続けた
    彼女を投影した楽曲たち、


    まるで自分自身の死を予感していたかのような
    魂の歌声に
    誰しもが圧倒される、
    まさに捨て曲ナシの
    パールの輝きを放つ名盤です。



    余談ですが
    ジャニスをリスペクトするSuperfly志帆は、
    ジャニスがかつて在籍していたバンド
    Big Brother & The Holding Companyの
    ゲスト・ボーカリストとして
    ウッドストック40周年記念コンサートで
    ステージに立って
    ジャニスの曲を歌ってましたね♪

  • 昔々に手放してしまっていたアルバム.
    マスターテープからのリマスタというだけあって
    細かい音までちゃんと聴こえる.

  • discasでレンタル

  • Janis Joplin - vocals
    Clark Pierson - drums, background vocals
    Bobbye Hall - conga, percussion
    Phil Badella - background vocals
    Brad Campbell - bass
    Ken Pearson - organ
    Bobby Womack (The Valentinos) - acoustic guitar
    Richard Bell (The Band) - piano
    Sandra Crouch - tambourine
    John Till - guitar

    Released February 1, 1971 (1971-02-01)    /4th&LastAlbum/
    Recorded September 5 - October 1, 1970

    the album was ranked number 122 on Rolling Stone magazine's list of the 500 greatest albums of all time.

    "Move Over" (Janis Joplin) - 3:43
    "Cry Baby" (Jerry Ragovoy, Bert Berns) - 3:58
    "A Woman Left Lonely" (Dan Penn, Spooner Oldham) - 3:29
    "Half Moon" (John Hall, Johanna Hall) - 3:53
    "Buried Alive in the Blues" (Nick Gravenites) - 2:29
    "My Baby" (Jerry Ragovoy, Mort Shuman) - 3:26
    "Me and Bobby McGee" (Kris Kristofferson, Fred Foster) - 4:33
    "Mercedes Benz" (Janis Joplin, Bob Neuwirth, Michael McClure) - 1:48
    "Trust Me" (Bobby Womack) - 3:17
    "Get It While You Can" (Jerry Ragovoy, Mort Shuman) - 3:27

  • M7「me & bobby mcgee」

  • メルセデスベンツの発音に衝撃ww

  • 1. Move Over
    2. Cry Baby
    3. Woman Left Lonely
    4. Half Moon
    5. Buried Alive in the Blues
    6. My Baby
    7. Me and Bobby McGee
    8. Mercedes Benz
    9. Trust Me
    10. Get It While You Can
    11. Tell Mama [Live][#][*]
    12. Little Girl Blue [Live][#][*]
    13. Try (Just a Little Bit Harder) [Live][#][*]
    14. Cry Baby [Live][#][*]

  • 1970年8月末、ジャニスはスタジオ入りします。
    "いつでも楽しい女、パール"というコンセプトのもと、7月、ドアーズのレコード・プロデューサー、ポール・ロスチャイルドと共に制作に取り掛かったジャニスの歌が凄い。
    この作品、そりゃ〜、もう、すんごい名盤です・・・。
    ジャニスのヴォーカルは、半端じゃないです。

    個人的に一番好きな曲は、"A Woman Left Lonely"なんですが、1曲目から"Moving Over"が始まって、次が、"Baby!!!"の叫び声がこだまする"Cry Baby"だからなぁ。
    1〜3曲目までの流れは、アルバム中でも特に素晴らしいと思います。
    まさに圧巻。

    "A Woman Left Lonely"は、静かなピアノの出だし&ヴォーカルが、徐々に盛り上って、ジャニスの声が、悲痛になっていく過程が、本当に、孤独な人生を送った人だけに、真に迫ってます。
    ところで、恥ずかしながら、これまで気づいていなかったのですが、この曲の作曲者って、実はダン・ペンなんですね。
    以前トムスキャビンさんが呼んで、来日公演も果たしていましたね〜。

    "Half Moon"も、リズミカルなピアノの低音部が、格好良いですね。
    これは、Richard Bellさんによるものみたいです。
    そこから、Ken Pearsonさんの不思議なオルガンが入る辺りは、ゾクゾクします。
    で、その後のJohn Tillさんのギター・ソロ。
    勿論、ジャニスのヴォーカルは、とても力強い。

    結局、ヴォーカルが録音されることはなかった"Buried Alive In The Blues"に続く、アルバム後半の"My Baby"、"Me & Bobby McGee"、"Mercedes Benz"・・・。
    アコースティックな"Me & Bobby McGee"が、アルバムの気分転換になっているあたりも、この作品の良いところじゃないでしょうか。
    アカペラの"Mercedes Benz"も、アカペラなのに、安定した歌声だし。
    ゆるやかな"Trust Me"は、オルガンの音が綺麗だな〜。
    あと、ベースが結構、忙しく動く部分があって、そこ等辺も好きですね〜。

    一番最後の"Get It While You Can"は、何と言っても邦題が素晴らしい。
    "愛は生きているうちに"なんて、まさにジャニスのためにあるようなフレーズじゃないですか。
    家庭や故郷に認めてもらいたいと願いながらも、結局、関係を修復出来ないまま終わってしまった人生を考えると、曲を通して、自分の気持ちを伝えたかったのかな〜と思ってみたり。

    しかし、どの曲も、酒焼け(クスリ焼け?)したしゃがれた声がまた格好良いんだよな〜。
    本作が遺作になってしまったのは本当に残念です。

    それにしても、今、ジャニスが生きてたら、どんな感じだったんだろ〜か?
    なんか、ロックの女王としては勿論、スキャンダル女王としても君臨してるような・・・んなこたーないか。

  • 1971年発表
     このアルバムを録音中にジャニスは死んだわけで、彼女の遺作となりました。
     ここに刻まれた歌声は聴く者の胸に直接響いてきて、心を震えさせます。

  • Cry Baby カッコ良すぎる

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