耳をすませば [VHS]

出演 : 本名陽子 
制作 : 宮崎駿 
  • ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント (1997年7月25日発売)
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レビュー : 42
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  • / ISBN・EAN: 4959241280046

感想・レビュー・書評

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  • なんというか、『耳をすませば』で雫がなぜ小説を書こうと思ったのか、就職活動が終わってやっと分かった気がします。聖司がバイオリン職人の道を志し、一心不乱に修行しているのを見て雫は焦るわけです。自分と同年代の人間がすでに生きる道を見つけて、一人前になろうともがいている。それと比較して自分は、どうやって生きていくのかすら決められないでいる。だから雫は小説を書こうとしたのだと思います。

    「何が「だから」なんだよ、意味分からん。」とか言われると思います。実は、別に小説を書くことじゃなくてもよかったのだと思います。ひょっとしたら音楽を作ることでもよかったのかも知れないし、勉強することでもよかったのでしょう。大切なのは、若者という気難しい人間には、世界を捉えるための「何かしらの方法」が必要だということです。自分の中にある熱をもった何かを感じながらも、それをどうやって表現するべきなのか、どこで実現するべきなのかを知らない人間はとても苦しいものです。だからこそ自分の中にあるものと、世界にあるものとの間に最大公約数を探そうと躍起になるのでしょう。それがたまたま聖司にとってはバイオリン作りで、雫にとっては小説の創作活動であっただけなのでしょう。そして僕が選んだ世界との関わり方が、とある会社で働くことというだけです。

    聖司にとっては、どれだけ良い音を出せるかが世界を捉える方法であるのでしょうし、某ガリ勉君にとってはどれだけ高い偏差値を取れるかが世界と自分の折り合いのつけ方なのだと思います。ひょっとしたら後ろ向きに思われるかもしれませんが、就職活動もこれと同じことでしょう。自分がこれまで積み重ねてきた未熟で出来損ないの人生を精一杯誠実に振り返って、それが世界にある「何」と公約数を持っているのか、考えて考え抜くことがきっと就職活動なのだと思います。聖司や雫が「耳をすませば」のなかで、不器用ながらもやっていたように。そしてシューカツ生はそれぞれ、自分と世界との結節点をなんとか探し出すのでしょう。それが聖司にとってのバイオリン作り、雫にとっての創作活動のように、己の全身全霊をかけるに値するようなものであれば良いなぁ、と思います。

    我先にクラウチングスタートを決めて席を奪い合う椅子取りゲームが就職活動だとしたら、それは余りにも悲しいんじゃないかと思うのです。

  • 漫画版よりときめき度が凄い。
    二人乗りのシーンは『コクリコ坂』みたいな後のジブリ作品につながってるんだなぁとしみじみ。
    あと特典映像の背景集が良かった。雫ちゃんのお話の人形工房行きたい!
    ある意味のだめチックな物語。こんな青春良いなぁ…

    地球屋は色がつくと凄く良くなる。雫ちゃんの物語も!
    おいらは絵描きのせーじくんも、ヴァイオリン職人のせーじ君も好きです。

  • 図書館、中学校の図書室と、古道具屋さんが舞台になっています。
    借りた本に、いつも名前が先に載っている人。
    高校受験を控えた中学生なのに、バイオリン作成を志し、イタリアに修行に行くという。

    高校受験に追い回されず、自分で何の仕事をしたいかを考える姿勢。
    そういう同級生がいれば、高校へ進む人にも、自分の能力と責任を考えるきっかけになるかもしれない。

    「カントリーロード」という曲が、日本語の歌と、替え歌とで出てきます。合唱と合奏があり、へたうまな感じがとても心に響きます。

    ps.
    ライトのベルの「涼宮ハルヒ」シリーズに出てくる、
    「>また図書館に」
    という感じに近い部分があるかもしれません。

    ps.
    「涼宮ハルヒの憂鬱」というライトノベルでの
    「>また図書館に 」
    という感じと共通点があるかもしれません。

  • 小学校5年生の誕生日買ってもらった、初VHSでした。

    金曜ロードショーで見るたび、きゃーきゃー騒いでいたのを見かねたのでしょう笑。玄関を開けて入ってきたママから、「はい」と渡されたときのトキメキと胸の高鳴りは、今も心に残っています。

    ジブリ作品のなかで、墓場まで持っていくならとたずねられたら、間違いなくこれです。
    しずくになりたかったよー笑。

    宝物です。

  • ヴァイオリンを習いたくなるのは私だけじゃないはず。
    せいじくん最高。結婚しようって言える中学生。

  • 夜の蒸し暑さとか雨の日のだるさとか、そういうシーンがすごく好き。やっぱセイジ君かっこいわ。おじいさんに小説を見せるときの、追憶、ってBGM が好き。

  • せいじくんは永遠の王子
    素朴な二人が大好きです

  • 青春。

  • 僕がまだ小さい時に、
    叔父、叔母がプレゼントしてくれました。
    こんな恋愛ができたら素敵ですね。

  • いやあ・・・大好きですね。

    音楽会の辺がかっこよすぎて僕自身音楽がしたくなります。

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