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- / ISBN・EAN: 4949478180332
感想・レビュー・書評
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フランス映画らしいが,なんとも超現実主義というか,スラップスティックというか…ずっと昔,筒井康隆や吾妻ひでおを読んでいたことを思い出す。
とにかく映像の展開がめまぐるしい。話の展開もよく分からない。第一なぜザジが叔父さんの家に来たのかもよく分かんないし,なぜ地下鉄に乗りたいのかも分からない。
シュールな気分を味わいたい方は,どうぞ。見たことのない世界が続きますので…。
いつ終わるのかなあ…と思いながら見ていたのだが,こういう映画はめったにみれないので,一応評価は4にしておく。貴重品ということで…。
《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
オレンジのセーターにショートカットのおてんば少女ザジと大人たちが巻き起こす大騒動。「死刑台のエレベーター」などのフランスの巨匠ルイ・マル監督が、レイモン・クノーの小説を、風刺の効いたユニークでシュールな演出で映画化した傑作スラップスティック・コメディー。母親に連れられ叔父のいるパリに遊びに来たザジ。ところが楽しみにしていた地下鉄はストライキの真っ最中。仕方なくザジはパリの街を見物に出かけるが・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フランスのおバカ映画。エスプリがきいているのだろうがセンスがないのでよくわからなかった。
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ザジ、可愛い(●’ᴗ’●)♪
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ドタバタなコメディアニメを実写にしたかのように、画面がコロコロと変わり、色んな遊び心が散りばめられた子供の空想や絵を見ているかのような映画でした。
「これで良いのか?」と思うような粗い編集もあったり、ストーリーもない(ように見える)、実際には有り得ない場面ばかりですが、主人公のザジがおませで可愛く、笑ってしまう仕掛けや画の切り替わりが本当におもしろい!また、カルラ・マルリエが人形のように整っていて、美し過ぎてびっくりしました。
映画「ひなぎく」の暴れ具合であったり斬新さを思い出しました。
コミカルに描きつつも、周りの物や壁を破壊する行為、権力者と対峙したりと社会的な問題も組み入れているようでした。(ストの様子の再現?)そういった事は、子供にとってみれば「何で起きているのかわからない・勝手にやっててくれ」というように、それらの見せ方もあくまで子供の目線で描いた感じ。
今観ても驚くことばかりなのに、この時代に観たら一体どんな気分になったのだろうか。
20130425 -
『オシャレ』という感想しか出てこない。
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凝りに凝ったシュールな画面と
ザジの生意気少女っぷりににこにこしていたら
終盤、突如として始まった
おとなたちのあの度の過ぎた破壊行為。
エッフェル塔と追いかけっこの場面がだいすきです。
家具の色がいちいちきゅーと。
水色の劇場の色使いとか んもう抜群。 -
シュールすぎてちょっとついていけなかった。
映像は美しいので、ストーリー性を重視していない映画だと最初にわかっていて見ていたら単純に楽しめたかも。 -
1960年 フランス
原題:Zazie dans le métro
監督:ルイ・マル
出演:カトリーヌ・ドモンジョ、フィリップ・ノワレ