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- / ISBN・EAN: 4988002322282
感想・レビュー・書評
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1995年、8枚目のアルバム
01.Loop
02.love letter
03.君のヴァニラ
04.鼓動
05.限りなく鼠
06.楽園(祈り 希い)
07.細い線
08.Somewhere Nowhere
09.相変らずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり
10.デタラメ野郎
11.密室
12.Kick(大地を蹴る男)
13.愛しのロック・スター
14.唄
15.見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ
16.Loop MARK II詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、自分が所持しているのは、回収された紫のケースの方のCD。情報がないので、こちらに書く。
また細かい感想は、思い入れが強すぎて、ここでは書ききれない、
まとめきれないと思うので、後日、自分のブログに書こうと思う。
これは、BUCK-TICKで最も暗いアルバムだと思う。
聴き手をかなり突き放している。
事実、このアルバムの所為でファンがたくさん離れていったそうだ。
入門としては全くオススメできない。
私は、元から、根暗でヘヴィな音楽が好きだ、
故に、BUCK-TICKの中では一番このアルバムが好きだ。
ピクチャープロダクトという、現在比較的レアなDVD BOXにこのアルバムのPVが全曲収録されている。
それを観て、ますますこのアルバムに愛着が湧いた。
棺に入れて欲しい、と思えるアルバム。
このアルバムを気に入ったのなら、是非そちらもチェックして欲しい。 -
Loop
love letter
君のヴァニラ
鼓動
限りなく鼠
楽園(祈り 希い)
細い線
Somewhere Nowhere
相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり
デタラメ野郎
密室
Kick(大地を蹴る男)
愛しのロック・スター
唄
見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ
Loop MARK 2 -
カッコつけではない本物の暗さを出せる、日本唯一のアーティストがBUCK-TICKだと私は思っている。
最高最大の暗さと、最高最大の内閉ぶり。
この後だんだん音にピコピコ色が強まっていくことを考えると、やはりこのアルバムがキングオブ暗さ、といえる。
5曲目「限りなく鼠」の、地を這うような(…もはや這いつくばっている…)櫻井敦司のヴォーカル、「道標に騙され迷ってる」というフレーズ。タイトルもタイトルだが、完全にいってしまっている。
15曲目の「見えないものを見ようとする誤解 全て誤解だ」に至っては「?????」…でも曲はいいですよ。好き。「誰かが生きれば泣いてやるさ/誰かが死んだら笑いかけてやるのさ」というフレーズ…いかにも櫻井節、という風情ではあるが、実は日本の古代宗教にそういうのがあるらしい(「愛への帰還」より)。
わざとか?偶然か?
あと「あいかわらずの[アレ]がのさばる反吐の底の吹き溜まり(ヤベェ記憶曖昧…今井の詞なもんで、つい)」の、今井寿のストレンジヴォイスも、聴き所か。
とはいえ、一番は4曲目の「鼓動」。
私にとってある意味癒しの曲。
「生きていたいと願う 愛されてるなら/ごめんなさい ありがとう」…なんか泣きたくなってくる。
泣きたくなるくらい、生きようと強く思う。