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- / ISBN・EAN: 4988021110549
感想・レビュー・書評
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93年公開の『ルパン三世』劇場版シリーズ6作目。ルパンたちが狙うのは、ズフ国王家の財宝。しかし、ズフ国は数年前の軍事クーデターにより王家一族は殺され、現在は首狩り将軍が政権の座についていた。財宝が貯蔵されている漂流島はトラップだらけで、王族でないと入れない。処刑された王子パニッシュの恋人でもあった国家警察のオーリエンダーをヒロインに、ルパン一味と首狩り将軍による財宝を巡って熾烈な争いが繰り広げられる。
原作者モンキー・パンチが、初監督した劇場版アニメ映画。
ルパン三世が、ナノマシンを使ったセキュリティシステムに守られた漂流島に眠る財宝を狙うミッションを、レジスタンスと秘密警察とのバトル、ナノマシンのセキュリティシステムを突破する方法の謎解き、パニッシュとオーリエンダーの切ない愛、ルパン三世と銭形警部の壮絶な知恵比べを絡めて描かれていく。
モンキー・パンチ監督が、原作コミックのイメージ通りアウトローとしてのルパン三世のハードな魅力、銭形警部のルパン三世のやり口の裏をかく有能さをより描きたいという苦闘が、作品の中で見える意欲作として、モンキー・パンチの原作コミックのイメージ通りの作風を実現出来た今だからこそ再評価して欲しい意欲作。
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これ、好きなんだけど、テレビ放映だと、必ずエンディングがカットされるんだよね。
エンディングソングかっこいいのに、何で?
何か問題のある表現とかあるのかしら。 -
ハードボイルドというか、顔が濃いルパンたち。
ゲストキャラたちも、当時のアニメを象徴するようなデザイン。
首狩り将軍との財宝争奪戦。
ナノテクで黄金生成…できるといいな。 -
もうちょっと軽妙さがあってもいいかな。多分、原作に近い作りなような気がする。
五エ門の顔が別人みたい。
ラストはちょっと切ない。それもルパンらしい…。 -
原作者モンキー・パンチが監督した『ルパン三世』映画。
映画館に観に行った。
レーザーディスクで購入した。
何度も何度も見た。
そして、何度も何度も、楽しんだ。
冒頭の脱獄カーチェイスでもルパンの変装が肝になり、クライマックスでもルパンの変装が肝になる、僕にとってはとても嬉しい展開。
というのも、実際問題、TVスペシャルなんかでもそうだけど、ルパンの最大の武器は、身の軽さでもワルサーP38でもなく、その正体を次元も五右ェ門も不二子も知らないという、究極の変装術だというのに、あまり効果的に使われたことがないのですな。
うん、なんかいつも力業だし。
でも、ルパンのルパンらしさは、間違いなく、変装にあるわけです。
というのはどういうことかというと、原作のルパンは、もちろん、劇中の敵、銭形やネズミ一族やその他を相手取るときに、一番多用するのが、まさしく変装なわけですが、これって、実は敵に向かって披露していると言うより、「読者」を騙すために使われることの方が多いくらいなんですね。
そう、僕ら読者は、ルパンに騙される快感を感じているわけです。
これに関しては、ルブランのアルセーヌ・ルパンがまさしくそうでした。
神出鬼没、いつどこにいるかわからないけど、いつでもどこでもそこにいる、それがルパン一族、とまあ言ってしまえばそういうわけで。
その変装が、効果的に使われているのが、まさしくこの作品。
そして、もう一つ。
銭形警部のかっこいいところも、存分に味わえます。
本当は、原作ではもっともっとかっこいいエピソードがあるのですが、いつかそれがアニメになるときはあるのだろうかと思ってたら、ミュージッククリップの新作映像で新規作画されてました。
Samba Temperado HD:
http://youtu.be/ORC7pt5OM44
@youtubeさんから
次元と五右ェ門をあっさり捕縛し、だけどルパンにはしてやられる。
これが、銭形です。銭形らしい銭形です。
そんな、かっこよくて、でもルパンには一歩先を行かれてしまう銭形を、この映画では描いています。
どうかその目でお確かめください。
僕の好きな映画です。 -
金曜ロードショーから
ラストが切ないです。ハッピーエンドを期待してた私としては、やるせない感が半端ないです。爽やかに終わってはいるんだけど、私はうまく切り替え出来ず。
声優陣は豪華で、〇〇の人じゃない?と推理しながら観てました。 -
原作者のモンキー・パンチが初めて監督を担当した、劇場版第6作が低価格で再発売。ズフ共和国の秘宝を狙い、難攻不落の島に乗り込んだルパンたちの運命は…(amazonより抜粋)
すべては絵が・・・。
異様に濃くないですか。
それに最後まで馴染めませんでした。
最後のオチもちょっと。金ねぇー・・金かぁ。 -
80点。多数の漫画家のカメオ出演を確認するのが楽しかった!!岩鬼とか出てたし。普通に見てたら気づかないね。
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初めは絵柄が濃くてどうだろうと思っていたのですが、話は面白いし絵もよく動くしですぐにそんなことは気にならなくなりました!<br>
とっつあんが無駄に格好よすぎてちょっと笑ってしまいました。
不二子がいつもとちょっと違う雰囲気で可愛いです。<br>
監督: モンキー・パンチ<br>
1996年(日)97min<br>