この森で、天使はバスを降りた [DVD]

監督 : リー・デビッド・ズロートフ 
出演 : アリソン・エリオット  エレン・バースティン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ (2000年2月10日発売)
3.59
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レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135525383

感想・レビュー・書評

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  • 展開雑な上に後味悪すぎワロタ

  • 人は色々なことを抱えて生きている。
    そしてそれを乗り越えて生きている。
    みんな生きている。
    人と出会い 人と支え合い 人と傷つけ合う

    とても勇気づけられた

  • THE SPITFIRE GRILL
    1996年 アメリカ
    監督:リー・デヴィッド・ズロトフ
    出演:アリソン・エリオット/エレン・バースティン

    刑務所から出所してきたばかりの若い女性が、さびれた町のレストランで働き始める。最初は余所者扱いされていた彼女が次第に、息子をベトナム戦争で失った女主人や、その甥夫婦の妻らと打ち解け町に馴染んでいくが・・・。

    原題の「スピットファイア・グリル」はお店の名前。基本構造や雰囲気は同じくカフェレストランを舞台にした「バクダッドカフェ」や「フライドグリーントマト」に近い感じ。恋愛よりも、わけありの女たちの友情や理解を中心にストーリーは進んでいく。ラストが、少し悲しい。ヒロイン以外の人たちはそれなりに問題解決するけれど、本当に命を投げ出すことだけが彼女の贖罪になったのだろうか。できれば生きて幸せになって欲しかった。

    (1998/2/8)シャンテシネ

  • タイトルがおっ洒落ーなので、ずっとヨーロッパの映画だと思っていたら、アメリカの田舎町の物語だった。そもそもこの邦題は原題からかけ離れているのだが、スチールの幻想的な雰囲気によく合っていて、私は好きです。内容を正確に反映しているわけじゃないけどね。賛否が分かれる作品のようだが、私の場合、あまりのことに唖然としてしまい涙も出て来なかったし、ちっともハートウォーミングな気持ちにはなれなかった。それでも、それぞれの内奥の痛みの上を流れる優しい雰囲気、心癒される自然の美しさ、女優陣の演技の秀逸さをもって、繰り返し観たくなる作品。

  • 煙草を吸い、眉間にシワを寄せる天使。口は悪いし、とらえようのない態度。彼女の口から発せられる言葉の数々、純粋さに眩しささえ感じる。優しい風が身を潤してくれるはず。

  • 生きる痛みを知る人へ

     この町の、淋しいけれど美しい景色や、痛みをおさえた落ち着いた撮り口に、久々に涙しながら映画を観た。生きる痛みを知る人には泣かせられる作品になっている。

     たとえば
    「人生をやり直せるか」
    「誠意は悪意にも通用するか」
    「偏見が事態を歪めてしまう」
    「だけど水滴が岩を穿つ可能性」等、

    普遍的な不安や疑問に対する一時的ではない回答、全面開通ではなくとも最終的に見えてほしい光が、凝縮された形で映しこまれている。そこを、無理にでも詰め込んでくれたのが嬉しかった。

     この森でバスを降りたパーシーは、その景観に抱きしめられるかのように、少しずつ胸を洗われ、だんだん綺麗になっていく。まずは森に対して心を開き、迎え入れられた。それからは、そこにある生身の彼女を認めた人にとって、救いの存在となっていく。不器用で始終タバコを吸っている、柄の悪い天使ではあったが。
     登場人物の前歴や秘密が暴かれると、途中は心を痛めつけるような荒々しさで、映画が進行する。しかし、この作品の見所は「比較的淡々としている」ところにあると信じたい。日々のことを、なるべくきちんとやることに。
     簡単な料理を見事に失敗しながらも、やめるとは言わず働き続けるパーシー。やめろとは言わず、続けさせておくハナ。何より、話よりも自分が接したパーシーの、生の感触を信じて手伝い続けるシェルビーの温度感は、作品の印象にも大きく影響している。

     この町以外にも、多くの天使予備軍が潜伏していれば、その翼を広げる前に、この映画のように人の気を挫こうとする悪魔も、至る所に潜んでいる。その時には悪意に満ちていた人も、底が見えないほど意地が悪いとは限らないのだろう、それもこの映画のように。
     本人にやる気さえあれば道は開けるとか、何度でもやり直せるとか、単純には言えない。ただ淡々と暮らしていくことだけが、切れそうな糸をつないでいく行為なのではないか。

  •  一言でいうと、主人公のパーシーが人と人をつなぐきっかけとなるストーリ。

     刑務所にいたパーシーが、とある田舎のレストランで働くようになった。地域のコミュニティーで根付いていて、住民の中には、彼女をよそ者扱いする。
     店主ハナが怪我をしてしまい、毎晩家の外に缶詰を置いておくように頼まれる。その缶詰を持って行く人に会いたくて、森の中へ入っていく。

     そしてハナは以前から、店を売りに出していたが、買い手が見つからないため、パーシーの刑務所の仲間に協力してもらい、作文+$100で譲るキャンペーンをはじめる。

     集まったお金が火種になって、パーシーは信頼を失っていく展開。

  • 美しい自然の映像と静かなテンポの映画です。森の中のどこまでも澄んだ空気や閉鎖的な村の雰囲気などがよく描かれています。主人公の純粋な優しさにラストでは泣いてしまいました。いい映画です。

  • 胸がギュってなってのどが詰まりそうになった映画はあったけど、堪え切れなくて、涙がポロリと落ちた映画を久しぶりに観た。
    この映画、あまり評価されていないよね?もっと評価されてもいいような気がする。
    1996年のアメリカ映画。サンダンス映画祭で観客賞を受賞。
    マイン州の森の中にある小さな町で人生の再出発を始めたパーシー。
    彼女は罪を犯し刑期を終えて出所した。彼女はシェリフのおかげでダイナー「スピットファイア・グリル」で働くことに。
    それから、ただ衰退しさびれていく町と町民たちの心にいろいろと変化が起きていく。

    <ネタバレ注意!>

    良い人ほど天に召されるのが早いのかなー?とか考えちゃった。
    それでいて、事件を招くことになったハナの甥は無罪なの??お金を隠したのは彼なのに! テーマは「贖罪」なんだそうだ。
    パーシーは確かに人を殺めた。とても悲しい理由で。殺人は決してやっちゃいけないことなのはわかっている。情状酌量があったからパーシーは刑期が早かったのだとも思う。
    パーシーの贖罪はなんだったんだろう。
    ジョーにプロポーズされて断ったこと?
    ハナの息子を逃がすために川にのみこまれて命を落としたこと?
    あまりにも悲しすぎる。
    唯一よかったぁ~って思ったのは、ラストでスピットファイア・グリルが賞品の作文コンテストで優勝し、お店を譲った人が若い女性で、小さな赤ちゃんを抱えたシングルマザーで。
    でも、なによりもその赤ちゃんの幸せを考えている人だったことだなぁ。
    ま、これはハナのパーシーに対する贖罪なのだろうけど。
    あと、パーシーが憧れていた山や森の景色がとても素晴らしかった。
    この映画のタイトルはダイナーの名前で「The Spitfire Grill」なんだけど、いい邦題をつけたなーって感心しました。あはは

  • 小さな街の大きな物語

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