バットマン [DVD]

監督 : ティム・バートン 
出演 : マイケル・キートン  ジャック・ニコルソン  キム・ベイシンガー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.50
  • (41)
  • (92)
  • (147)
  • (18)
  • (3)
本棚登録 : 539
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135526304

感想・レビュー・書評

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  • BATMAN
    1989年 アメリカ 126分
    監督:ティム・バートン
    出演:マイケル・キートン/ジャック・ニコルソン/キム・ベイシンガー

    悪と暴力がはびこるゴッサム・シティでは、巨大なコウモリのような男が現れることが話題になっていた。新聞記者のノックスとカメラマンのヴィッキー(キム・ベイシンガー)はコウモリ男について調査中。偶然もぐりこんだパーティで、大富豪のブルース・ウェイン(マイケル・キートン)と知り合ったヴィッキーは彼と恋に落ちる。一方、マフィアのボス・グリソムは、愛人を寝取られ裏切られた腹いせに、右腕のジャック(ジャック・ニコルソン)を陥れるが…。

    バットマン映画はたくさんありますが、こちらは1989年のティム・バートン版。なぜかこの続編のキャットウーマンが出てくるのだけ映画館で見ていて、こちらはテレビで見ただけだったと思い、改めて見直してみる。アメコミヒーローの中でも世界観がダークゴシックなバットマンはティム・バートンと相性抜群。当時かなり好きだったのだけど、今見ると慣れもあるのか意外と普通だった。

    本作でジョーカーを演じたのはあのジャック・ニコルソン。メイクなしでもいけそうな(笑)はまり役。ジョーカーの背景は作品によって違うけれど、本作ではマフィアの幹部、ボスに裏切られ陥れられたところをさらにバットマンにやっつけられ、化学薬品の液体の中に落下。死んだと思われたが実は生きててジョーカーとして復活という展開。さらに幼い日のブルース・ウェインの両親を殺したのは若い頃のジャックだったという伏線。

    マイケル・キートンは、仕事できそうだけど世間知らずのお坊ちゃん感もあり好演。執事のアルフレッド(マイケル・ガフ)が好きだなあ。恋愛要素は、ストーリー上必要だったのだろうけど、ブルースが惚れっぽいダメな人に見えたので個人的にはないほうがよかった気がする。

  • いやー王道を突き進みますね、アメコミ。

    それでもカッコイイです、アメコミ。

    アメコミだからでしょうね。

    ジョーカーの狂気にもすっかり引き込まれます。

  • 終盤の配色どうりなのかな。ジョーカーのカラフルな色使いは多種多様な欲望。ベイシンガーの白は純粋。バットマンの黒は悪の象徴なのかも。

  • 2022/05/10

  • ティム・バートン監督が思いっきり楽しんでいる。ゴッサムはニューヨークだろうし、時代背景も適当だし。ま、いいか。

  • 【要約】


    【ノート】

  • とにもかくにもジャック・ニコルソンに尽きる! 最初の登場シーンではワイルドな野性味あふれる苦みばしった男!なかっこよさなのだが、ジョーカーになってからのキレっぷりが最高で、幸せのスマイルというよりも引きつったバカ笑いがたまらない。細かいギャグやノリノリのダンスなど、吹っ切れた演技はまさに怪演という言葉にふさわしい。

    キム・ベイシンガーは(あの頃の)イイ女! という感じで、今見ても悪くない。「私たちの愛を育ててもいいの?」なんて言われてみたいなあ。

    マイケル・キートンは、うーん、ちょっとおっさんくさいというか、果たしてバットマンの素顔としてどうなの? という気がしないでもない。

    執事のアルフレッドが随所でいい味を出している。ゴッサムシティは英国文化なんだっけ?

    バットマンもジョーカーもあくまでも人間として描かれており(まあジョーカーは一度死んでる?んだけど)、超人的な能力はなく、そのあたりも踏まえたアクションや武器のギミックなど、B級感にあふれている。1989年作ということもあるが、CGはほとんどなく(バットモービルのシールドにそれを感じたぐらい?)、あくまでも特撮として撮影されているのも、これまたB級っぽいし、ティム・バートンのこだわりを感じる。バットモービルがいかにも被せ物が走っている感じで、重厚感がないのがいいんだか悪いんだか(笑)。

    今だったら過去の因縁が複雑に絡み合ったりだとか、伏線張りまくりだったりとか、あっと驚くどんでん返しだったりとか、ミステリーの要素だとか、そういうのをガンガンに盛り込んでくるような気がするんだけど、そういうのはなくてとてもシンプルな脚本になっている。若干物足りないような気もするけど、きっとそういうところよりも、単純明快なヒーローものとして描きたかったんじゃないだろうか。

    ティム・バートンは2人の恋愛とかあまり興味は無いんだろうな。ふつうの映画ならバットマンであることの正体が彼女に知れてしまうところはかなりの盛り上がりを見せるのだろうけど、なぜかアルフレッドが彼女を秘密基地に連れてきちゃってそこで正体がばれてしまうんだもの(笑)。

    ゴッサムシティの街の造形や室内インテリアはゴシック、人々のファッションなどもレトロ感にあふれているが、今見ると特別どうということもなく感じてしまう。当時はこういう美術設定、どうだったんだろうか?


    とはいえ、ジャック・ニコルソンあればこその映画という感じで、まあ★3かな。

    Wiki見たら、ジョーカーの吹き替えをデーモン小暮閣下がやっていた。キャスティングしたくなる気持ち、わからないでもない(笑)。

  • 古い映画なので、手法も古いが、その面白さは衰えない。

  • ティム・バートン監督。ジャックからジョーカーへ変身する敵。両親の仇を討つバットマン。
    愛を育むには重い運命を持つバットマンだが、彼女とは幸せになれんのかね。次回予告キャットウーマンにキスされてたけど…

  • ひっさしぶりに観ると、
    とてもファンタジックだったけれど、
    子どもの頃から大好きな一作。
    そもそも原作は漫画ですものね。
    ティム・バートン監督だったということも、
    納得。

    今では、ジョーカーと言ったらヒース・レジャーですが、
    ずっと私の中では、
    このジャック・ニコルソンだった。

    そして、マイケル・キートンが若くて、
    『バードマン』に繋がると思うと笑えた。

  • こっちのバッドマンを書いていなかったのを思い出して記録。ティムバートンの映像は少し苦手なんだけど、これくらいのどんよりファンタジー感はちょうど良かった!なにより、ジョーカーにジャックニコルソンを選んでくれたところに盛大な拍手。やっぱりジョーカーはこれくらいのコミカルさが欲しい。

  • どうしてもクリストファー・ノーランの『ダークナイト』シリーズと比べてしまうけれど、これはティム・バートンらしいちょっとユーモアも感じられる映画。とてもアメコミらしいと感じるのは『ダークナイト』より比較的原作に近く、主人公もスタイリッシュ過ぎず、登場人物達も人間くさいからか。
    ジャック・ニコルソンが全部もっていってしまうぐらいノリノリで、この乾いた狂気は好きだ。

  • ティムバートンの特撮ここにあり

    特撮物とは面白いもので、新しさ古さを感じさせないジャンルだと思う。特撮技術も日々進歩しているが、結局はホンモノを使っているのでCGのように目を疑うような技術革命が起きているわけではない。アーティストのライブで最高潮に盛り上がったときの爆発をCGでは感じられないのと同じで特撮ならではの迫力を感じさせる作品だった。

  • 誰も歌ってはいないけれど、ミュージカルでも観ているような印象。ストーリーや内容よりも雰囲気を楽しむ感覚。
    バットマンの印象が薄いのはジョーカーの印象が強すぎるから。
    ジャック・ニコルソンの破壊力がそのままジョーカーの破壊力になっている感じ。話もなんもかんもどうでもいいや、ジョーカー面白いってなるのがジョーカーの存在ってことね、っていう「バットマン」基本を思い出した感じです。
    個人的にはちょっとゴシックでファンタジックすぎてティム・バートンのバットマンはあまり好みではないですが、そこは好みの問題かも。

  • ★★★☆ 3.5 再鑑賞2回目。一度目はレンタルビデオで学生の頃に鑑賞。「バットマンVSスーパーマン」のためのおさらいを兼ねてが鑑賞目的。監督がティム・バートン氏なので、ダークな雰囲気はこの作品にもよくでているなと思う。ジャック・ニコルソンがジョーカー役で出演。「ダーク・ナイト」のヒース・レジャーのジョーカー役も鬼気迫る演技でいいが、こちらのジョーカーも飄々としていて味があるなと見ていて思った。この調子で旧シリーズを見ていこうと思う。感想はこんなところです。

  • ダークナイトのレビュー書きながら、第1作目のレビューを書いてないことに気付いたから書きます!

    こちらは1980年代っぽい感じがするけど、ジョーカー役のジャック・ニコルソンが良い味出してます。ダークナイトのジョーカーよりコミカルな感じだけど違和感なし。やっぱりジョーカーは存在感がないとね。
    バットマンの心の葛藤に関してはダークナイトほど掘り下げられてないけど、まあ、それは1980年代の映画だから仕方ないと思います。あの頃はこういうのが求められてたからね。
    でもさすがはティム・バートン。ゴッサムシティーとか全体的な雰囲気がちょっと不気味で少し悲しくて、ティム・バートン色が出てました。こういう細かいところに気を配ってるのが、バットマンとバットマンリターンズを今でも好きな理由です。

  • 全編通して「〜〜…って事なんだろうな!多分!」が多かったような気がする。
    私の理解力が乏しいだけなのかもしれないけど只管に関係性だとか間柄みたいな所がふんわりぼんやり。

    やっぱりこの映画、ってなると取り敢えずジョーカーかな!とは思うけど只単に気が狂っちゃった〜、…ってとこから出きらない所がなんとも…。道化っぽさは100点。
    ダークナイト信者では無いと先に物凄く訴えておきたいけど、なんて言うかダークナイト版ジョーカーの理由の無い狂気って言うのかな、根っこの部分が全く見えないのにただただ狂気を振り撒いてるジョーカーの方が好きだなーと。
    なにがどうしてそうなった、の部分が見えてしまうとどうしても同情みたいなもんが湧くよね、って話である。

    ただでも、この映画特有設定の、俺がお前を生んでお前が俺を生んだ図式はおいしい。ヒーロー(バットマンをここに括っていいのか分からないけど)あってこそのヒール。ヒールがよりヒールに見える為にヒーローが居るんだっていうその対比が好き。

  • 俳優陣は好きだったけど、やっぱりノーランのバットマンシリーズ好きとしてはのんびりしたものに見えちゃった。でも公開当時、劇場で見たけども、今から約25年前の記憶ってさすがにあやふやだったなぁ・・・。

  • ブルース・ウェインがネオニートであることに変わりはないですが、きちんとイケメンでプレイボーイなので楽しく観れました。ヒロインとの絡みが可愛い!ジョーカー軍団がシュールすぎてめっちゃ笑いました。なんだあのノリ。

  • (1989年作品)

  • ヒース・レジャーはとてつもなく素敵なんだけど、このジョーカーなくしてはあり得なかったはず。
    古臭くたって名作。

  • うん、わかりやすくてよい。
    そしてニコルソン版ジョーカーの愉快げなこと。
    たっぷり愛敬をふりまく。お祭り好きなんだね。
    絵画に落書きしていく中でフランシス・ベーコンは気に入ったと残すあたり、気が利いている。
    それに比べてバットマンの堅物で面白げのなさ!

  • ジャック・ニコルソンを楽しむ映画。

    ヒロインがそれほど魅力的に見えないのは時代のせいかな。

  • ジャックニコルソンがまじで怖い。

  • ダークナイト3部作を見て、あらためてオリジナル版をチェック。驚いたことに本作は初見でした(「リターンズ」以降は全部見てるはずなんですが)

    「ダークナイト」シリーズに較べると、物語の凄みがないし、アルフレッドやゴードンなどの脇役陣も地味。でも20年以上前の作品でこの映像クオリティは素晴らしいですよ。ティム・バートンもあまり自分のカラーを前面に出さず、うまくゴッサム・シティの世界観を作りあげてますね。

    なんか朴訥としてるマイケル・キートンのバットマンも好きだな。それでも、ジャック・ニコルソンの最高のキレっぷり、壊れっぷりがすべてを持っていくんですけどねw

  • バットマンシリーズをノーランシリーズから入った自分としては正直イマイチ。確かにジャックニコルソンのジョーカーには見入ったし、彼がノーラン版ジョーカーを演じていたらどんな演技をしていたのだろうというのは見てみたい。ただストーリー的にはまあベタなヒーロー映画。自分がノーラン版バットマンから入っていなければもっと楽しめたのかなとは思う。

  • ジャック・ニコルソンは、いつもイっちゃってる!

  • ダークだけど、ブラックジョークのようなものもかかさないティム・バートン作品。ジョーカーがすき。

  • クリストファー・ノーランのシリーズを一通り鑑賞したので、オリジナルであるこちらを鑑賞。比べるとティム・バートンらしく暗い中でもジョークがきいていて◎ ジャック・ニコルソンの演技は見物。

  • 初見。バットマンとジョーカーの関係がわかりやすい 今の流行に似たものが入ってますね(縁メガネとか…) ジョーカーの存在感がとても大きい気がします、続編もみたいな。

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