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- / ISBN・EAN: 0731454889629
感想・レビュー・書評
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チャールズ・ミンガス、フェラ・クティ、ボブ・マーレイ。音楽を政治に真っ向からぶつけた三人。もっともアクチャルなメッセージそのものが、もっとも美しく完成された音楽に昇華する。真のホット・ミュージックとは天から降ってくるものではない。大地から噴出するビートなのだ。20世紀が持つことのできたもっとも重要な三人の思想家である。
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「My feet is my only carriage」
旅の最中何度聴き、何度皆で歌い合ったか分からない。
音楽産業の歴史上、初めて第三世界から全世界を席巻した
アーティスト。どの国に行ってもボブマーレイはヒーローだ。
やっぱりボブの「イエ~~~!!!!」の雄叫びが聴きたい。 -
M6「no woman, no cry」
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ヴァイヴレーションがビンビンに伝わってきます。
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[DATA]
1975年12月5日リリースのライヴ作品。
同年のツアーから7月19日のロンドン公演(ライシアム・シアター)を収録している。
ボブが世界的なヒーローになる決定打的作品で、とりわけシングルリリースされた"No Woman No Cry"では観客による大合唱が起こっている。
収録曲は2nd、3rdから3曲ずつ+オープニングの"Trenchtown Rock"。
"Trenchtown Rock"は70年代初めに録音されたことがあるが、アイランドレコード作品では初登場。
録音面では、ローリングストーンズが70年代に移動用録音スタジオとして利用していたローリングストーンズ・モービルユニットが使用されている(ストーンズが使用していない時は他アーティストに貸し出されていた)
[自問自答による私的思い入れ]
Q1 いつ買いましたか?また買ったきっかけは?
前作"Natty Dread"と同時に買いました。そっちでも書いた通り、試聴コーナーで"No Woman No Cry"のライヴ・ヴァージョンを聴いて泣きそうになるぐらいの衝撃を受けて。ちなみに、実際に家で最大音量で聴いた時、本当に感動して泣きました。
"Everything's gonna be all right"の部分です。曲を聴いただけで感涙する程の経験というのは滅多に無いんですが、そんな数少ない経験の1つがこれです。
Q2 ジャケットの印象は?
このジャケットは大好きです。ギターを持っているステージ上のボブはとても格好良い。
髪を振り乱しているのも、ライヴのボブらしさが伝わってくるので気に入っています。
Q3 アルバムを聴いた第一印象は?
とにかく感動しました。特に"No Woman No Cry"から"Get Up, Stand Up"までの3曲は圧巻の一言です。
ホント、"No Woman No Cry"は泣けます。歌詞を読んでから改めて"Everything's gonna be all right"の部分を聴くとグッときますよ。
"仲間が戦いの中で倒れていったけれど、きっと上手くいくさ。上手くいくはずだよ"という内容が、ボブによってとてもリアルに伝わってくる。
音楽が人の心をここまで揺り動かせるんだな、というのを強く感じさせてくれる1曲です。
バック・コーラスのアイ・スリーは、マーシャ・グリフィスが出産前だったので不参加、ボブの奥さんリタと、ジュディ・モワットの2人が参加してますが、彼女達のサポートも素晴らしい。
この作品を聴く度に、一度でいいから生ボブ・マーレィのライヴを体験したかったと思わずにはいられません。
Q4 アルバム中特に好きな曲は?
"No Woman No Cry"〜"Get Up, Stand Up"、それに"Trenchtown Rock"。
"Trenchtown Rock"はオープニングなので、ボブが歌い出すと観客がワーッ!となるじゃないですか。あの部分が好きです。 -
1975年発表
01. Trenchtown Rock
02. Burnin' & Lootin'
03. Them Belly Full (But We Hungry)
04. Lively Up Yourself
05. No Woman, No Cry
06. I Shot The Sheriff
07. Get Up, Stand Up
08. Kinky Reggae (Bonus Track) -
単純にいい。