ガープの世界 [DVD]

監督 : ジョージ・ロイ・ヒル 
出演 : ロビン・ウィリアムス  グレン・クローズ  ジョン・リスゴー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135531070

感想・レビュー・書評

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  • 男に支配されることを極端に嫌い、突拍子も無いカタチで子供を授かりシングルマザーとなった女性ジェニー。
    そんな自立心が強くて独特な感性を持つジェニーと彼女に育てられたガープの人生を描いた物語。

    人生を輝かせよう!頑張ろうではなくて
    ほとんどが耐える、許すの繰り返しで
    ハプニングの連続。良いことばかりじゃないけど、ただ一番愛する人が隣にいることを愛おしいと思えるような、そんなガープの優しい眼差しの世界は暖かくて心地よかった。


    なんとなく「フォレストガンプ」みたいな印象だけど、あそこまで映画的な人生では無い。
    淡々としてるけど、後半に向けて割と激しい、マジかよオイオイ、、、って感じのことが訪れる。

    このガープを演じた若い頃のロビン ウイリアムズの笑顔の演技といい、母親役のグレン クローズの凜とした姿といい、そして性転換したジョン リスゴーといい、本当にキャストが魅力的で、70年代から80年代初期のファッションやアメリカの雰囲気もとっても良い。
    ジョン アーヴィングのベストセラーということなので原作はきっと同じくらいかそれ以上に面白そう。読んでみよ!
    さあ、一日を1つの人生のように生きてみよう!

  • 私の女性としての充足は二通りあって、ひとつは普通に結婚して、ちょっと若いお母さんになるというのと、もうひとつは結婚しなくてもその人の遺伝子をもらって未婚の母になるかというのと、それらは大きくかけ離れている。
    主人公ガープの母は少し違うけれど後者で、結婚はしたくないけれど子供がほしかったため、死にかけの軍人と関係をもって子を宿した。
    少し過保護な母親に育てられたガープは、レスリングをやり、生涯のパートナーに出会い、作家になる。
    結婚して、子供ができてからの話がとても辛くて、男の人の出来心もわかるし、女の人の心の揺れも理解できるし、それでも苦しくて見ていられない。
    奥さんが浮気をして、彼女自身は終わりにしたいのに結果事故になってしまうまでのところが、もちろん見所だと思うけれど、逃げ出したくなってしまった。
    元々変わった価値観を持ったガープの母が、この苦境でまっとうな相談役になるのが不思議だけど、なるほどとも思った。
    最期、ガープは銃に撃たれて死んでしまうが、奥さんに言う全部忘れないでっていう一言に全部しまわれていたな。しみじみ。

    一度全部見てしまうと全然気乗りのしない話なのに、原作が小説なのでちょっと読んでみたいという欲望もあり、かといって心が元気じゃないと嫌だなっていう、よくあるざわざわストーリーでした。
    ガープ役のロビン・ウィリアムズが若くて爽やかでびっくり。他の作品とキャラクターが重なってしまって、「もっといいお父さんなのにな」とか考えてしまって自分でちょっと笑ってしまった。

    この映画を見てしまうと、教科書通りの結婚と子育ても、未婚の母もなんてことはない気がしてくるけど、私は自分の好きな人が生きていて特段の事情がなければ、やっぱり結婚する方が向いているな。

  • 長いし退屈。ロイ・ヒル作品って、意外に悪テンポなんだよなぁ、ムダに。

  • 音楽が素敵だった。この時代のこういう雰囲気好きだなぁ。ロビン・ウィリアムズ贔屓でいうと、山あり谷あり人生を淡々と進めるこの映画に、人間味をくれるのがロビン・ウィリアムズの演技だと思った。一番うわぁと思ったのは、奥さんの浮気に逆上して息子たちを連れ回すシーン。あの母の子どもであることが強調されてる。こういう愚かさも、人には当たり前ということを言うためにこんなに説明みたいな映画なのかな。二人とも、自分の考えを整理して一歩引いて見たときに、人生をポジティブに考えられるようになって成長しているように見えた。ただ、あの奥さんの浮気許せないな…

  • ガープのお母さんと、ゲイのロバータがインパクトあった。

    原作はジョン・アーヴィング。1978刊行後数年にわたる大ベストセラーになったというが、映画だとさらっと流れてしまう感じ。

    原作:ジョン・アーヴィング

    1982アメリカ
    2018.8.1レンタル

  • 2017/08/27

  • いろんな要素がぎっしりつまっていて観た後ぼーぜんとした。
    愛ってほんと目に見えないし、人間て馬鹿でどうしようもないけど、いとおしいものだと思った。
    どうか皆幸せになってくださいと涙ぐみたくなった。

    ガープのお母さんについてまだ色々考えられそう。
    結婚はしたくない。だけど子供は欲しい。だから精子だけもらった。
    うーむ

  • 爆笑問題の太田さんがラジオで紹介しているのを聞いて、観たくなった。
    小説を読んでみたくなった。映画も面白かったけれど、もっと詳しく知りたいと思った。
    ロビン・ウィリアムズの笑顔がとても印象的で、何故かあの笑顔だけで心が揺さぶられた。

  • ロビン・ウィリアムズ演じる主人公は、誕生の経緯や名前の由来こそ突飛ですが、キャラクターはいまひとつ掴みどころがない。彼の物語というより、彼の生きた時代と、彼の周囲の風変わりな女性たち(女装のジョン・リスゴーも含めて)を描いた物語といったところでしょうか。でも、どうにもパンチが足りない。原作読まないとダメかな。

  • ガープがどのような経緯で生まれてきたかそれだけでも衝撃的。ここに出てくる人々全員が奔放に生きていて人生とは何ぞや?と考えてしまう。構成に無駄がなく人生がぎゅっと詰まったよう。キャストも皆ハマリ役。

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