春香伝 [DVD]

監督 : イム・グォンテク 
  • アップリンク (2001年9月28日発売)
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4932487020393

感想・レビュー・書評

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  • イム・ゴォンテク監督の名作ということで、是非とも見たいと思い、あちこち探し回って漸くアマゾンで見つけることができました。

    比較的最近、出た「春香秘伝」を見たことがありますが、それに比べると、こちらの作品は「春香伝」の原作にほぼ忠実に描かれているように思えました。
    購入前、他の方のレビューに、この作品を「パンソリとして聞くか」、それとも「映画(ドラマ)として見るか」で評価の分かれるところだという意見を拝見しました。まさに、そのとおりだと思います。
    見て感じたたことは色々とあるのですが、要約すると三つです。
    一つは、映像がとても美しいこと。四季のうつろいを情緒豊かに描き出しています。
    二つは、やはり、パンソリが全編を貫いている―つまり、パンソリがドラマのナレーションの代わりを果たしているということ。そして、これがこの作品を大きな特色ともなっています。
    結論からいえば、私はこの作品は「パンソリとしても、物語りとしても楽しめる両面の要素を持っている」と思います。もちろん、見る方の好みによって、どちらに重きを置いてみるかは自由ですが、どちら側から見ても、高水準の作品といえるのではないでしょうか。
    そして、三つめは、パンソリだけではなかなか「春香伝」の内容を理解できない人にも、ドラマの中で流れるパンソリを聞くことにより、パンソリを楽しめるということです。私はこの前に見た「花香る、歌」でパンソリに興味を持ち、是非聞いてみたいと思ってユーチューブなどで聞いてみたものの、やはり外国人ということもあってか、パンソリだけでその奥深い世界や意味を理解することは不可能でした。しかし、このドラマを見ることにより、韓国の伝統芸能であるパンソリをほんの少しだけですが、その一端に触れ得たように思います。

    「春香伝」は、ドラマ化するとなると、何かと春香と夢龍のロマンス(情事)、即ち官能的な愛欲の世界をともすれば前面に押し出したように描かれがちですが、この作品は「烈女春香」が主題となっています。
    ―二人の夫に仕えることは二人の主君に仕えることと同じ。
    と言い切った春香の貞潔は、むしろ奔放なモノの見方が当たり前とされる現代にこそ見本となるべきもののように感じました。
    そういう意味で、従来の「春香伝」のように春香と夢龍のラブロマンスを描いた恋物語りを期待される方には、この作品は今一つ物足りないかもしれませんし、アレンジというか、ドラマ化した監督ならではの原作にはない「春香伝」を求める方にも面白さという点では、及ばないでしょう。
    つまりは、それだけ、この「春香伝」は原作どおりに丁寧に作られているともいえると思います。
    私は素晴らしいと思いましたが、視聴者が「どんな春香伝を求めるか」によって、評価も分かれてくることと思いました。

  • RAM

  • すでに数十回も映画化されている定番作。朝鮮時代未婚のまま死んだ乙女の魂を鎮めるために作られたクッが始まり。この作品の春香はのびのび感情を表現して現代的。

  • 水戸黄門のような爽快感。

  • 当時は俳優とか良く分からないまま観てたけど、面白かった記憶はあります。
    主役のチョ・スンウは、ミュージカルの主役もやっていて大変好評なようです。

  • 私の好きな、チョ・スンウくんの映画デビュー作。
    韓国の古典物語、いわゆる時代劇みたいなもんです。
    韓国の人なら、誰でも知ってる昔話らしい。
    官僚の息子が田舎暮らしをしている際に、町娘(?)と恋に落ちる。ほどなく、息子は都に呼び戻された父と連れ立って都に帰還。
    別れ際、娘に立派な官僚になって迎えにくる約束をする。
    その後娘は、彼に対し貞操を守る為、新たに赴任官僚からの思召しを断わり、罪に問われ牢獄へ。
    死刑前日、彼が娘の元へやってくるが、彼は官僚になるどころか、物乞いの格好で現われる。
    さぁ、娘の命は?彼は彼女を助けられるのか?
     スンウくんの演技がねー。いいね!いいね!
    やっぱり、かっこいい。
    あの控えめな中にも、芯があるって感じが素敵。
    デビュー作の割に、頑張ってたなー。監督が有名な監督らしいけど、うーん、あんまり私の好きな撮り方じゃないかもしれないなぁ・・・

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