白い巨塔 劇場版 [DVD]

監督 : 山本薩夫 
出演 : 田宮二郎  東野英治郎  滝沢修  船越英二 
制作 : 山崎豊子 
  • パイオニアLDC (2001年11月22日発売)
3.59
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本棚登録 : 23
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102659516

感想・レビュー・書評

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  • 1966年大映作品。当時話題となった山崎豊子の同名小説の映画化。
    大学医学部助教授であった財前五郎(田宮二郎)が、教授昇進の野心を実現させようとして生じる様々な暗黒面の人間模様を鋭く描写。この作品で田宮二郎は財前助教授が当たり役となり、テレビドラマでも同役を演じた。近年、唐沢寿明主演のテレビドラマ化もあったりして、この社会派的ドラマ・小説は大学病院といえば「白い巨塔」を連想するくらい根強い人気を誇っていますね。
    本作ではテンポの良い進行と緊迫感のある演出で、150分ながら長さをあまり感じずとても面白かった。
    第一外科教授で後任として財前助教授を排除しようと画策する東野英治郎と、第一内科教授と学部長ながら派閥抗争を巧みに自分の力にしようとする小沢栄太郎の演技は黒~い感じが良く出ていて、とても光っていました。(笑)また、学究肌で信念に生きる第一内科助教授役の田村高廣は苦渋の感じが上手く伝わっていました。対称として描かれた病理学教授役の加藤嘉と財前の義父の産婦人科病院院長も個性的で大変良かった。
    そもそも第一外科の医局長をはじめとする医局員や、教授会の面々といい、世の中を渡る術に長けすぎていて、本当にこの人たち大学の医者か?(笑)と思えるような振る舞いは、原作の意図をよく伝えるものであっただろう。
    前中盤は教授昇進を巡る選挙戦の暗躍が主で、後半は教授選過程で発生した誤診・死亡事件の裁判が描かれていたが、個人的には多数の人を大きく巻き込みそれぞれの思惑によりドロドロとした人間模様が楽しめた教授選がとても面白かった。
    ラストは「白い巨塔」といえば教授総回診というくらい代名詞となった象徴的な場面。教授は医局員を大挙引き連れて行幸し、患者は正座して待つという図式です。(笑)今の大学病院の実情はわかりませんが、研修医制度の改変に伴う大学医局の影響力低下や、クレイマー患者に代表される「患者様」意識などバランスは逆方向に傾いているのかもしれないですね。医学の健全な発達と安心な利用ができる世の中を望むばかりです。

  • 当時話題になった映画。テレビドラマもあったかな。
    見なかったので記憶が埋まった漢字。
    田宮二郎が痛々しい。
    こぉーんな嫌な役を引き受けて、それがめっちゃ世間に浸透して・・・・。
    そして・・・・自殺。
    勝新太郎とやってた悪名時代はよかったなぁ。

  • 白い巨塔→手術シーングロいよ…?白黒なのに…。あれマジモンすか…?しょっぱなから腹部切開のシーンがあるのですがすーっと縦に切った時、血がでないんだよ。じわーっともしくはぷしゃーーって出ると思ったんだけどなんでだろ?皮膚だけだから?切ったらそのまま内臓がコンニチハ。呼吸と一緒にうごめいている。グロい。
    内容はやはり大学病院での派閥争い。フィクションとはいえ患者を疎かにして裏では政治的な抗争が繰り広げられている…。

  • 田宮二郎が財前教授のあくの強さを見事に出し切っている。テンポいい話の展開で全然飽きない。

  • 『蠍座』という名画座(東京だと『ギンレイホール』のような映画館)で観ました。<br>
    唐沢さんの、TVドラマ(観てないですが)が終わった頃に、オリジナルをリバイバル上映していました。<br>
    主役の田宮二郎って、このドラマが原因で自殺したんだよね。<br>財前教授のイメージが大きすぎて、悩んで。まじめな俳優だったのかな。<br>
    それだけ、世間に影響力のあったドラマだったんだろうね。

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