アラン・レネ/ジャン=リュック・ゴダール 短編傑作選 [DVD]

監督 : ジャン=リュック・ゴダール  アラン・レネ  フランソワ・トリュフォー 
出演 : ジャン=クロード・ブリアリ  ジャン=ポール・ベルモンド  アンヌ・コレット 
制作 : ピエール・ブロンベルジェ 
  • 紀伊國屋書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215002646

感想・レビュー・書評

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  • アラン・レネ監督による短編『世界の全ての記憶』(1956年)のみ鑑賞。フランス国立図書館の内部を撮ったドキュメンタリーでとても興味深く、人間の書物や文字に対する偏愛を感じる作品。タイトルに「世界の」と付ける感覚に、アジアの端、日本にいる身として少し引っ掛かりも覚えるが、貴重な映像を収めた作品。

  • 両者に共通しているのは使用する音楽の印象度の強さで、シーンの展開と強烈にリンクさせているのではないかと。ゴダール「水の話」の間髪入れず投入されるドラムサウンドの切れ味が上等です。アラン・レネは画家シリーズでも物哀しいながら難解なアプローチの音楽を使用していましたが、博物館映画でも同じノリなのがまた面白いですね。

  • 一部紹介・・

    『男の子の名前はみんなパトリックっていうの』
    テンポが明るくて、とっても可愛い話
    『水の話』
    穏やかで、ひっそりとしてる。とても綺麗
    『シャルロットとジュール』(シャルロットと彼女の男)
    オマージュが作りたくなる話
    『世界のすべての記憶』
    少しひねているかもしれないが、図書館はこう語られるべきであり、これは図書館への愛だと思う

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著者プロフィール

フランス/スイスの映像作家。映画批評家から出発し、1959年、長編『勝手にしやがれ』で監督デビュー。ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として『女と男のいる舗道』、『アルファヴィル』、『気狂いピエロ』等で世界の映画界に多大な影響を与える。ベトナム戦争期から政治闘争に向かい、『中国女』『東風』等を制作する。1980年の『勝手に逃げろ/人生』で一般映画に回帰し、『パッション』、『右側に気をつけろ』等を制作する。1990年代には映像の一大叙事詩『ゴダールの映画史』を発表。21世紀に入っても勢いは衰えず、テレビ番組を手がけるとともに、映画『愛の世紀』、『アワーミュージック』、『さらば、愛の言葉よ』、『ゴダール・ソシアリス
ム』、『イメージの本』等を発表。2022年現在も新作を準備中とのこと。1930年生。

「2022年 『映画をめぐるディアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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