激突 ! スペシャル・エディション [DVD]

監督 : スティーヴン・スピルバーグ 
出演 : デニス・ウィーバー 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.77
  • (26)
  • (43)
  • (34)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 176
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571130845725

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!が、主人公が気の毒すぎる。
    主人公の車が巨大トラックに追い回されるだけの話なんだけど、サスペンスやホラーの風味もあり、ドキドキ・ビクビク・イライラしながら観た。

    低いアングルの効果なのか、トラックのモンスター感がすごい。
    主人公(の車)とじっと睨み合うような場面では、トラックそのものに意志や表情があるように見えたり……
    轟音と共に主人公を執拗に追い回す場面では「悪魔のいけにえ」を思い出したり……
    トラック側の意図が全くわからず、攻撃的なうえに粘着質な感じも、モンスター感に拍車をかけていた。

    カフェのシーンではじわりじわりとメンタルがすり減る感じが見てられない(´-ω-`)
    立ち往生した通学バスを善人面で助けてやるモンスタートラック野郎のニヤニヤ顔にはイライラMAX!実際には、もちろんトラックに表情なんてないけど、なす術なく事態を見守る主人公に、いかにもニヤニヤ顔を見せつけているみたいだった。

    最後の大転落はヒャッホ~な爽快感だったけど、多くの人気ホラーキャラたちのように、なんだかんだでまた蘇ってきたりして。
    そして、最後の主人公の様子を見てると、何とか助かったけれど再び元の人生に戻れるのか心配になった。

    金曜の夜に、友達と寄せ鍋つつきながら、缶チューハイ飲みながら観たい映画だと思った。

    • yhyby940さん
      ご返信ありがとうございます。私が中2か中3の時にテレビで観ました。普段、ほとんど会話のない無骨な父と何故か二人で夢中になって観ました。それも...
      ご返信ありがとうございます。私が中2か中3の時にテレビで観ました。普段、ほとんど会話のない無骨な父と何故か二人で夢中になって観ました。それも記憶に強く残っている理由かもしれません。でも、色褪せない作品ですよねえ。
      2023/02/27
    • ゆたこちさん
      きっとyhyby940さんのお父様にとっても記憶に残る時間となったでしょうね。『激突!』を私に教えてくれた知人もこの映画に思い出があるようで...
      きっとyhyby940さんのお父様にとっても記憶に残る時間となったでしょうね。『激突!』を私に教えてくれた知人もこの映画に思い出があるようでした。
      名作は敷居が高くて敬遠しがちだったのですが、観てみると本当に面白いものが多いですね!色褪せない、というのが良くわかります。
      素敵なコメントを頂けて嬉しいです。フォローまでして頂き、ありがとうございました(^-^)
      2023/02/27
    • yhyby940さん
      こちらこそ、ありがとうございます。よろしくお願いします。
      こちらこそ、ありがとうございます。よろしくお願いします。
      2023/02/27
  • 無名時代のスピルバーグが手掛けた初期作。
    今でこそ騒がれるようになった煽り運転の恐怖を描いた映画。

    デイヴィッドがトラックを追い抜いたところで死闘のカーチェイスが始まる。今でこそ煽り運転が問題になっているものの、劇中ではドラレコもなし、電話も手軽に掛けられないことがより恐怖心と不安を煽る。

    途中の喫茶店で犯人捜しするも、結局誰がトラックの運転手なのか、何の目的でこのようなことをするのかも最後まで不明。

    電話中に背後からトラックが迫ってくるシーンの迫力は半端ない(ガラスに反射して意図せずにスピルバーグが映ってしまっている)。蛇のおばちゃんかわいそう…。

    暴走トラックがわざわざスクールバスを手助けしてるところに小賢しさや、もどかしさを感じる(あとバスから出てくる子供たちが健気でかわいらしい)。

    ラストは何となく予測できた展開だが、相手の顔も目的もわからないカーチェイスだけでここまで展開があるのは面白い。何とかおさらばできたものの、さすがのデイヴィットも疲れやイライラから谷底に向かって石を投げる始末。笑う余裕もない。

    今日では妨害運転罪が適用されるだろうし、この映画が永久にフィクションで済まされるような世の中であってほしいと願わずにはいられない。

    しかし、実際注目されないだけで当時から結構こういった事件は問題視されていたのだろう。

  • セリフがほとんどない。音の映画。ヒッチコック映画のテイストに近い。トンネルでトラックのライトがぴかっと光るところが好き。あれだけ怖い思いをして主人公はどこへ行こうとしているのか(笑)文字にすると数行で済むストーリーなのに、中身のない映画と言えないところがこの映画の映画たる所以なんだよね。昔は地上波で繰り返しやってたんだか、最近はあまりやらないね。なんだかトムとジェリーみたいな映画。

  • ハイウェイでトラックを追い越したら、トラックに追いかけられる・・・それだけのシンプルな話なのに、こんなに面白いのは何故だろう。スティーブン・スピルバーグの才能の高さに驚かさせる。コレがデビュー作だというのだから驚き。

  • BSでやってて久しぶりに見ました。
    やっぱりねえ、これは傑作ですよ!
    宇宙人も攻めてこないし、戦争も起きない、ただただ、得体のしれないトラックにあおられてるだけなのに、なんでこんなに面白いの!?
    スピルバーグは天才過ぎる。
    追いつめられる焦燥感と恐怖感、ハンパない。
    これはほんとにすごすぎる映画。

  • 殺伐としていてからっと乾ききったアメリカ砂漠でじめじめした陰気ないじめに近い暴走トラックに殺されそうになるお話。

    想像してたよりめちゃくちゃ面白かった。
    私のいままで観てたスピルバーグとは印象がちがうのが逆に斬新だった。なにせよ私には、ユニバーサルスタジオのイメージしかないから。笑
    印象は違えども本質はあまり変わらないものがあったりしますが。
    本作は西部劇的雰囲気が地味にベースにあるのかなと思います。

    地味に恐怖がじわじわ来る感じがすごく好みだった。
    あとあのアメリカ独特の乾ききった一本道やドライブスルーなどの建物を観るだけでも私としてはたまらなくテンション上がります。

    主役がいいよね。ビジュアルかっこいくて惚れ惚れする。
    勿論、本作の主役は人物じゃなくて車ね。
    スピルバーグも満足な悪役おんぼろトラックの顔が良い。
    撮影の為のメイクさんが、役者は1人なのにあのトラックには8人とか言ってたのが面白い。

    これがもともとTV用に制作されていたものだったってのが凄い。
    すごいクオリティだなぁ。。むかしのTVってやっぱり面白かったのだろうなと感じました。

    特典のスピルバーグのインタビューもとても面白いのでこちらも観る事を奨めます。

  • 元祖あおり運転‼️

  • スピルバーグの出世作という先入観をなしにしても、パニック映画の代表作といっても過言ではない作品だと思います。緊張感を誘うカメラワーク、人の意志があるかのようなトレーラーの表情、派手なアクションシーンや凝ったストーリー展開に頼らずとも、自然とスリリングな内容に引き込まれていく、そんな作品でした。名作です。

  • 別途

  • トラックとそのドライバーの手、足だけで人間の恐怖を描き出す。パニック映画の秀作。迫り来るトラックの巨大感、圧迫感を生み出すカメラワーク、危機また危機の中、緩急をつけた演出はいつ見てもドキドキさせられる。

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