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- / ISBN・EAN: 4997766600727
感想・レビュー・書評
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1984年公開作品。当時、劇場で観ました。やっとデートに漕ぎ着けた女の子が観たいということで、鑑賞しました。私は25歳、彼女は20歳。私は映画について記憶は、ほとんどないです。記憶にあるのは松本隆作詞・南佳孝作曲の楽曲が都会的でカッコよかったことくらい。上映中は、ずっと映画の後の食事やBARでのことなどばかり考えていました。内容的には青春コメディだとは思うんですが、笑えるわけではなく、薬師丸ひろ子さんありきの作品だと思います。キャスティングにも疑問ありです。役者らしい方は、あまり出ていなくて気を衒った配役て、学芸会レベルのような気がします。しかし、今回再度観た目的は20代の自分を懐かしむため、当時の街の風景やクルマ・ファッションなどを観たからでしたので、目的は十分満たせました。ひさうちみちおさんを久々に見れたことも嬉しかったなあ。中島らもさんとのラジオを聴いていたことを思い出しました。良い時代でしたね。
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終わりのほうでとても楽しいシーンがあった。異様に混みあったラブホ街で順番待ちをしている車のなかで、薬師丸演じる女の子が「もうマジックはないんでしょ?」と言い、運転席に座るマジシャン青年(野村宏伸)が「あるよ」と答えて、それからどうだとばかりに優しい口づけをするのですが、それってまあキザでベタで観ているこちらが恥ずかしくなるような場面なのだけれど、そこからの盛り上がりがすごいのなんの、先ほどまで鳴りやんでいたメインテーマが二人を祝福するみたいに音量も情感も増しましで流れ出し、車の外ではファンシーなラブホテルのお城からヒューヒュー、パラパラと花火が噴き上がって、それらをバックに救急隊員のおじさんや映画監督や黒ドレスの女やサンタクロースや白頭巾の忍者や色とりどりの面々がめいめい勝手に手を取り合ってダンスを踊り始めてしまうのだから、その過剰なまでの祝福ぶりにほだされて、なんだかこちらも映画の中に入って一緒に踊り出したくなるほどの楽しいマジックなのでした。
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薬師丸ひろ子と野村宏伸の恋愛を軸に爽やかな青春ものになってもよさそうなのに、森田芳光の個性的な演出と、野村宏伸の最高の大根芝居で、不思議な魅力を持つ作品になってる。映画初出演の野村宏伸のプレッシャーが伝わってくる感じもよかった!(笑)
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レトロなアイドルやバブル時代の沖縄の街並みが可愛かった。それにしてもヒロイン、知らん男の車に乗りすぎやん…… 挿入歌が らんま1/2の歴代主題歌の曲調によく似ている。野村宏伸という人、時かけ千昭の石田くんに似ていて、棒読みだが好き。
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十代の自分に帰ります。野村君がかわいい。スローバラードという挿入歌が◎。
なんともうらやましい(^^ゞ
白状すると、自分も映画館で観ました。
…と思ってたんだけど、これと一緒にやっ...
なんともうらやましい(^^ゞ
白状すると、自分も映画館で観ました。
…と思ってたんだけど、これと一緒にやってた原田知世モノはなんだっけ?と検索してみたら、「愛情物語」って記憶ないので見てないのかも。
テーマソングが好きでしたね。
♪笑っちゃう涙のとめ方も知らない。20年も生きてきたのにね
というところだけ、今でも憶えています(^^ゞ
これとは関係ないですけど、yhyby940さんって、樋口有介の小説を読んだことあります?
たぶん、世代的に重なるものがあると思うので、いい気晴らしになると思うんですよねー。
今は「柚木草平シリーズ」の方が代表作みたくなってますけど、yhyby940さんはやっぱり「ぼくと、ぼくらの夏」と「風少女」かなーw
関東と関西の違いはあるものの、たぶん世代的にほぼ同じ時代なんじゃないかなーと思います。
余計なお世話かもしれませんけど、ヒマがあったらどうぞ(^^)/