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- / ISBN・EAN: 4900950214907
感想・レビュー・書評
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メキシコの飛行会社のスチュワーデスとして働いているジャッキー・ブラウン(パム・グリア)は、武器商人オデール(サミュエル・L・ジャクソン)の売り上げ金の運び屋をしていたが、FBIに捕まり見逃す代わりに、オデールの武器密輸の裏付け証拠をつかむように脅迫される。
ジャッキーは、FBIとオデールを出し抜いて売り上げ金を横取りしようと企む。
エルモア・レナードの「ラムパンチ」を、クエンティン・タランティーノが映画化。
年を重ねて人生逆転を図るジャッキーと協力する保釈金保険会社の社長マックスの人生の曲がり角に来た者同士の大人の恋と、ジャッキーとしたたかで非情な武器商人オデールやFBIとの壮絶な駆け引きや騙し合いが組み合わさって、優れたクライムサスペンスになりました。
タランティーノの成熟した演出が、冴え渡っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
試写会観に行ったなぁと懐かしくなる。年月は過ぎ去りもう20年も前の作品なんだなぁと。でも旧くないし、音楽は格好いいし、好きな映画です。それにしても、恋愛が濃くないのが大人だと思うなぁ。
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豪華なキャストがうるさいことを言うからといった単純な理由で銃殺されて登場人物から消えていきました。したたかに生き抜く様を観る映画でした。それでも、ジャッキー・ブラウンがデパートの更衣室で荷物を交換したあとのあわてぶりをどうみたら良いのか。あれも、あわてる演技だったのでしょうか。
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初タランティーノ。
何よりもまず、挿入歌を含めた選曲が秀逸だった。
23分頃にStrawberry Letter23が流れた時は心が震えたし、
(私これ個人的に大好きだったから)
1時間43分頃のデルフォニックス、
エンディング曲も最高。
これはボビー・ウーマックの『110番街交差点』、かな?
物語が疾走感・躍動感を持っていて、155分の長さを感じさせられなかった。
静かに恋が生まれたり、
サミュエル演じるオデールが容赦無く人を殺したり。
それでも、最後はサミュエル、L・ジャクソンを殺してスッキリ。
また、このサミュエル・L・ジャクソンが、
「第三の男」のオーソン・ウェルズさながら(負けるけど)の良い役をしてるんだ。
ロバート・デニーロ演じるルイスのウスノロさ加減といい、
ブリジット・フォンダ演じるメラニーの軽薄さ加減といい。
派手なことが起こるわけではないが、
沢山の登場人物が集約されていくかんじが面白さに繋がっているのかな。
ドラマ調だが、しっかり楽しめました。 -
エルモア・レナードの小説をタランティーノが映像化したクライム・サスペンス。スチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、麻薬密輸の容疑で逮捕され、罪を取り消す代わりに銃器の売人であるオデールを逮捕する事に協力する。これまで、B級アクション映画で活躍してきたパム・グリアーを主演に迎え、サミュエル・L・ジャクソンやロバート・デ・ニーロら豪華な出演陣が脇を固める。非常にくせのある映画で上映時間も155分と長めな作品だが、タランティーノ作品には珍しく、時間通りに進むので、観やすくわかりやすい。タランティーノの違った一面が見れる異色作だ。
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やっぱり何度見てもCOOLな映画。時間や場面交錯系の映画は、タランティーノが原点だと思う。SF、ラブストーリー、というように、もはや「タランティーノ」というジャンルが存在するのでは。
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1997
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メキシコの3流航空会社に勤めるジャッキー・ブラウン(パム・グリアさん)は仕事終わりに突然、FBI捜査官・レイ(マイケル・キートンさん)に所持品検査を要求された。バッグの中には申告漏れの大量の現金と麻薬が見つかった。ジャッキーは武器商人のオデール(サミュエル・L・ジャクソンさん)の運び屋をやっており、レイはジャッキーに対しオデールを逮捕する為の司法取引を提案、ジャッキーはレイに対し協力的な態度をしつつもオデールの報復を恐れていたが、ジャッキーを保釈したマックス(ロバート・フォスターさん)と一発逆転の秘策を講じようとするのだが。。。
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面白いけど、ついて行けない。