- Amazon.co.jp ・音楽
- / ISBN・EAN: 4988061861012
感想・レビュー・書評
-
ものすごく主観的な感想です、ごめんなさい。
開けてはいけないパンドラの箱的アルバム。
Stage of the groundの頭のドラムが、これを聴きこんでた当時の空気をドオオオオーーって連れてくる。だからもう開けられない。怖い怖い。
「当時」からもう10年近く経つのですが、もう、そんなん全然、踏み倒して、昔に引きずり戻されるこの感じ。
別になんかすごく大変だったり、すごく悲しいことがあったり、とか、全然なかったはずなんだけど、ただの郷愁だけで、涙がほろり。
息苦しいアルバムです。
でもそんな、昔の感情をまるっとつれてくるアルバムは、これだけです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老若男女、大小美醜、
多少の違いはあるけれど、人の体なんて皆ほぼ同じ。
一休禅師の言うとおり、
体がただの皮だとするなら
『個性』とは一体何で出来ているのだろう?
<人間>としてしか見えない多くの人と
その体からこぼれる全てを拾い集めたいほど
輝く特別な人との違い。
彼の目が捉えたものが
彼の体の中で
捉えたままのものじゃ無くなる時、
それが私にとっての宝物となる。 -
この頃はまだ中性的な感じがした。
-
なんとなくザラザラした感じが良いんだよね。
ある意味ド真ん中の声をしているのに、ザラザラってのが。
トレーニングするときに流して聴くと程良いアルバムだと思って、そういった利用法をさせていただいております。
夜寝る前に聴くと交感神経が刺激されるので避けた方が良いかも…(笑)
このアルバムだと『ベル』とか、シャイな男性心理が見えていて、共感できる男子がけっこういるんだろうなぁ…。 -
このアルバム聞いてバンプにはまりました^^おすすめの1枚です♪
-
「ハルジオン」
記憶の中で揺れていた「白い花」が、冒頭ではそれが何で何のためにあるのか解らずに、自己の意識の中で手掛かりを拾い上げながら確かめにいく物語。そして最後に白い花は「信念」ということに気付く。
「名前があったなぁ 白くて 背の高い花」という詩が、曲構成の序盤と終盤で絶妙な「位置」に存在している。
心情描写が、藤原基央により選ばれた言葉と計算された配置によって巧みに表現されている。そして描かれた世界観がメロディーとアレンジによって心に射し込まれるよう。 -
高校1年生のときに、好きだった男の子が貸してくれた。
私の着信音はダンデライオンだったらしい。 -
高校受験のときにずっと聞いて支えてもらってたアルバム。全部の曲が好きすぎる!藤くんの声に胸がきゅんてなる。前向きになる。強くなれる。
-
嘘のない歌が好きだ。
カッコつけないで、みっともない自分に正直に、それでも足掻いてゆこうとする人達の歌が好きだ。
だから、バンプの歌は、どうしようもなく、好きだ。
鋭すぎる孤独と、鋭すぎる声と、鋭すぎる感性を備えた藤原さんがフロントマンの、4人組バンドのサードアルバム(メジャーとしてはファースト)。
当初から、タイトなリズムと既に円熟味を感じさせる演奏にも定評のあった彼ら。このアルバムでも、そんな力強く湧き上がるような演奏を堪能出来る。
そして、骨太なメロディーラインに乗せて、藤原さんが歌う、喪失と孤独、そして噎せ返るほどの青春さが溢れた世界。「天体観測」で「見えてるモノを見落とした」のに、「title of mine」でそれでも「人に触れていたい」と、彼は歌う。
最高です。
十代の方、特にゼヒ、聴いてみて下さい。 -
バンプとの出会いの1枚。アルバム全曲ハズレがない、ということを初体験した。その中でも1番は、Stage of the ground か title of mine か キャッチボール…決められない。