バトル・ロワイアル 特別篇 [DVD]

監督 : 深作欣二 
出演 : 藤原竜也  前田亜季  山本太郎  栗山千明  塚本高史  高岡蒼佑  石川絵里 
  • 東映ビデオ
3.48
  • (37)
  • (35)
  • (111)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 271
感想 : 49
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101095230

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 以前見た映画版「蠅の王」の宣伝コピーに「無人島版バトルロワイアル」とあったので、かねてから気になっていたこともあり見てみました。

    「蠅の王」同様、こちらもずいぶん前に原作を読んで衝撃を受けた作品。
    やっぱり教師は原作のイメージどおり武田鉄矢さんに金八風にやってほしかったな~(笑)。

    感想ですが‥‥。
    「バトル・ロワイアル」の面白さは、自分が同じ立場に立たされたらどう振る舞うか、誰をどこまで信じられるかといったシリアスな問いと、どう立ち回れば生き残れるかという心理戦のゲーム的快感が絶妙にマッチしてるところだと思うのですが、映画はアクション色が強すぎて、ちょっと残念でした。

  • わたしの生き方と価値観を根底から揺らした作品。
    原作も映画も、何度観ても飽きることなく、時間と現実世界を忘れる。

    使用しているクラシック曲目のセンスにも脱帽、むしろ鳥肌要素の一つ。
    キャスティングも丁度良い、でも一癖ある選び方。

    胸をかきむしるようなせつなさとやるせなさを、未だに確かに感じてる。

  • 人の命の重さがわかるし、感動する。



    「こういう時、大人は子どもに何て言えばいいんだ?」


    「ねえ、この意味わかる?」



    「全然わかんねーよ!!!」

  • 映画館で観たかった・・・本当に観たかった!!!この映画が公開された当時私は、13歳で、R-18だったこの映画は観に行けなかったのです・・・。だからDVDになってから家で観ました〜。

    初見した時は、原作とは違って、あっさりした内容に思えた。ただ殺し合いしてるだけみたいな。

    でも、何回も観る様になって、特にこの特別篇を観るようになってからは、キタノと典子の関係やバスケシーン、光子の陰が追加されていて、内容が深まった気がします。
    映画全体としては、BA-TUの制服と、音楽、キャストは良かったです。キャストは、今活躍している俳優がとても多く出ているし♪

    ただ三村ファンの私としては、もうちょっと三村を活躍させて欲しかった!もっとプレイボーイな一面(笑)とか。七原と親友なとことか。頭脳明晰、運動神経も抜群なとことか・・・ビジュアル的には、塚本君、凄く合ってると思います(*´∀`*)
    他にも、も〜っと欲を言うと。三村だけでなくもっと個人にスポットを当てて欲しかったです。そうしないとキャラが全然分からないでどんどん進んで行ってしまう・・・(でもそうすると時間が足らないのよね↓)桐山と川田もビジュアル的には素敵なんだけど、突然転校してきたのでは、よく分からないかと思う。桐山の子分達との関係も大事なのに・・・。ノブと七原の友情も、杉村と琴弾と貴子の関係もイマイチ分かりずらい!



    だから、この映画はまず原作と必ずセットで!!!観る前でも、観た後でも良いから原作を読んで下さい。そうしたら映画は流れで観れるから分かりやすくなる・・・と思います。

    それとR-18にするのではなく、逆に子供に観て、読んで欲しいです。色々考えさせられるから。

  • 失業率や未成年の犯罪率が増加して、BR法によって「子供に対する恐怖支配で大人の権威を復活させるため殺し合いを強いる」新世紀教育改革法「BR法」それは、全国の中学3年生から選ばれた1クラスの生徒たちを無人島に集め、最後のひとりになるまで殺し合いをさせる残酷なサバイバルゲームだった。
    ある日突然、42人の生徒に強制される殺し合い。歯向かえば容赦なく消され、おびえ怒りながらも与えられた武器を手に、自分たちの命をかけた殺戮(さつりく)ゲームの幕を切る。
    初めて味わう死と隣り合わせの極限状態で、夢、希望、願い、友情…さまざまな自分の思いと向き合いながら武器を抱えて走る彼らの姿に、凝縮された青春像が垣間見れる。
    藤原竜也が親友を殺され、親友が片思いしている同級生を守るために闘う主人公七原秋也を熱演、前田亜希演じる七原に片想いする中川典子、栗山千明演じる幼馴染みに片想いする千草貴子、山本太郎演じる死んだ恋人の敵討ちのためにゲームに参加する川田、塚本高史演じるBR法執行委員会に反旗を翻す三村、それぞれの生き方に忠実に闘うし、柴咲コウは不幸な生い立ちから生き残るために闘う悪のヒロイン相馬光子を熱演、安藤政信は殺し合いを楽しむ悪の化身桐山を熱演、ビートたけしは生徒に嫌われ子供を憎む悪の教師キタノを熱演し、壮絶なアクションの中に、非情な状況の中で、お互いに信頼し合って大事な人を守るために、仲間と過ごした日々を取り戻すために闘う熱い青春ドラマがあって、爽やかな映画です。
    特に、川田と桐山の対決や灯台に立てこもった者同士の殺し合いは、壮絶なアクションでした。

  • 最近デスゲームがどうの言ってる流れで、なんだか観たくなって観てしまった。小説は読んだけど映画は初めてなんだな。
    というわけですっかりB級感満載なわけで、でもB級がダメって事もなく、ぶっちゃけこいつは良いな。ぱかすか人は死んでくんだけども、これを観て人を殺そうなんて思うべくもないような現実感の無い殺し方、殺され方で、例えば吉宗がばっさばっさと殺陣をかますような、観ていて痛みを感じないというか、これをケッチャムのように執拗に描写しまくったらもう堪らんわけで。
    そしてまたイチイチとコメントが出てくるのが、これがまたB級というか、中二病的というか、いちいちツボに来るわけで。
    でもってそれより何より、お前ら本当に中学生なのか?っていう男塾なみに現実感がない感じが一番の突っ込みどころというか。あと輝かしきドラゴンアッシュ全盛期が、おっさんの涙を誘わずにはいられない。泣かないけど。

  • ★3.0

    大人をなめてる子には、確かにお仕置きしたくなるよね。
    だからって殺しあいはさせないし、この殺しあいでそれが解決するのか?という根本的な部分が気になったけど…。

    狂った社会だからなぁ。

  • 悪の教典観れたし…と思ってついに観たバトルロワイヤルは、想像を超えたグロさで鳥肌止まらん…原作読んでたからまだ救われたけれど…とにかく柴咲コウが恐ろしすぎるよー。あんな眼で睨まれたら動けんよね。
    グロいけど、内容としては友情だったり信じることだったりについて考えさせられるものではある。まぁ、ラストは明らかに唐突ではあるけどね。

  • 実家の整理でコミックを一気読みしたので、映画も久々に観たくなって。藤原竜也も柴咲コウも10年前からスゴかったんだなぁと再認識したけど、やっぱり安藤政信がステキだった。セリフなしであの存在感。映画だと川田と桐山が転校生の設定だったことは忘れてた。残念ながら「この人が出てたんだ!?」みたいな発見はなく、しいていえば美波は当時名前知らなかったな、ていうくらい。

  • 今の演出家ならどうでもいい設定とか愁嘆場を長々とやりそうなところだが、流石の深作監督。巧いです。
    俗悪なレッテルを貼られて当然の映画だけど、観終って胸に残るのは、理由もなく人を嫌うことの恐ろしさの方だ。

全49件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×