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- / ISBN・EAN: 4941565301477
感想・レビュー・書評
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2001年日本公開作品。フランス映画。ロマンスコメディかなあ。パリを舞台にした物語。コメディではありますが、ドタバタものではなく、クスッと笑えます。登場人物たちは、みんな変わり者と言っていいのではないでしょうか。両親に触れ合うことを持てずに育った主人公。空想の中で生きている女性。あるキッカケで人を幸せにする喜びに目覚めます。嫌な人には、悪戯をします。それはダメじゃないかなと思うような悪戯。笑えますが。人を幸せにすることはできるようになりますが、自分を幸せにすることに臆病です。舞台になるパリの街並みや生活が魅力的です。主人公については、いろいろな意見があるとは思いますが私的には、とってもチャーミングです。ヘアスタイル・ファッション。もう20年以上前の作品、知っていたのに今まで観なかったことが残念です。
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内気な女の子が、恋をするお話。
ユーモアもあって、思わず応援したくなる。さりげなくて、何ておしゃれなんだろう。
フランス映画を観ていると、暮らすこと全てが、とても楽しいことなんだと思う。 -
22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)は、ある日“他人を幸福にする喜び”に目覚めて密かな悪戯にひたっていくが、やがてひとりの青年に恋したことで、メルヘンの世界から現実へ踏み出す必要へと迫られていく…。
『デリカテッセン』『ロスト・チルドレン』で知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が、モンマルトルの街で夢見がちに生きる若い女性の軽やかな日常を描いた、ポップなヒロイン・ムービー。
なんといってもオドレイ・トトゥ演じるアメリの空想好きでいたずらっ子で優しい魅力、アメリの同僚ジーナたち一風変わった愛すべきキャラクターの魅力、アメリたちが着ているカラフルで可愛い衣装、アメリが周りの人を幸せにするためにしていく小さな冒険(ひきこもり気味な父親を外に連れ出すために父親がお気に入りのドワーフの人形を外国に連れていき父親にドワーフからの写真を送るなど)、アメリが空想の世界から一歩踏み出し恋心を打ち明けようとする冒険(ニノがアルバイトしているお化け屋敷にアメリが会いに行くシーン、奇妙な待ち合わせのアメリとニノの出会いなど)、可愛くてほっこりする傑作映画です。 -
初めフランス語で観てよく意味が分からず、ご縁があってあと二回くらい観ることがあって(そのときは字幕付きで)最終的に好きになった作品。
アメリがどんぴしゃで当てはまる訳ではないんだけど、フランス映画特有の人間は良いところも悪いところもあるよね、という人間観はフランス文学の伝統と関連してるんだ!とwikiを読んでいて発見があったのでメモ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%96%87%E5%AD%A6
ミシェル・ド・モンテーニュの『エセー』(随想録)は哲学と自伝の中間に位置する重要な作品である。『エセー』はフランス最初の自伝の1つでもあり、『エセー』の企図、すなわち自己を知るだけでなく人間そのものを知ろうとするモラリスト的なあり方はフランス文学の伝統となっており、人間をその美質のみならず欠点をも含めて描き出そうとした後のジャン=ジャック・ルソーの『告白』(1776頃)などにも広く見出される。 -
以前、観ようとしたことがありましたが、見始めてすぐに飽きて挫折。
今回こそは!と頑張りましたが•••皆さんが☆をたくさん付けてる理由が自分には理解できず。
確かに可愛いよね、アメリ。ビジュアル的に。
でもそれだけじゃん?ストーリーの面白さが自分には伝わってきませんでした。
これも相性なのかしら。 -
映画館で観て以来。なんと今や十数年前の映画となっていました。十数年前より今回の方がずっと面白いと感じるようになった原因は良くわからないですが、少なくとも同世代の女子という目線で観るより、年下の女子の話と観る方が共感できるようです。ノスタルジックな映画なんだと思います。アメリの髪型、中途半端な長さのスカートのスタイル、部屋の真っ赤な壁紙。どれもかわいい。写真機修理のおじさんの登場。この箇所をすっかり忘れていたので、ストーリーは初回のように楽しみました。
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ときどきフランス語を聴きたくなるのでパート2ということでこの映画。この当時はまだ通貨はフランだったんだなあ。主演女優の顔は好みではないけれど、声は好き。そしてやはり豆袋に手を入れるのはワタシも好き。
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大好き。
カワイ娘ちゃんの妄想と白昼夢と幸せ。 -
きっと、観終えると必ず憧れてしまう作品だと思う。
「神は細部に宿るというが、その言葉の意味が理解出来ないならアメリを観るといい。少なからず、何かが汲み取れるはず」と言えそうな世界観。
至る所にそのこだわりと意志が存在している。
6歳の男の子が家出をしたらしい、その理由は
星空が見たかったから、というセリフがあるけど、世界に赦しを与えそうな優しいセリフだね。
とてもいい作品だと思う。