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- / ISBN・EAN: 4988021151054
感想・レビュー・書評
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印象に残った点
・ロケ地
知っている幼稚園だったので、こんなマンション?団地?だとか、あんな水路?川?近くににないけどな。。。という部分が気になり、自分自身へのストーリーの浸透に妨害となった
・矛盾
ある意味、ホラーは矛盾がないと成立しない。しかし、矛盾してもいいんだけど、それなりに腑に落ちる矛盾の仕方や理論づけがないと、鑑賞サイドとしては置いていかれる。それをスルーしないと楽しめないのはもちろん理解の上だが、完璧に近いものを求めるすぎると楽しめない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5歳の娘・郁子の親権をめぐって別れた夫(小日向文世)と争っている松原淑美(黒木瞳)は、新しい就職先である出版社にほど近いマンションへ引っ越してきた。はじめは快適そうに見えたマンション暮らしだが、大きくなる天井のシミや、上階の子供の足音など、淑美の気にさわることが次第に増えていく。そんな中、淑美は真夜中にマンションの屋上に上がる郁子を目撃する。屋上の高架水槽付近で誰かと会話しているような郁子。だが、そこには子供用の赤い手提げバックしかない。淑美はバックを管理人に届けるが、いつの間にかそれは元の場所に戻っていた…。
全編暗みがかった雰囲気と黒木瞳の演技が秀逸。精神的に参ってしまいヒステリックになる様子は、「ひょっとしたら一連の出来事は母親の妄想なのかも」と思わせる展開で気が抜けません。
ただ終盤は心霊ドキュメントからホラーにシフトチェンジした感じでそれまでの緊張感が台無し。過剰な演出とお涙頂戴のラストもチープさを増幅させていると思います。 -
「午後のロードショー」にて。「リング」と比較しないで素直に見れる人にだけおすすめ!?
原作は未読。もとは短編らしく、どうも無理やり引き伸ばしたかのような印象が強い。2時間も引っ張れるようなネタじゃなかったかも。思わせぶりで冗漫な展開に、子役の女の子が可愛くなかったら観ていられなかったかも。それに肝心の後半も大して怖くない。まぁ「貯水槽でおぼれた少女の霊」というのは、ホラー映画のキャラとしては優れ物だとは思いますが(このジメジメ感がJホラーなんでしょ?)
「私はあの子がいないと生きていけないの」とさんざ親子の絆が強調されていただけに、あの結末はちょっと意外(主役は死ぬ話って好きw) でも10年後のエピローグは全くの蛇足。「お母さんは私を守ってくれていた」という唐突なセリフに失笑。 -
心霊現象の怖さより、マンションの管理人とか離婚した夫とかへのむかつきが先だって、いらいらしてもうた。
ラストの主人公の行動にもいらいら。不自然やん。その不自然さの言い訳を、精神病だからとかで補ってるんじゃないかと勘繰ってもうた。
水の怪しさとか、綺麗さとか一切感じなかったなあ。