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- / ISBN・EAN: 4988107209679
感想・レビュー・書評
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国家最高機密に属する研究プロジェクトを率いる天才科学者のセバスチャン・ケイン。人間を透明にするというプロジェクトを進めていた彼は、ついに自ら実験台となる。
ところが、“透明”の力の虜になったケインは理性を失い、次第に行動は殺意を帯びてエスカレートしていく…。
もともと傲慢なセバスチャン博士が透明人間になれることで、押さえてきた欲望や嫉妬や野望を解き放つ展開が、バーホーベンお得意のエロとバイオレンス満載で描かれています。傲慢なセバスチャンを演じるケビン・ベーコン、エリザベス・シューが印象的です。 詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ポール・バーホーベンが描く透明人間。
映像技術の進歩によってリアルに感じられた。
透明から血管、組織、筋肉とだんだん見えるようになっていく過程は面白い。
最後、想定以上のアクションになる。そんなに爆発しないって…くらいの威力。ハリウッド的ラスト。 -
2000年(アメリカ)
原題:Hollow Man
監督:ポール・バーホーベン
出演:ケヴィン・ベーコン(安原義人)、エリザベス・シュー(田中敦子)、他
CGがすごい。人体解剖のように徐々に透明になっていく様は、子どもの頃にみて衝撃が走ったのを覚えています。
内容は可もなく不可もなくなスリラーといったかんじ。キャッチコピーの「姿は見えないが、殺意は見える」の通り、じわじわと迫ってくる様は中々ハラハラします。展開が早いのもいいですね。
ケヴィン・ベーコンは中盤以降ずっと透明なので、ほぼ全編全身グリーンタイツで演じたんだろうな。大変そう。 -
テレビ吹き替え鑑賞
透明化するところは文句なしに見入る。
やっぱこれはベーコンの性格の悪さが肝ですねー。
賛否両論ありますが、やってたら観ちゃうわりと好きな作品です。 -
透明になるとモラルとかもなくなるの。
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登場人物がもれなくアホでイライラすることを含め、古き良き懐かしい感じのB級ホラー。
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『スターシップ・トルーパーズ』の後、2000年代のバーホーベンって『ブラックブック』しか知らずに、この『インビジブル』ってタイトルすら聞いたことなかったからクソ映画なのか?と思ってたら意外と面白かったです。
ただ、他のSF作品と比べるとやっぱり落ちますね。テーマとして深い部分が全然ないっていうか、見えてこない。ふつうのありきたりなSF映画としては楽しめる、という感じ。
バーホーベン節・・・すごくわかりやすいけど、バイオレンスとエロス。残虐さ、グロ描写、血みどろ。そしてエロ描写は健在。お話そのものも欲望に忠実。
以前、「バーホーベン映画にはおっぱいが必ず出る」と書きましたが、そりゃそうで・・・エロ描写を映像で直接的に出すなら上か下か、チチかケツか、おっぱいか下半身かしかないですよね。うまいかおいしいか。ただ、バーホーベンの場合はどちらかというとおっぱい、チチ派なんじゃないか・・・?と、どうしても思わされてたんです。
その上でこの映画を観たら爆笑。
もう、ほんとにこの人は・・・(笑)。
基本的に全部ベタなんですけどね、それでも面白かったです。透明人間になる様が、人体の解剖学的な組織順だったりしてかなり良い。
主人公・ケヴィン・ベーコンなんですけど、彼は目立ちたがり屋なんですよ。自己顕示欲が強い。で、そんな主人公が透明人間になるという(笑)。そこらへんがテーマとしてもうちょっと引っ張り上げられてたら、もっと良い映画になったんじゃないかなあ?
ライバル役のジョシュ・ブローリンには全然感情移入できませんもん。
あと、エリザベス・シューをひさしぶりに見たなあ・・・
なつかしい・・・。 -
透明人間ネタのサイコホラーということでかなり怖いのかと覚悟していたが、確かに凄惨な描写はあるものの、人間の欲望に忠実に風呂覗いたり同期の女性に悪戯する姿がおかしくてあまり印象には残らなかった。
体表から筋組織、骨格と、少しずつ透明化していくシーンは神秘的。