キリング・ミー・ソフトリー [DVD]

監督 : チェン・カイコー 
出演 : ヘザー・グラハム  ジョセフ・ファインズ  ナターシャ・マケルホーン  イアン・ハート 
  • 東芝デジタルフロンティア (2002年8月23日発売)
2.94
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4900950222605

感想・レビュー・書評

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  • 愛情がなければ異常

     アメリカからロンドンへと住みかを移し、しばらく一人身の寂しさを抱えて暮らしていた女の子が恋人に望む条件、それは安心感だったのだと思う。一緒にいて落ち着く人と同棲するようになったのは、必然だったのだと。
     それが、会社でも家でも顔をあわせる相手が決まり、時間の過ごし方が定まってみると、安心感と引き換えに失われたものに気づく。情熱とか衝動とかいったものだ。通勤途中でのアダムとの出会いは、その部分に火をつけた。アリスが求めているスリルをアダムは持っていたし、アダムの方もアリスに強く引きつけられる。その日のうちに燃え上がったのはさすがにすごいけど……。

     この出会いだけを切り取ってみれば美しいエピソードだが、その勢いで結婚した辺りから、あれほど燃え上がった関係は失速していくことになる。

     そうさせたのは、半分は彼女自身だったのではないだろうか。アダムの凶暴性、無言電話や脅迫文と、怪しさは満載だが、それに触れて引き出されたアリスの反応は、恋が終わりに向かっていることを示していた。
     彼の過去を知らないまま飛び込んだのも、情事に溺れたのもアリスだった。だが、ひとたび疑いをさしはさんだ時から、彼に恋した理由だったはずの物事が、不安や恐怖をかきたてるものに変わっていく。彼の一途さや激しい愛し方は、強すぎる執着に。ミステリアスな恋人は、後ろ暗くて危険な男に。R指定の過激プレイも、積極的に興じていた時にはよろこびをもたらした行為だった。それが、信頼していない状態では、相手の異常性ばかり突出して感じられる。
     愛情がなければ異常な行為にすぎない。いや、アリスのそれはそもそも愛情ではなく、情動だけだったのか……?

     画面に少々品が足りず、チープなサスペンス劇場風味だが、その安仕立てであり得ないほど高濃度で、どろどろの欲や情や念が注入されている。果汁20%のジュースに、いきなりごろっと果肉が入っているような感触。変な味のジュースを飲んじゃいました。

  • こういう男性がいたら本当に危なすぎるなーと思った。
    6時間しか撮影時間がないいのに、お茶の時間を1時間きっちりとるんだ、と難度も繰り返す監督がなぜかおもしろかった。

  • なんだか、話の核心をオブラートで隠された気がして、「ん?」な感じ。話の後半でクローズアップされる「女性」とその女性の「失踪」の結末の核心に話は触れているのですが、結局その「女性」を「どうしたのか」のは、誰だったのか……そこがはっきりと見えてこなくて、ちょっと釈然と行きませんでした。

  • えろす。

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