I am Sam : アイ・アム・サム [DVD]

監督 : ジェシー・ネルソン 
出演 : ショーン・ペン  ミシェル・ファイファー  ダコタ・ファニング  ダイアン・ウィースト  リチャード・シフ 
制作 : ジェシー・ネルソン 
  • 松竹 (2002年12月21日発売)
3.93
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  • 本棚登録 :2152
  • レビュー :345
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105026018

感想・レビュー・書評

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  • 160212観賞。
    10年以上前にノベライズを読んで以来の初めての観賞でした。
    むろん、名作です。
    主人公サムは知能が7歳、英語も平易で率直な言葉がたくさん使われています。
    日本人は、回りくどく語らず人を包み込む民族性ですが、サムはまっすくで、裏面のない、時に言ってほしくてたまらないことをちゃんと言ってくれます。
    賢いルーシーも素敵だし、周囲の人々の氷が溶けるように和解していくのが、心底ほっとして思わず涙する映画でした。

  •  dビデオにて鑑賞。
     知的障害のために7歳児程度の知能しかない(この表現ものすごく嫌だけど、ほかにうまいこと言えない)中年男性サム(ショーン・ペン)がホームレスの女性を妊娠させてしまい、父親としてルーシー(ダコタ・ファニング)と名付けた娘を育てる。二人は幸せに暮らしていたけれど、やがてルーシーが成長しサムの知能を追い抜いてしまい、ソーシャルワーカーがサムには養育能力がないと判断してルーシーを施設に入れる。サムはルーシーを取り戻すため、有能な女性弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)の力を借りて裁判に臨む……というお話。
     以下ヨタ話につき長文ですのでご注意ください。


     この映画にはビートルズのカバーがふんだんに使われている。
     わたしの好きな作家・伊坂幸太郎も、よく作品にビートルズの曲を登場させているけど、彼の書いた『重力ピエロ』に「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」という名セリフがある。あ、『重力ピエロ』にはビートルズ出てこなかった気がするけど。(うろ覚え……)
     この映画も、テーマはけっこう深刻だ。サムはこれからもきっとわずかな給料しか稼げないだろうし、どんどんルーシーは賢くなっていってしまうだろうし、これから思春期を迎えるルーシーに性について教えてやることもできない。(まあ、これは健常者の父親でも、かなり難しいことだと思うんだけど)
     だけど、この映画は決してどんよりと落ち込まない。ビートルズの音楽と、サムの純粋さと、周りの人のやさしさのおかげで、ずっと陽気なのだ。何より、ルーシーに"All you need is love."と言われたら、なんとかなるに違いない、とさえ思えてくる。
     ビートルズのすごさを改めて実感する。さすが、世界的に支持され続けているだけはあるなあ。

     "That's a wonderful choice."
     サムが繰り返し言うこの言葉は、ルーシーにこそ贈りたい言葉だ。「子は親を選べない」とよく言うけれど、ルーシーは間違いなく自分で父親を選んでいる。
     だけど周りの人間が、「サムは父親としてふさわしくない」と言う。なぜならこの世界は、そういう障害をもたない人間が自分たちの都合のいい用に作った世界だからだ。
     それならば、私たちのような人間は、そんな世界を作ってしまった責任を取って、サムとルーシーのような親子が幸せに生活できるようにどうすればよいのか、それをまず考えるべきではないのか。この映画を観て、そう思わされた。

     あと、リタが「自分以外の人間がみんな立派に見えてくる」と言って泣くシーンはこっちも泣いた。あのシーンを見て何も思わない人は幸せだと思う。

     ショーン・ペンは演技をしているようには見えないほどでとにかくすごかった。
     ダコタ・ファニングかわいすぎか……

  • 制作年:2001年
    監 督:ジェシー・ネルソン
    主 演:ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダコタ・ファニング、ダイアン・ウィースト
    時 間:133分
    音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch/DTS5.1ch、日:ドルビーステレオ、英(解説):ドルビーステレオ


    スターバックスで働く7歳の知能しか持っていない中年男サムは、ホームレスの女性が出産した自分の娘、ルーシー・ダイアモンドと幸せに暮らしていた。
    しかし7歳になったルーシーはサムの知的能力を追い抜いてしまい、サムは父親として養育能力がないという判断をソーシャル・ワーカーに下されてしまう。
    ルーシーは施設で保護されることになり、サムは失意にくれる。
    彼は法廷で闘う決意を固め、エリート弁護士のリタに依頼。
    自分が社会奉仕の仕事もできることを見せつけるために弁護を引き受けたリタだったが、どう考えてもサムには不利な裁判。
    彼の障害者の友人たちは裁判で普通の証言ができず、隣人アニーも外出恐怖症を乗り越え証言台に立つのだが、相手の弁護士にやり込められて落ち込んでしまう。
    一方、サムとルーシーは親子の絆をますます深める。
    サムは結局、条件付きで親権は認められたものの、ルーシーは里親のランディらと一緒に暮らすことに。
    だがサムはその家の近所に引っ越して、ルーシーは毎日のように彼に会いにいく。
    2人の愛情の深さに気づいた周囲は、ようやくその親子関係を認めるのだった。

  • ショーン・ペン演じるサムと同棲していた女性の間にルーシーという女の子が産まれるが、
    その女性は産まれた子をサムに押し付けて失踪してしまい、サムは一人で子育てをすることに。
    しかしサムは7歳程度の知能しかなく、
    ルーシーはあっという間にサムの知能をこえてしまう。
    サムはソーシャルワーカーに養育能力がないと判断され、ルーシーは施設に預けられてしまい、
    サムはルーシーを取り返そうと奮闘する。

    素晴らしい映画でした。
    次お気に入りを訊かれたら、間違いなくこれを挙げると思う。
    とにかく役者さん全員が素晴らしい。
    ショーン・ペンは心の優しいまっすぐな精神遅滞者にしか見えないし
    ダコタ・ファニングは本当にきらめいているし
    ミシェル・ファイファーは本当に美しくて役にぴったりだし
    脇役の人たちがみんな素敵だった。

    とにかく開始15分頃から涙腺が崩壊してしまって
    どっぷり映画の世界に入り込みました。
    お気に入りのシーンは断然横断歩道のところ!
    それと絵や光の具合も好き。

    いいなあ、と思ったのは
    きっと判事さんもSWさんも悪い人じゃないんだよね。
    その瞬間瞬間でベストな状況を作れるように
    職務的義務を果たしてるだけで
    それがサムとルーシー側からすると
    二人の親子の愛を邪魔しているように見えてしまう。
    何が良いかは結果次第だったりするだろうし
    完全なる悪、みたいな人たちがいないのも
    素敵だなあって思いました。

    障害の問題と
    育児の問題と
    愛の問題と
    どれも一筋縄ではいかないテーマだけれど
    温かなビートルズの音楽とともに
    すっと心に染みわたるお話でした。
    観た事がない人にはぜひぜひ観て欲しいなあ。

  • 誰でもDNAから見れば親になれる。

    でも、子どもから見て良い親になるにはとても大変で今の自分ではとても子どもももちろん伴侶を得られるとは思えない。

  • 子役がかわいい。そして良くできた子だ。健気。
    ストーリーは多少強引な感があるが、それでも満足。
    ショーン・ペンの演技がヤバい。

  • 人生で初めての大切な人であろう親。
    その存在は人生で一番大きくて、良くも悪くも何かを残していく。
    これを観て思った事が、こんなに大切に育ててくれて、私はここまで生きることができて本当に良かったということ。
    生まれた時に理由が無かったから何だ!親が途中で病気になったから何だ!完璧じゃないんだ人間なんだー!(叫)
    だから、親が一生懸命育ててくれたから、私は一生懸命生きたい。

  • 娘役ルーシーを演じるダコタ・ファニングが素晴らしすぎる。
    すでに知的障害者の父サムが社会からどのように見られているのかを感じ、それを受け入れようとしている。

    いつものパンケーキがないと店員に喚く父を見るあの目。
    父が読めない単語を自分も読めないフリ。
    父の知能を自分がもうすぐ越えてしまうことを理解している。

    周りが子供のため、という理由で親と子を引き離そうとするシーンでは泣いてしまった。
    最終的にはこの父娘は一緒に暮らすべきだと周りが認め、週末にサッカーを興じるシーンで映画は終わる。(このシーンもよかった…泣)

    ミシェル・ファイファー演じる美しい弁護士もよかった。
    高い知能を持ち、社会的地位も手に入れていれている、そして息子を充分に愛している。
    にも関わらず、息子に上手く接することができない、愛情表現をすることができない。
    この弁護士リタが「子供の愛し方がわからないの!」と涙ながらにサムに訴えるシーンも泣けた…。

    本当にいい映画だが、一つ問題というか…
    長年引きこもっていたお隣りのおばあさんは…?
    彼女のもつ問題は解決していないけど…。

  • 人間の温かみと、優しくはない現実。しかし、ひたむきに時間はかかっても”しあわせ”を取戻しにいく主人公、娘、弁護士の姿に感動しました。

  • こんなにいい映画に出会えてとても嬉しかった。身内に障害者がいたから、とても共感できたし、話に入り込めた!観たら泣くことは間違いないと思う!

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