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- / ISBN・EAN: 0606949339326
感想・レビュー・書評
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輸入盤 0694933932
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ブルースやフォークが基調にありながら、どこかポストロック系の浮遊感を漂わせている。淡々とした美しいリリックスがよい。
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「One Foot In The Grave」「Mutations」に続くフォークという出自に立ち返った作品。アンチ・フォークというシーンから出てきた彼のフォークには、ノイズやパンク、ローファイといった音楽的要素も付随していた。しかし、ナイジェル・ゴドリッチを迎えたこの作品で音は洗練され、音響にも目配せがなされた。彼の失恋がこの物悲しい断絶や痛み、終焉を綴らせた・・・という話も当時は動機として信じていた。
時間が経ち、色々音楽に触れた後に本作を聞くと、セルジュ・ゲンズブールとニック・ドレイクが踏まえられているんだなぁと。「Paper Tiger」は「Melody」のアンサンブル、音に近いし「Round the Bend」はBeck流「River Man」。要は、アメリカ・イギリスのフォーク、ブルーズとフレンチポップの2000年代的な解釈がこのアルバムなのだ、と今では思っている。彼が全曲書いた、セルジュの娘、シャルロット・ゲンズブールの「IRM」(2010)もこのレコードと地続き。「IRM」と「Sea Change」は「Histoire de Melody Nelson」を通じて互いに述懐しあう関係にもある。個人的には「Sunday Sun」「Little One」に毎回持っていかれてしまう。 -
心に沁みる1枚。
アコースティックギターを中心にしつつ、それだけじゃない奥深さも。
なんか泣けます。 -
Beckを集めることにした。ユニオンだと安値で手に入る。Beckは最近の以外では、アルバム名や曲名をいくつか知っている程度だったので、わくわくする。
最初はこれにした。タイトルとジャケットから、クールな感じのエレクトロニックだと勝手に推測していた(そもそもShe Changeだと思ってた)のだが、違った。
サイケデリックてやつだ。アコースティックギターやストリングスを軸に構成されたクラシックなアルバムでありつつ、決して古臭くささを感じさせないところがBeckぽいのだろうか。かっこいい。Airのアコースティック版みたいな。
好きな曲が多いが、今のところPaper Tigar、Lonsome Tears、End Of The Dayあたりがお気に入り。次はどれにしようか -
一曲目の大名曲で幕を開ける。
ジョージのオールシングスマストパス路線というか。
こういうアコースティックに広がりを感じさせる雰囲気は大好き。
ウォームなドラムサウンドも素晴らしい。
ジャケもとってもいい。
01,03,07がお気に入り。 -
M1「the golden age」
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シンプルなアコギアレンジで好きだけど、ちょっと途中飽きてくる感も、、
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こういうBeckは好き。
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この人にしては、やや印象薄め。
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シャッフルでSea Changeの曲が流れると全編通して聴きたくなってシャッフルが止まります。
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ベックほど音の鳴り方・響き方を繊細に操る人もそういないなぁと思う。ヘッドホンで聴いてるとその音の深さに感心してしまう。これ聴いてたら、もしかしたら二十年後にはベックはニール・ヤングみたいな立ち位置になってるのかもなぁとか思った。聴いてたら心地よくて良く寝れた。(04/8/19)
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あったかい毛布にくるまってるような。やさしく頭撫でられているような。そんな心地よいギターの音色、声。ああ涙出そう・・・。ジャケもハイセンスですなあ。
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深海的
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beckで唯一好きなアルバム。この路線でやり続けてくれれば大ファンになれるのに!一曲目イントロのアコギが鳴った瞬間からもう、はぁ〜んって感じで安らぎの国へ行ける。飲んだ帰りの電車の中で聴くの最高。
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時々どうしてもLONESOME TEARSが聴きたくなる。
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五曲目がやっぱりよくて、旅人に聞かせたい。なんとなく。
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911以降混沌とした世界に生きる人々の為のbibleになるべく産まれた一枚。
彼の創り出す音楽によってどれだけの心が救われるのだろう。一音一音に平和を願って止まないbeckのそして人々の想いが紡がれている。
94年振りのLIQUID!とはしゃいだり、お腹が空いたと言ってはお客さんからカロリーメイトもらったりと和んだ雰囲気の中披露された日本発BECK Acoustic Gigは最高の想い出。 -
荒涼とした殺伐感漂う感覚はニールヤングかはたまたニックドレイクか。とはいえども単なるノスタルジーはあまり感じさせず十分「現在」の音楽としてすんなり受け入れることができるあたりは流石ベックちゃんというところ。ジャケも今まででいちばん好きかも。