乙女の祈り [DVD]

監督 : ピーター・ジャクソン 
出演 : メラニー・リンスキー  ケイト・ウィンスレット  サラ・バース  ダイアナ・ケント  クライブ・メリソン 
制作 : ピーター・ジャクソン  フランシス・ウォルシュ 
  • 松竹ホームビデオ (2011年10月17日発売)
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レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105025653

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  • 1994年公開の
    ニュージーランド、
    アメリカ合作映画。

    94年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。



    妄想を共有するほど
    心を通じ合わせた
    多感な14歳の少女二人が、
    殺人の凶行に駆り立てられていく心理を
    丹念に追った異色ドラマ。



    ニュージーランドにある女子中学校。
    内気な少女ポウリーンと
    イギリスからの転校生ジュリエットは親友になり、
    やがて空想世界の中で
    二人だけの世界を作り上げる。
    しかしその絆があまりにも強いため
    周囲の大人は彼女たちを同性愛とみなし、
    二人を引き離そうとする。
    そんな二人が一緒にいるために考えた残酷な計画とは…。



    50年代のニュージーランドで
    現ベストセラー作家の
    アン・ペリーにより
    実際に起きた実話を元に、
    幻想的な映像を見せてくれるのは
    後に『ロード・オブ・ザ・リング』で名を馳せる監督、
    ピーター・ジャクソン。



    いやぁ〜
    トラウマになるほどの
    ショッキングなオープニング及び
    ラストシーンと共に
    とにかく衝撃を受けた作品です。



    濃密で閉鎖的な世界観。


    それは誰も踏み込めない
    彼女たちだけの絶対領域。


    大人への強烈な嫌悪感。


    何度も観直すには
    あまりにもツラい作品だけど、
    映画としては本当に良くできています。




    特筆すべきはその映像美。


    少女たちの妄想の世界を
    見事に映像化した
    幻想的で美しい映像の素晴らしさ!



    ただ二人、
    一緒にいたいという想い。


    しかしそれが叶わぬと知ったとき、
    深い絶望が
    大人への殺意へと変わる…。



    純粋であるがゆえに
    残酷な行為に及ぶ
    少女たちの心理が
    なんとも切ないです(>_<)



    ジュリエット(実在のアン・ペリー)に扮し、
    これがデビュー作となる
    『タイタニック』の
    ケイト・ウィンスレットの
    思春期の少女の
    危うさを秘めた演技が絶品。



    有名ではない作品だけど
    激しく胸を打つ
    衝撃的な傑作。

  • 少女映画と呼ばれるものの中で一番好きな映画。妄想の世界が美しい映像で表現されている。

  • 後味が死ぬほど悪い。でも、観て良かったなとは思います。今の時代、この映画はかなりリアルでみたらすごくシリアスな印象を受けると思います。でも、誰にでもこんなことって起こりえるから恐い。

  • あまりの中二&オタク趣味について行けなくなりかけたが、少年時代というのはこんなもんだなぁ、という意味では良く出来ていた。

    てか、ほんとに実話で主人公の一人はほんとに小説家になってたんだね。

  • HEAVENLY CREATURES
    1994年 ニュージーランド+アメリカ
    監督:ピーター・ジャクソン
    出演:メラニー・リンスキー/ケイト・ウィンスレット

    女子校で出会った二人の少女ポーリーンとジュリエット。空想力豊かな二人は意気投合、妄想の世界に浸る二人の不健康な友情に危機感を抱いた双方の両親は、二人を引き離そうとする。思いつめた二人はポーリーンの母親の殺害を計画、実行に移す・・・という筋書きが実話だというから恐ろしい。しかも未成年ゆえ出所後ジュリエット(アン・ペリー)のほうは作家になって成功している。

    まあそのへんの現実は別問題として、この映画のみどころはなんといっても少女たちの妄想世界のビジュアル化。ロードオブザリング以前はスプラッタ系ホラーで有名だったピーター・ジャクソンの本領発揮で、少女とグロテスクという異色の組み合わせを幻想的に描いてあってとても好きでした。

    原題「HEAVENLY CREATURES」がいいですね。少女たちの妄想力こそが化け物のようだった。

    (1996/1/22)シネマセレサ

  • 1999年 視聴

  • 制作年:1994年
    監 督:ピーター・ジャクソン
    主 演:メラニー・リンスキー、ケイト・ウィンスレット、サラ・パース、ダイアナ・ケント
    時 間:109分
    音 声:英:ドルビーステレオ


    52年、ニュージーランド、クライストチャーチ。
    女子高に通うポウリーンは、イギリスからの美しい転校生ジュリエットと熱烈な友情を育む。
    ポウリーンは下宿屋を営む低所得の家庭に育ち、ジュリエットは名門大学の学長の娘と、まるで環境の異なる2人だが、マリオ・ランザのオペラ、ヒロイックな冒険物語、ハリウッドの美形スターなど、好みや感性は驚くほど似通っていた。
    疎ましい現実を忘れさせてくれるものに崇拝の念を抱く彼女たちの豊かな想像力は、やがて「ボロウィニア王国」という聖なるものたちの物語を生み出した。
    作家を夢見る2人は、ジュリエットが肺結核で入院生活を送る間も、文通を通じて何世代にも渡る物語を膨らませていった。
    その間、下宿人の1人にポウリーンは処女を捧げる。
    彼女たちの意識はますます自身を離れ、この傾向はジュリエットの退院後にいよいよ強まり、2人はフィクションの世界にのめりこんでいく。
    娘たちの親密な関係に異常性を感じ取ったジュリエットの父は、ポウリーンの母にカウンセリングを受けさせる。
    同性愛の診断を下されたポウリーンは、ジュリエットとの交際を禁じる母に激しい憎悪を燃やす。
    やがてジュリエットが両親の離婚に伴って南アフリカに行くことが決定。
    母親さえいなければ、ジュリエットと南アフリカに行けると思い詰めたポウリーンは、愛するジュリエットが用意したレンガで母親を撲殺。
    2人は裁判の結果有罪となった。後年2人はどちらも釈放されたが、事件後は一度も会っていないという。

  • 「小さな悪の華」を見たついでにこちらも鑑賞。
    映画としては「小さな…」のほうが見やすいのかもしれないけど、こちらのほうが少女たちに迫力がある気がする。
    多感な思春期の少女たちの、あの狂気じみたけたたましいエネルギーとか、すごく生々しかった。

  • 小さな悪の華と違って、ブロンドの方が悪なのかと思ったけど、やっぱり黒髪の方が悪だった。
    大人になった今観ると、ヒロインは自己中で幼稚だと思ったけど、自分もあれくらいの歳の時はあれくらい自己中で幼稚で、同じことを考えていた。

    あのくらいの歳頃の少女は、よく映画や本の題材にされるけど、本当にあの歳頃は危ない。

    ケイトは綺麗だったけど、喋り方は、役作りの為か、下手なのかよくわからない・・・。
    他の映画では違うのに。

    でもやっぱり、もっと卑猥な小さな悪の華の方が好き。

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