幕末太陽傳 [DVD]

監督 : 川島雄三 
出演 : フランキー堺  南田洋子  左幸子  石原裕次郎  芦川いづみ  小林旭 
  • 日活
4.02
  • (33)
  • (39)
  • (27)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 178
感想 : 48
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988103600456

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本人ならこれを見よ、黒澤映画よりこれを見よ。自分内邦画ナンバーワン。これを見せてくれた教授には本当大感謝。
    多少落語知ってれば尚更面白いけれど、知らなくったって充分面白いと。撮ったのは昭和だけど江戸の空気がそのまま封じ込められてます。幕末の品川宿。主役じゃないけど高杉晋作もでますよ!登場人物もことあるごとに「三千世界の烏を殺しぃ~♪」と歌っています。
    土蔵相模に泊まってたのは史実らしいし生首持ってきたのはこの人かなぁ…。土蔵相模の本にあったよね…。

    でもそれよりなにより主役の佐平次。落語「居残り佐平次」からの佐平次。こいつのあくまでもどこまでもいやらしいほどの明るさと、部屋に一人になった時に見せるその裏の暗い部分が本当にもうねぇ、たまりません。

    首が飛んでも動いて見せるさ、この四谷怪談からの台詞になんだか集約されています。他人が思う「こいつなら本当に動きそう」、でも自分ではそう見積もってはいなさそう。

  • 墓場と咳。

  • フランキー堺さんに釘付けになる映画。

    キップのいい江戸言葉や羽織の所作の美しさにめろめろっとなります。

    落語が下敷きだけど、知らなくてもとても楽しめます。
    登場する全員の日本語の発音が素晴らしくいいと思う。

  • 石原裕次郎演じる高杉晋作が格好良さったら!

  • 落語の「居残り左平次」や「品川心中」などの世界を組み合わせ、さらに高杉晋作・久坂玄瑞も登場する、一見ごちゃ混ぜすぎじゃあないかい?と思うけど、観てみたらちょうどよくバランスがとれてて、序盤中盤はやはりポップなコメディータッチなんだけれども、最後は少し物寂しくも背筋が寒くなるという雰囲気をがらりと変えてしまう川島雄三監督のそのアイデア、フランキー堺の主役居残り左平次の魅力たっぷりの存在感には、もう・・・降参です!!

  • フランキー堺、大忙し。

  • 川島雄三とフランキー堺が組んだ傑作!吉原での「居残り佐平次」世界をご堪能あれ…

  • 居残り佐平次のフランキー堺がいい味出している。

  • 川島雄三さんっていうのはとても愛嬌のある職人さんだと思う。まあ、何作か映画を観たことしかないんだけれど、その人の良さって言うのがどことなく作品を時代に置いてきてしまったという印象がある。けれど、この作品ではそれがとても良い方向で機能している。何にせよ、落語の世界を作っちゃったんだからいいですよね。まあ、「品川心中」における女優の演技のわざとさは良くなかったけれど。とても暖かい作品。

全48件中 31 - 40件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×