マトリックス レボリューションズ 特別版〈2枚組〉 [DVD]

監督 : アンディ・ウォシャウスキー  ラリー・ウォシャウスキー 
出演 : キアヌ・リーブス  ローレンス・フィッシュバーン  キャリー=アン・モス  ヒューゴ・ウィーヴィング  ジャダ・ピンケット・スミス  モニカ・ベルッチ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.27
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135545787

感想・レビュー・書評

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  • ・「リローデッド(2)」の集団戦闘がつまらんなーと思っていたら、「3」では軍隊と機械の戦争かー……。つまらん。
    ・そもそも「無尽蔵の戦い」って、絵面がどれだけ派手でも乗れない。本作でいえば味方の弾丸も敵のタコ?イカ?クラゲ?(センチネル)も無限なので、見ていて馬鹿馬鹿しい。庵野秀明総監督「シン・エヴァンゲリオン」でも感じたこと。どれだけミフネが顔芸したところで、乗れない。
    ・パワードスーツが共通するリドリー・スコット「エイリアン2」の迫力は有限ゆえの切迫感に依っていたんだな、と遡って分かった。
    ・じゃあ一対一の対決が比較的いいかと言われれば、うーん……雷雨の格闘は明らかに鳥山明「ドラゴンボール」を思い出すが、それ以下だし、ジョシュ・トランク監督「クロニクル」のほうが断然いい。
    ・挙句、幼稚な宮崎駿「ナウシカ」的自己犠牲(あるいは「まどかマギカ」式)に着地するつまらなさ……。
    ・一方では総力戦、一方では個人のやり取りが描かれ、個人のやり取りの結果、総力戦で片一方の戦力が無化し、よくわからないけど何とかなったんだーと喜ぶ構図は、藤子・F・不二雄「ドラえもん のび太と鉄人兵団」に似ている、が、質は雲泥の差。
    ・1は傑作、2は凡作、3は駄作。と個人的には思う。「晩節を汚す」という言葉すら浮かんだ。
    ・シリーズ全体としては、飛浩隆「グラン・ヴァカンス」と関連づけて考えたいこともあるので、「アニマトリックス」(外伝)や「マトリックス レザレクションズ」(4)を、待つ。

  • はっきり言って難しい!

    最初と最後だけで良い様な気もするが・・・・・
    現実(機械の支配する世界?ザイオンの世界)の戦いはどうでもいい様な気もするが

    センチティネル?ボス(統合意識)との対話で
    「何が望みだ!」って問いに
    ネオが「peace!」って答えたのには ちょっと感動した!!

    機械の触手にネオが抱え上げられるシーンは
    ナウシカの様で「♪ランラン ランララランランラン〜〜♪」って
    心の中で思わず歌ってしまった自分が哀しい!


    雨天の対決は圧巻それ意外に伝える言葉が見当たらない
    でも建物の中に入った時に二人の着ている物が乾いているのにちょっと冷めたが

    ネオとスミスは表裏一体って事なのでしょうか?
    ネオが力を付けるとスミスの力も増大するって事なのでしょうか?
    (アウフヘーベンの定理?止揚?)の様に

    そのスミスが「すべての生物の目的は死ぬことだとね」って台詞に
    それに対峙するネオがブルースリーの様なポーズを取るって事は
    暗に「すべての生物の目的は生きる事だ(抗う事)」ってことなのでしょうか?
    まるで抗う者 ベルセルクを思い浮かべたよ!

    スミスの「愛も自由も平和も愛も ただの幻想 マットリックスと同じ虚構」とする唯心論者?
    (飛躍し過ぎか?)と
    ミスターアンダーソン(懐疑論者)の戦い?
    そこに宗教的なものが入って来てる感があるから厄介だけども!

    それを「選択したから!」って結論は・・・・
    まぁ人間ってそんなもんだけどもさぁ

    でもスミス(唯心論者)の「この世界は私のものだ!」って言葉は恐ろしいものがあるよね!
    でも スミスが アンダーソン君をネオって呼んだ時点で
    (neo=oneのアナグラム?)唯心論の崩壊?だよね!
    the ONEって呼んだ様なもんだから

    でもあの終りかたって全てはあの少女の夢だったって事?なの?
    ん〜わからん!
    それすらもオラクルと設計者?の手の平の中って事なの?
    取り敢えずは日はまた昇り
    また繰り返すってこと?
    不確定要素はあったけども計算の範囲内って事なの?
    オラクルと設計者とのせめぎ合いって事?
    それすら流れて行く文字の一文字でしかないって事?

    螺旋階段を上る様に同じ景色を見ている様でもあるが
    少しづつ高みに昇って行ってるって事?

    よくわかんないよ〜〜〜!

    でもオープニングの文字が流れて行くシーン!
    文字が景色になって世界になって
    その世界すら流れて行く文字の一文字でしかないって事を表してるんだよね?

    ん〜纏まりない文章だ!それすらマトリックスの一部であって
    この世界すら更に大きなマトリックスの流れて行く文字の一文字ですらないってことなのでしょうか?

    エヴァンゲリオンの様に謎だらけだよ〜
    エヴァの方はキリスト教と仏教?イスラム教?と
    (マトリックスリローデットは近いかも〜)ユングとか哲学をちょっとかじれば
    ある程度は(ほんの一部分だろうが!)納得出来たが....

    マトリックスは最後の解釈が難しい!

    あの機械の統合意識ってラグナロックて言う所のオーディーンって事?
    ん〜マトリックスの世界は現世に反映してるってのは
    ダークグリーンの現実とRドリームが表裏一体の様なもの?
      (この辺は あまりにマニアックなので理解する必要はない様な気もするが)

    あぁ〜誰か私に解説して欲しい〜〜!

    <a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/00160a7b.b3a18351/?url=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fathine%2f390851%2f390853%2f485758%2f530112%2f%23483485" target="_blank"><img src="http://image.rakuten.co.jp/wshop/data/ws-mall-img/athine/img64/img1009738333.jpeg" border=0 alt="マトリックス レボリューションズ特別版-DVD"></a>

  • ネオ、トリニティー、モーフィアスらはマシンとの壮絶な戦いの中で、人類の勝利と滅亡の瀬戸際に立たされていた。 
    ネオは人類がいまだかつて踏み入れたことのない領域=マシン・シティーの心臓部に入り込む。そして1秒毎にパワーを増し、マシンにさえも制御不能となったスミスと最後の対決を迎えた。 
    “マトリックス”3部作、衝撃の最終章。
    ガンダムの劣化版のようなパワーローダーとセンチネルズの激戦、なんと言っても最初はマトリックスは体制のメタファーとして描いていてマトリックス打倒に向かってストーリーが進んでいたはずなのにネオとマトリックスの手打ちという妥協で終わるのが、ショボい。良かったのは、ネオとスミスのカンフーバトルだけ。

  • リローデッドが格闘アクションばかりだったのに対し、今度は大味な戦争ものという感じ。あんなにたくさん犠牲者を出しておいて、なんとか敵を追い払った後の盛り上がりはさすがにひどかった。自分だけ助かればいいのかと。頻繁に挿入されるキスシーンにも興ざめ。

  • [2013.08.26]
    機械との戦闘と艦のウルトラ操縦シーンはスターウォーズだったし、スミス戦はハリーポッターだったし……マトリックスの良さは特殊効果まみれの肉弾戦にあったのに、それなくしちゃあいくら迫力ある映像でも他の映画と一緒だよー。モニカベルッチ嬢とメロビジアンが一瞬しか出なかったのも残念でならないです。
    さいごは白か黒かではなく、お互いに共存を選択したのは、へえーとおもいました。スミスという共通の敵がいたおかげで仲間意識が芽生えたのかなんなのかあっさりすぎではあったけど。

    ヒューゴウィービングの顔芸は相変わらずよかった。顔芸だけでなく表現力のあるすごい役者さんです。

  • マトリックスレボリューションズ

    やはりリローデッドが余りに出来が良かったので、それと比べるとどうしても見劣りしてしまう。

    映像技術的には凄いことを演っているのだろうが、新鮮味は少なかった。

    しかしもう公開から10年近くが経つのに大して古さを感じないというのは由々しき事態だ。技術が進歩が遅々として進んでいないのではないかと疑ってしまう。物語性を排除しても、映像そのもので驚きと感動を得られる体験はこの先も多くは無いだろう。この映画をメルクマールとする必要は無いが、一昔前の映像体験を軽く超越するくらいの実写映画の登場が待ち遠しい。

  • だんだん話が難しくなってって理解するのに苦労した。
    結局、ネオは救世主やったってことやんな?

  • キアヌかっこいい。けど、やっぱりリローデッド、レボリューションズは蛇足だと思うんだよなぁ。
    どれだけすごい映像技術でも一作目の衝撃は越えられない。

  •  ソースに辿り着いた救世主ネオは、自分の前にも同じように辿り着いた者がいること、選択し人類滅亡か愛をとらなければならないことを知る。Controlしている巨大なシステムは、もはや壊れる可能性の無いものへと進化している。一方で、(おそらく)バグに近いと思われるスミスが巨大な力を持つ。これは、システムからみれば、凶悪なウイルスといえるだろう。伝染し、仲間を増やすワーム型のウイルスを人が演じる面白さ。そして、何よりも選択することへフォーカスしたシナリオはそれが運命なのか、自己の選択なのかという点に疑問を投げかける。船長のナイロビの凛とした美しさに目を奪われた。最後はもうこれしかないかという所だけど、この世界観は大切にしてほしい。

  •  シリーズのラスト。第一作目でその世界観に感動してドキドキしたのを懐かしく思い出す。もちろんアクションシーンもすごかったんだけど、発想の面白さというか、「認識論」をそのまま物語にしたような楽しさがあった。まさにSFであった。
    最後まで来て、そういう世界観の面白さのようなものは跡形もなく消えてしまった。どこぞのアニメで見たような安易な結末である。結局ここに行き着いてしまうのかなってがっかりした。ただそれで不満だったかといえばそういうわけではなくて、期待していた方向とはちょっと違ったかもしれないけど、それを補うだけの派手な戦闘シーンは、ずっと手に汗握って目が離せなかった。なかなかどうして、たいしたものである。
    前2作を見ていなければ、決してみない方がいい映画ではあると思うけど。

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